1.原作は、立花隆の同名ノンフィクション「宇宙からの帰還」。これ結構面白かったんで、その映画化であるこの作品も見てみたんですが、、、。基本的には当時の映像と、若干の宇宙飛行士のインタビューを織り交ぜてるだけという構成。原作と、この作品に用いられている宇宙飛行士の言葉に、「地球を見たとき、こんなにも美しいものが偶然に出来たとは考えにくい。なんらかの意思によってつくられたとしか思えない」てのがあるんですよね。宇宙に行くと人は自分の思想なんかが変わるようで、こういう「宇宙の人間原理」的な考えになる人が多いみたいです。これはすごく面白い。なんせ宇宙飛行士という、あらゆることを勉強しまくった人が、そういう考えを持つわけですから。それだけインパクトがあるわけですね。