《改行表示》14.人生、つまるところ運の良し悪しですべてが決まります。 私ももういい年齢なので、それは痛いほど理解しています。 善行を積み努力すれば必ずいい結果がついてくる!なんてのは子供か現実が見えてない人の戯言であって、実際に真面目で何の落ち度もないいい人が「たまたまそこにいただけ」で死んだ例は枚挙にいとまがありません。 (たとえば、強盗に立ち向かって殺される正義感の強い家族思いのお父さんなんかがその典型でしょうか) 一方でどうしようもない人がのうのうと豪邸で暮してる姿、我々、それこそ映画の世界でよく見かけるじゃないですか。 実生活であれ仕事であれ芸能であれ、うまくいくかどうかはつまるところ(そのジャンルにおいて一定の水準の才能があれば)それ以上はもはや運でしかないのです。 悪人でしかもいろいろずさんなどーしようもない人でも運があれば幸せになれるし、何も悪い事をしてないただそこにいただけのおばさんなんかは無意味に殺される、世の中そんなもんだという事を教えてくれる映画です。 【あばれて万歳】さん [地上波(吹替)] 6点(2021-06-28 15:51:59) |
13.《ネタバレ》 この主人公の野郎はクズだなぁって思ったけど、いざこういう立場で追いつめられたら嘘に嘘を重ねて、自衛のためにとんでもないことをやらかしてしまうっていう人間の弱さはわかる気がしてしまう。。あの指輪、まさかああいう展開になるとは。。観終わった後の爽快感は皆無。あと、スカーレットヨハンソンのあのハスキーボイス、なんとうかちょっとガサガサ過ぎてあまり好きになれません。ロストイントランスレーションの時は全然気にならなかったのに。 【珈琲時間】さん [インターネット(字幕)] 6点(2018-02-10 19:59:26) |
12.《ネタバレ》 愛憎のヌルい恋愛不倫ドラマが一転して終盤はシリアスな殺人サスペンスに。彼は一生罪を背負って生きていくしかありません。タイトルからしょっぱい汗と涙をなめる熱血テニス・スポコンのようですが、蓋を開けてみるとドロドロした恋愛不倫・殺人サスペンス。スカ嬢好みではないので何も有り難くないです。 【獅子-平常心】さん [DVD(字幕)] 6点(2013-01-31 01:02:22) |
《改行表示》11.ニューヨークを離れ、ウディ・アレンがイギリスで撮った恋愛サスペンスの上質な一編。 ウディ・アレンと言えばNYの風景、軽快な音楽、アパートの一室、ホームパーティ、そんな中繰り広げられる様々なニューヨーカーの悲喜こもごも、というイメージですが、本作はやはりイギリスを意識してかガラリと作風が変わっています。 しかしお話の方は「ウディ・アレンの重罪と軽罪」でマーティン・ランドーが演じた男の話が思い出される。「重罪と軽罪」で語られる人生の重要な分岐点における選択。本作はそこに運という要素を加味したというところでしょうか。 NYのインテリ層の中年男女の人生の選択を描いた群像劇を、イギリスの上流階級の若い美男美女の恋愛サスペンスに置き換える。「重罪と軽罪」ほどの深みはないですが、その中にもチラリチラリとアレンらしさが顔を覗かせるのにニヤリとしてしまう。 ヨハンソンにとって、これがアレン映画デビュー作ですよね。まず彼女が最初に登場する卓球のシーンで見せる妖しさが凄い。アレンさん、本作を撮っていて、どうしても彼女と一緒に映画に出たくてたまらなくなったのでしょう。翌年には「タロットカード殺人事件」でしっかり共演されていましたから。 【とらや】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2012-02-25 10:06:49) (良:1票) |
10.《ネタバレ》 私は最初からクロエ(奥さん)の事をかわいいし優しい子だと思っていたので、あんまり主人公に共感できませんでした。おまけにクロエは実家金持ちだし。こっちでいいじゃん(笑)序盤で主人公とノラは生まれ育った環境が似ているっぽい説明があったけど、そこの共感はあんまり描かれていなくて残念。「私は男が夢中になる女だから」の台詞は自嘲気味に言ったんだと思います。ノラは美しいしスタイルいいし、でも恋人からふられ続け、主人公を会社の前で待ち伏せして、嘘つきと罵る終盤が悲しかったです。 抱きたい女は別だけど、豊かな暮らしを求めて資産家の娘と結婚する主人公は見ていてそんなに嫌じゃなかった。人生を懸けることのできるものを探したいと言いながら、仕事は手を抜いて金髪美女とセックスして、結局はその愛人を自分の生活を守るために殺してしまう。最後に求めたものは金かよとは非難できないですね。うーん・・・。 【キュウリと蜂蜜】さん [DVD(字幕)] 6点(2009-07-24 16:41:11) |
9.指輪の演出から誰もが一つの結末を予想するであろうことを逆手にとってのラストにはちょっとやられた感がありました。 【マー君】さん [DVD(吹替)] 6点(2007-12-08 15:03:26) |
【michell】さん [DVD(字幕)] 6点(2007-07-01 23:07:43) |
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7.ウッディアレンの映画はラストが観客の予想を上回るので、見終わった時、面白い映画を見たな~という気分になりますね。でも途中は案外退屈なことも・・・ 【はるこり】さん [DVD(吹替)] 6点(2007-06-04 22:25:52) |
6.《ネタバレ》 前情報なしで見たのでそこそこ楽しめた。ただ、後半罪を犯したところでこれから面白くなるのかなと思ってからの盛り上がりはいまいち。指輪を投げたシーンの意味が思っていたのと逆だったのはよかったのだが、結局その運だけでさらりと警察から逃れるというのはあっさりしすぎに感じた。 【HK】さん [DVD(字幕)] 6点(2007-04-21 08:54:47) |
5.《ネタバレ》 指輪から指紋採取はやらんのかね。 【mimi】さん [DVD(字幕)] 6点(2007-02-27 21:03:39) (良:1票) |
《改行表示》4.過去に浮気がばれたとか、現在 浮気が進行中みたいな状況下におかれている方には、きつい内容ですね。 こういう状況は極端ですけど、こういう気持ちは理解できます。 もう浮気は、、、、、できれば、したくないです。 アレンの映画とは知らなかったです。 アレンの作品は初めてなのです。 【こまわり】さん [DVD(吹替)] 6点(2007-02-23 00:29:52) |
《改行表示》3.なんだか評価の難しい映画です。つまんないわけじゃないけどあまり面白くもない。全編を通してウッディ・アレン特有の皮肉が効いているのと女性陣のおかげでまったく飽きることなく観られるのですが、ウッディ・アレンの仕掛けを楽しめるかそうでないかで、評価は分かれるでしょう。ただ、ここのところのつまらないコメディとは違い、最後までどうなるのだろうというミステリー的な展開にウッディ・アレンらしいひねくれた結末のおかげで、後味は良くないものの、まあ、これはこれで良いかというところですね。 これから観る方は事前情報を入れずに観た方が良いでしょう。 【はやぶさ】さん [映画館(字幕)] 6点(2006-10-27 22:36:16) |
2.ウッディ・アレンは好きなのだが、映画館で観たのは初めてだった。決して最高に面白いとはいえないが、やはり私の中でこの人は大きくはずさない。上流社会での暮らしを手に入れた男が、妖艶な女と出会いで、足を踏み外していく…。よくある話を、安定感のある演出で、緊張感のあるストーリー展開を最後までみせる。とくに、最後のシーンのアレンならではのシニカルなせりふ回しは、絶妙だと思った。ただ、ちょっとストーリー展開の整合性のために、主人公たちの性格が後半異常に単純な感じがして、ちょっと安っぽかった。映画館まで足を運ぶほどの作品ではないか…。主人公は「ベッカムに恋しての監督役」だ。この映画では元テニスプレーヤーという役回りだが、この人、体育会系俳優なのかしらん。 【如月CUBE】さん [映画館(字幕)] 6点(2006-09-10 22:26:18) |
1.《ネタバレ》 ひと言で片付けるなら、現代版「重罪と軽罪」といった感じ。おおよそのストーリーはほぼ一緒。ただ「重罪と軽罪」が「人生の不公平さ」「諦めと無常観」を描いたのに対し、本作は“運”ということを強調していて、それをテニスにおける「Luck」と掛けて人生を描いている。タイトルの由来は安易だが、うまくまとまってはいる。最後のオチは「ほう、そっちを使ったか」と、まずまずの出来。また、「あのウディ・アレンがロンドンで撮った!」ということで話題になったが、それほどロンドンっぽさが出ているわけではない。さしものアレンもNYほどロンドンを知らないのは当然といったところか。いつものように配役、キャスティングはさすがにうまい。どの俳優もその役とまったく違和感なし。関係ないが、本作におけるスカーレット・ヨハンソンは確かに艶かしく、魅力的でエロティック。ときおり「瀬戸朝香にそっくり!」と思ったのが意外な発見だった。 【給食係】さん [映画館(字幕)] 6点(2006-05-19 05:45:59) |