1.《ネタバレ》 松竹新喜劇のようなストーリーです(爆)
いやぁここまでコテコテですと古き良きアメリカ映画と言われても、
私にはついていけず置いていかれたまんまでした。
なぜなんだ?なぜアカデミー賞作品が合わないんだ?
しかもキャプラなのにJ・スチュワートのそれも若い頃のなのに・・
はて・・?あぁ、そういえば私は寅さんや松竹系人情喜劇が合わなかった・・
しかしこれは洋画だしそれも賞作品、しかしついてゆけない・・
コメディだと確認しながらも時折シリアスになるので、
何か学ぶものがあるかもとかまえれば時代が違うからついてゆけない。
学ぶというのも変でたいそうなんですが、素晴らしき哉やスミスがどうしてもちらつく(笑)
あのふたつとはジャンルが違うので比べちゃいけないのですが軽いんです。
しばらくしてまた再観賞すれば違う評価かもしれませんが・・
どのお話どの人に感情移入すればよいのかわからないままでした。
そのわりに長く感じたのは脚本はコメディなのに凝っていたからだと思います。
面白く観られたのは変な家族の変な夕食と監獄の中でのやりとりかな。
家族のありのまんまを両親に見せたいと言う秘書の恋人の気持ちはわかる。
けどあんたはなんでそんなに天然なの?って思うんですよね。
あの変な家族のありのまんまを見せたら元から結婚賛成してない母とかはもう・・
好きになったらゴーイングって笑えるんですがついてゆけない(笑)
そんなにお人よしなら家出してこの変な家族に入りなさい。
もう養子になっちゃえば?とか思ってたら家出しちゃった(爆)
・・まさに舞台喜劇の世界です(舞台劇のほうがいいかも)
今回も秘書役=賢い恋人はJ・アーサーで天然いい人はJ・スチュワート。
このコンビは完璧で違和感もないのですが私にはついてゆけない~
この家族もこの爺さんもいい人たちなのですがなんか違う。
税金払わない時点で立ち退きなのにとか思ったり、
このてのコメディを真面目に観ちゃいけないんですが、
これは社会風刺コメディなんだとはわかっているんですが、
根がいい人の集まりの家族ってとこがどうも笑えないのです。
火薬を縫ったキャンディの箱を近所に配るなんて笑えない。
しかも赤=革命を起こせみたいな表書きなのですから、
この風刺がドタバタ劇の発端になってはいるのです。