1.《ネタバレ》 傲慢な地元有力者の父に、彼でも手を焼く困り者の長男、正義感は強いが無力な次男。やがて、長男がある事件を起こしてしまい、裁判となるが……と、なんだか松本清張あたりが書きそうなテーマですが、一応、西部劇。いかにも物語らしい物語で、オハナシとして変に完結してしまってる感じがしてしまい、映画としてこのテーマをどう処理してやろうとかいう姿勢があまり感じられなくって。結局は長男を射殺し、号泣する父、そして、先住民の血を引く女性と交際する次男を許す父。って、こんなわかりやすいラストでいいんでしょうか。とほほ。