1.大ルーヴル整備に伴う作業に追われる美術館の裏側を追ったドキュメンタリー。解説も音楽も入れずに、ひたすら淡々と職人や学芸員達の仕事振りを映していく。表の顔である美術品はルーヴルに行けば何時でも見られる訳ですから、滅多に見られない「そこで働く人々の仕事」に焦点を絞ったのは良かったと思います。1,200人にも及ぶあらゆる職種の職員に支えられて、世界最高の美術館が運営されてることが良く解ります。確かに本作には特別な「秘密」も無かったし、映画的に全く装飾されて無いので面白いとは言えませんけど、私には中々興味深い映画でした、5点献上。