5.《ネタバレ》 スピルバーグの『プライベート・ライアン』を思い起こさせる上陸シーン。次々と死んでいく中学生たち・・。
中学生の方も、ワイルドセブンの方も、大したキャラクター紹介もないまま、どんどん死んでいくので、感情移入がしにくかったです。もっとも「戦争」とはそんなものなのかもしれませんが。前作に出ていた男子19番三村信史の父親が今回テロリストとして出てくるんですが、そのあたりはもっと触れて欲しかったですねぇ。観る前にある程度、主要人物は覚えていた方ががいいかも。
最初は目的があったゲームも、途中から、何がなんだか分からなくなる。それも映画のテーマなんでしょうけれど。首都爆破テロというものすごい事をされてるのに、まずは中学生を使ってゲーム、失敗したら特殊部隊投入、って最初から投入しとけよって。
冒頭の、世界貿易センタービル・テロを思い起こさせるツインタワーの爆破、アメリカに爆撃を受けた国の羅列、勝者として語られる「あの国」による爆撃、「日本はかつてあの国に12歳の少年に例えられた」と竹内力がマッカーサーの言葉を紹介、などなどドぎついアメリカ批判満載。スゴイっす。今度はアメリカ相手に「BR3」やるんでしょうか。
前作に出ていた前田亜季(なぜかチャドル姿)、ビートたけし達が一瞬だけ出演。
今回の主役は前田愛でしょうね。真剣な顔が格好よかったです。
竹内力が怪演。トライを決めるシーンは意味が分からなかったです(笑)。
ラスト10分はいらないなぁ・・。あそこのシーンで終わっておかないと・・。
「行ってこい!」ってセリフには爆笑しました。ひでぇ(笑)