15.《ネタバレ》 CSでも地上波でもなんか知らんけどしょっちゅう放送されてるイメージがある本映画。
そのせいで、特に観たいわけでもないのに都合もう3回くらい観る羽目になっています。
って、そもそも嫌なら見なければいいわけですが、どういう因縁なのかこの映画が放送されている時間には個人的に暇な事が多く、しかもこの映画は何も考えずに娯楽映画として流し見る分には大きな不満はない上に、登場する女性パイロットは個人的に(主にセクシー的な意味で)好きなジェシカビールとくれば僕がなんとなく見てしまうのはもはやしょうがないと言えるでしょう。
さてこの映画、そもそも「人工知能の戦闘機」が出た瞬間に、どんな馬鹿な観客でも「こいつがアレだな」とその先の展開がわかる「ありがち!」展開なわけで、逆に言えば誰でも想像できるはずのその先の展開を登場人物達はわからないのです。
エリートパイロットとか言ってるけどこいつら実は馬鹿なの?と思ってしまうところですが、世の中には傍目八目という言葉もあるわけで、劇中の登場人物が気づかないのは無理からぬ事なのかもしれません(例えばホラー映画でモブ系の犠牲者が必ずヤバイ方向に逃げてしまうのもそのせいです、多分)
…いやもちろん作劇上の都合なわけですが、それを言ったらおしまいです。
さてさて、この手の映画をアメリカ人以外が観たときに必ず問題になるのが「アメリカ、勝手に他の国にやり放題なのはどうなのよ?」という点なのですが、「もう世界の警察官はやめる!」と公言しているトランプが次期大統領(予定)に決まった事を考えると、アメリカ人以外だけでなく当のアメリカ人的にも「どうなのよ?」と思っている人は意外と多いのかもしれません。
そもそも本当に「世界の警察官を止める」となると、この映画はジャンル的にむしろファンタジーに近いと言えなくもありませんし。
という事でこれを「僕が考えたアメリカが強いファンタジー映画」と考えると、あまりむつかしく考えて文句言わなくてもいいじゃん、とも思うわけですが、一方その程度の映画なのであればジェシカビールには(常時)もうちょっとセクシーな恰好をさせてほしかったと逆に思うわけです。
少なくともテキサスチェーンソーのときくらいの恰好には出来なかったものでしょうか?
ジェシカビールなら適度に生地が少な目の服を着せるだけでどぎついくらいにセクシーになるはずなのに!
ちゃんと水着シーンあったろ!と言われるでしょうが、いや僕としては常時(適度に)エロくあってほしいのです!!もちろん水着は素敵だけれども、それだけではダメなのです。
製作者側としては「普段パイロットスーツだから無理に決まってる!」と言いたいでしょうが、しかし日本の戦闘系アニメの女性パイロットの衣装や、なぜか防御力がなさそうなビキニアーマーを着ているゲーム系女性戦士を考えれば「どうせ低能お気楽娯楽映画なんだから堅苦しい事言わずにそれくらいの恰好させろや!」と言いたくなるこちらの気持ちも製作サイドにはぜひ察していただきたいところです、うん。