12.《ネタバレ》 いや~お酒は怖いですなぁ~。美味しい飲み物なんだけど度を超したらというか、このレベルになると立派な病気ですな。そんなアルコールの怖さを描いた直球な映画。それが今から70年(!)以上前に制作されてるからスゴイ。若干シナリオの展開に物足りなさは感じつつもなかなかでした。いやーー気をつけようっと(苦笑) 【Kaname】さん [DVD(字幕)] 5点(2016-05-19 20:04:36) |
11.ビリー・ワイルダー監督のアカデミー受賞作品。 これでハードルが上がってしまい、ちょっと拍子抜け。 自らコントロールできないアルコール依存症の苦悩はよく描かれている。 が、何か物足りない。 大変だなぁ…とは思うが、それ以上に心を動かされるには至らない。 評判のレストランにコース料理を食べに行って、「え? それだけ?」って終わってしまった感じ。 当時はアルコール依存症を真正面から描いた初めての作品ということでインパクトを持ち、加算評価されたような気がする。 そういうことを抜きに内容だけで評価すると、今となっては色褪せてみえる。 【飛鳥】さん [DVD(字幕)] 5点(2012-12-08 00:11:34) |
10.アルコール依存症を題材にしたドラマ。 物語が進むにつれ、この病気の恐ろしさをひしひしと感じてしまうのだが、 主人公役の俳優さんが熱演を見せ、ちょっと重苦しいが、緊張感溢れる作品に仕上がっている。 演出も悪くない。ただしドラマとしてのシナリオの出来は今イチ。 物語としての大きな展開がなく、ラストに関してはかなり安直さを感じてしまう。 ずいぶんとたくさんの賞を取った作品のようだが、社会性のあるテーマと、 俳優さんの演技による部分が大きかったのではないかと思う。 【MAHITO】さん [DVD(字幕)] 5点(2011-08-15 08:11:11) |
9.《ネタバレ》 重苦しくヤキモキ、イライラさせられる作品です。彼女の献身的なところは映画ならではですね。自身の痛い、苦しいは、誰にも分かってもらえないばかりか、鼻で笑われるものなのです。ハッピーエンドにうそ臭さを感じます。 |
8.《ネタバレ》 このネタ一発だけで作品を一本作ってやろうという初期衝動性が凄い。ただし、過剰な演出に走ることなく、主人公のちょっとした行動や台詞、ちょっとだけ出てくる幻覚などで、作品に現実性を持たせ、地に足のついた恐怖を見る側に与える手法は、現在でも参考になります。ただ、ラストは今の作品だったら主人公が拳銃自殺してエンドなんだろうし、そっちの方がインパクトがあったと思う。 【Olias】さん [DVD(字幕)] 5点(2009-01-16 12:44:02) |
7.アル中の小説家の苦悩を描いた、へヴィーなワイルダー作品。とにかく暗い。こんなアル中のクソ野郎さっさと死ねばいいのに、と思いながらずっと観てたのでグッタリです。丁寧な作りで、演出も巧みな力作です。あいつは絶対立ち直れない。シリアスなワイルダーはやや苦手だ。 【すべから】さん [DVD(字幕)] 5点(2008-03-19 18:32:29) |
|
6.アルコール依存症と言うテーマだけで2時間近い映画を作った気概には感心しますが、面白くないし、感動もしませんでした。 【くろゆり】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2008-02-27 14:43:16) |
5.《ネタバレ》 アルコール中毒の男の堕落(と救い)を描いた作品。中毒に悩まされる男とその周りの人々の苦悩をシリアスに表現しています。確かに、私を筆頭に人間たるもの、気持ちがヘコんでいる時には、何かに楽なものに身を委ねたいと思ってしまうことがありますもんね。ただ、主人公が幻覚を見るシーンは気持ち悪さが出ていて、これを見て「酒だけは無茶に呑むまい」と思わされました。 【まいった】さん [DVD(字幕)] 5点(2007-10-14 19:55:31) |
4.ラストは時代を感じますね。希望が持てる感じが。 【アンダルシア】さん [DVD(字幕)] 5点(2006-11-16 07:36:14) |
3.引き込まれはしたが、伝わってくるものは特に何もなかった。「ああ、ここで終わりなのね」って感じだった。 【Syuhei】さん [DVD(字幕)] 5点(2006-06-29 17:14:40) |
2.ビリー・ワイルダー監督作品が観たい、と軽い気持ちでDVDを借りました。 いやはや、こんなに暗くて胸いっぱいになるお話しとは、予想外(苦笑) ドン役のレイ・ミランドさんの演技は凄かった! アル中そのもの、鬼気迫るものがありました。 そしてこちらのレビューでアカデミー賞受賞作と知り、この作品が?とビックリしました。 そんなほどの作品なのかしら?と疑問に思ったからです。 【たんぽぽ】さん [DVD(字幕)] 5点(2005-12-03 14:21:16) |
1.わかっちゃいるけどやめられないもの・・・酒、煙草、ギャンブル、ドラッグ、恋・・・退廃的なものには本当に抗しがたい魅力がある。常識人は、ルールを守ってその退廃を楽しんでいるわけだけれど、そのタガが外れて何かの中毒になる可能性は誰にでも潜んでいる。人間とは、この主人公の愚かさが物語るように、きれいごとでは片付けられない弱々しさを持った生き物だと思う。ここで堕落した男を支えた女の姿が素晴らしい。女の力とは、女の強さとは、母性に裏打ちされているからこそ美しい、と私は思う。男の懐など端から当てにせず、愛してしまったダメ男を包容できる余裕、う~ん、素晴らしい。ただし作品自体に文学的シュールさはなく、分かり易いキャラクター、勧善懲悪的結末まで含め、最も単純でありがちな一遍であり、コウモリやネズミの幻覚シーンなど、全体にコミック的。 【ちか】さん 5点(2004-07-19 17:52:07) |