2.中々可愛らしい物語で、カメラワークやBGM等の演出も定石ながら的を射ていたし、麻生久美子の魅力は全開だったし、何気に豪華なキャスティングも良かったですけど、どうしても「映像」が受け付けない。全編、ドキュメンタリーでもないのに、照明等を考慮しない白っちゃけた安っぽいビデオ映像が続く。ファンタジックでハート・ウォーミングな作品なら、その雰囲気に合った映像というものがある。今の時代、私も一概にビデオ撮影を否定はしませんが(「エピソード3」も「完全ビデオ映画」ですしね)、本作も一応は「映画」なんですから、もう少し映像にもこだわって欲しい、5点献上。