大怪獣ガメラのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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大怪獣ガメラ

[ダイカイジュウガメラ]
1965年上映時間:79分
平均点:4.77 / 10(Review 31人) (点数分布表示)
SFシリーズものモノクロ映画特撮ものモンスター映画
新規登録(2003-11-27)【光りやまねこ】さん
タイトル情報更新(2023-07-16)【イニシャルK】さん
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監督湯浅憲明
キャスト船越英二(男優)日高
浜村純(男優)村瀬
北原義郎(男優)桜井
姿美千子(女優)桜井信代
内田喜郎(男優)桜井俊夫
藤山浩二(男優)米軍基地司令官
北城寿太郎(男優)自衛隊司令官
杉森麟(男優)警察署長
吉田義夫(男優)エスキモーの老酋長
左卜全(男優)百姓のじいさん
三夏伸(男優)札幌放送局のアナウンサー
村田扶実子(女優)百姓のばあさん
山下洵一郎(男優)青柳
中田勉(男優)魚兼の主人(俊夫の叔父)
大山健二(男優)防衛庁長官
谷謙一(男優)警官
森矢雄二(男優)テレビアナウンサー
中原健(男優)魚河岸の魚屋
小山内淳(男優)ちどり丸船長
古谷徹(男優)灯台付近の少年
中条静夫ナレーター(ノンクレジット)
脚本高橋二三
音楽山内正
撮影宗川信夫
配給大映
KADOKAWA(2021年リバイバル)
特撮築地米三郎(特殊撮影)
編集中静達治
録音渡辺利一
照明伊藤幸夫
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7.《ネタバレ》 突っ込み所は多数あるにしても、基本的にはゴジラ(1954)並みの本格的怪獣パニック映画を目指した感じで、大作怪獣映画の雰囲気はある。カメをひっくり返そうとする人間側の発想は自然だと思うが、それをものともせずに回転ジェットでかわす展開や、最後に出たサプライズのZ計画は、公開時に知らずに見ていれば素朴な驚きがあったろうと想像する。また大人と子どものストーリーが同時進行していて、それぞれを担当するヒロイン役が1人ずついるのも豪華といえなくはない。映像面も当時としてはそれなりで、特に東京襲撃の場面で逃げまどう人々の姿を丁寧に描こうとしているのはまともな怪獣映画として評価できる。

しかし、ゴジラが水爆なのにガメラはなぜか原爆というのはスケールダウンに感じられ、なぜか白黒映画なのも時代を遡ったかのようである(どうせあとでさんざん流用するのだから、初めからカラーで撮っておけばよかっただろう)。冷戦が原因で大惨事を引き起こしておきながら「人類愛」で締めようとするのも安っぽい。
また子ども向け映画であれば子どもが出ること自体は変ではないが、この映画を見る限り、後の“子どもの味方”という発想がどこから出て来たのかわからない。東京の悲惨な情景を見てしまえば、少年のいう「カメはみんないい奴ばかり」も説得力皆無であり、幼少時にガメラに親しんだ立場からしても共感するのは難しい。
…ただし、この少年の成長という視点からのレビューが前の方にあったのは真面目に参考になった。なるほどこの映画を単体で見ればそういうことかも知れず、それならガメラ自体の性質がどうあろうと直接関係ないことになる。これは少し反省した。

全体としては正直それほど面白くないが、後世の目から一面的に判断するのは見当違いになる恐れがあり、また少なくともガメラ第一作としての歴史的価値はあるので普通の点数にしておく。なお登場人物(築地の住民)が隅田川を「大川」と言っていたらしいのは自分も少し驚いた。江戸情緒を感じる。
かっぱ堰さん [DVD(邦画)] 5点(2013-01-15 22:03:19)
6.《ネタバレ》 「理由なんてない、ただそこにガメラがいるから。」そんな映画です。博士を始めとするプロの人々と少年とガメラとが、それぞれに好き勝手に思い込みや屁理屈や意味不明な行動を暴走させ、しかしお膳立ては偶然によってどんどん整ってゆき、最終的には1つの形を成す。安易な流れに囚われない、整合性のないエピソードの羅列によって混沌を極めながらガメラという芯によって瓦解せずに作品が成立するという、ヌーヴェルヴァーグの影響を色濃く映した映画と言えます。勿論、こじつけですが。子供の頃、日テレの日曜午後によく放映されていたこの作品、当時は楽しんで見ていた記憶があるのですが、今見るとぎこちない部分ばかりが目立ってしまって。主役のいない群像劇は結局誰にも気持ちを向ける事ができず、ガメラをいかに退治するかのみに絞られた主旋律は面白味に欠け、ガメラのスケールが不明なカットが多いのが怪獣映画としては痛い、と。その分、散りばめられたツッコミネタは楽しめますけど。安易な現場での核攻撃判断とか、人為的海洋汚染とか、それはないわ!ってネタがたっぷり。でも子供の頃から大好きなガメラですからねぇ。この作品では怖くもカッコ良くもないけれど愛は感じます。坂を上がってゆく四足歩きのガメラはキュートでいいわぁ。大々的に人殺しをするガメラって、これと平成ガメラの3作目だけなので、最初の作品でありながらシリーズの中でも異質ではありますけど。お腹減ったから人を殺すという理不尽な凶暴っぷりは、以降の作品ではあり得ないですからねぇ。最終的にドラマが何一つ転がらないという理不尽が常識な世界ではガメラもまた当然のように理不尽な存在でしたという、ちょっとシュールな映画でした。
あにやん‍🌈さん [ブルーレイ(邦画)] 5点(2010-10-23 22:28:54)(良:1票)
5.ガメラシリーズの記念すべき一作目。昭和ガメラシリーズは20年ほど前の小学校の頃にビデオでよく見ていたが、本作を見たのは今回が初めて。当然この当時のヒットシリーズであった東宝のゴジラシリーズに便乗して作られた怪獣映画だと思うのだが、カラー映画で作ってもおかしくないような時代に敢えて白黒で作っているあたりにゴジラシリーズの一作目を意識しているような感じがしなくもない。(単に制作費をケチっただけかもしれないが。)しかし、「ゴジラ」のような重厚感は微塵もなく、軽い仕上がりで、ドラマ的にも盛り上がる部分はなく、脚本もご都合主義全開な感じで、船越英二、浜村純といった大映映画でよく見かける俳優陣も生かしきれておらずイマイチな感じ。だが、1作目である今回から既にガメラと子供を絡ませるというシリーズのカラーが出ているのはちょっとすごい。(まだこの頃はシリーズ化なんて考えてなかったろうに。)それにやはりゴジラにないものをと考え出されたと思われるジェット噴射で空を飛ぶというシーンが初めて登場したシーンが印象的だった。でもやはりさっきも書いたように深みのないご都合主義なストーリーははっきり言って面白くないし、「ゴジラ」には確かにあった恐怖感というものがないので、ラストもカタルシスに欠けるのも本当のこと。なので、一本の映画としては完成度は抜群に低いと言わざるを得ない。だけど、昭和ガメラに対する懐かしさがあるので、まあ5点が妥当かな。
イニシャルKさん [CS・衛星(邦画)] 5点(2010-02-04 02:24:13)(良:1票)
4.正直おもしろくない。
ドラマシーンはあっさりし過ぎでまったく盛り上がりがない。
ガメラが街を破壊するシーンはかなりの迫力を感じたけど、ちょっとしかないのでもの足りない。
まあ最初はこんなもんだったということで、以降に期待。
さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2009-08-02 21:59:56)
3.長く続いているシリーズの1作目ってだいたい面白いハズなんだが、これはそうではないらしい。完全に東宝の「ゴジラ」に便乗して作った感アリアリで、どうもねぇ。ガメラの東京破壊も、60メートルのガメラが頑張って東京タワーを壊したりしてるんだけど、どうも物足りない。人間ドラマのほうも陳腐すぎてひどいものだ。ただ、回転ジェットのアイデアなど、ガメラのキャラクターを確立させた点は評価しても良いと思う。
ドラりんさん [DVD(邦画)] 5点(2007-08-14 22:41:06)
2.「 身長が 60m あるやつが 大人と子供 どう見分けんだ? 」 詠み人 素来夢無人・朝
スライムナイトのアーサーさん [地上波(字幕)] 5点(2005-10-14 06:41:29)(笑:1票)
1.ま、本作のストーリーはほとんど「ゴジラ」のパクリと言っていいでしょう。しかしガメラ自体の設定はオリジナリティがあり、既に本作から完成されていました。火や熱をエネルギー源とし、従って人類の持つ火器は無力。体内に動力源を持ち、火を吐いたり噴射したりすることが出来る。空を飛べる。そして何故か子供には優しい(内向的で迷惑な行動しかとらないこのガキは、是非ガメラに踏み潰されて欲しいと思いましたが…)。当時としては本作のZ計画も中々ダイナミックな設定だし、それによってガメラは死なず宇宙怪獣になる訳ですから、これは中々のアイディアでした、5点献上。
sayzinさん 5点(2004-07-03 22:42:42)
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【点数情報】

Review人数 31人
平均点数 4.77点
000.00%
100.00%
226.45%
3516.13%
4722.58%
5722.58%
6722.58%
726.45%
800.00%
900.00%
1013.23%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.00点 Review4人
2 ストーリー評価 4.20点 Review5人
3 鑑賞後の後味 3.40点 Review5人
4 音楽評価 4.33点 Review3人
5 感泣評価 3.00点 Review2人
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