1.《ネタバレ》 豪華キャストである。よくこの2人を揃えたものだ。子役だってブランド入りだ。
しかしその理由は。脚本か、監督か、出演料か。と考えてしまうくらいに、中身が薄いんだよなあ。
レッドフォードの「普通の人々」を思わせるストーリーだが、芸術家の身勝手さを描くというところは「ニューヨークストーリー」に出てきた画家も彷彿とさせる。2人の息子が同時に死亡したその事情はいったい、ということでラストまで引っ張るのだが、聞いてみるとそれも驚くほどのことではないし。
雑な映画ではないが、「少年の一夏の経験」というにはパンチに欠ける。エディーは何を学んだというのか?師匠の奥さんと60回エッチをして、小説の書き方は「細部に手を抜くな」と教わりました。終わり。
それにしてもキム・ベイシンガーの驚異的な若さには降参だ。どう見てもミミ・ロジャースより年上には見えない。どこをどうお直ししているのか知らないが、本当に不思議だ。