1.《ネタバレ》 「リベリオン」のクリスチャン・ベール、「パール・ハーバー」のケイト、それにフランシス・マクドーマンドと何気に豪華なキャスティングなのに、何故かこの春東京じゃ六本木のシネコン一舘のみでひっそりと公開された作品。よほどつまらないのかと思いきや・・・、話自体は地味だけど見応えのある映画になってて、三人のファンの自分は一安心。ケイト扮するお固い学者肌の女性が婚約者(ベール)の母親(マクドーマンド)に影響され、次第に性的に奔放になっていく・・・。その過程が非常に良く描き出されているんで自分は感心しました。一歩間違えばポルノ映画の題材(懐かしのエマニエル夫人とか)に充分なり得るお話です。ただラストが唐突に丸く収まってしまったのにはちょい不満かな。 ついでにこの甘過ぎる邦題も。クリスチャン・ベールは相変わらずクールな役が似合う!