26.《ネタバレ》 イーストウッド監督らしく重厚な作りだった。養鶏場の事件は知ってたけど、コリンズさんの話と繋がってるのは知らんかったな。日本だと法執行機関は"ある程度"信用しても良いけど、外国の警察はその地方のイチ勢力でしかないから全く信用ならんよね。麻薬組織、マフィア、軍、警察が争ってて市民の安全より自分たちの安全が優先だから、この映画の警部や本部長みたいのがウヨウヨしてるよね。 【センブリーヌ】さん [インターネット(吹替)] 6点(2021-05-10 00:12:59) |
25.《ネタバレ》 中盤から猟奇殺人が絡むとは。映画では触れていないが、少年への性的虐待も含まれ、村の名前を変えるほど凄惨な事件だった。だからといって、そこにフォーカスすることはなく、腐敗権力に立ち向かうシングルマザーの闘いを貫く。闘う女の象徴である、アンジェリーナ・ジョリーを主役に据えたのはらしいと言える。重く救い難い映画が続いたイーストウッドだが、本作では彼女に"HOPE"(希望)と言わせる。最期まで息子が生きていると頑なに信じたらしく、希望の強度と狂気が表裏一体であればあるほど、女性が自立して生きていくには困難な時代であったと強く印象づける。 |
24.《ネタバレ》 アンジェリーナ・ジョリーの熱演に支えられているものの、なんか物足りない、精神性に乏しい作品だと思った。イーストウッドらしくもない。彼も事実そのものの奇抜さに追いつけなかったのかもしれない。陰鬱な雰囲気だけは出ていた。 あえてイーストウッドらしさを探せば、最後の最後になって事件の全貌がほぼ明らかになっても、アンジェリーナが何の迷いもなく、息子の生存を信じて探し続けることか。絶望の中の希望? 【柚】さん [DVD(字幕)] 6点(2014-10-24 23:02:40) |
《改行表示》23.グラントリノを見た時と全く同じ印象。 しっかりした脚本としっかりした映像。 きちんと映画になっていていいんだけど すべてが古い。新しい何かを生み出していない。 18-19世紀に飛躍的に発展したクラシック音楽が、現代では新しい音楽を追い求めることもなく、10世紀以前から続く長い音楽の歴史に目を向けることもなく、ある限られた数百年の音楽だけを異常に高く評価する変な状況。 まさにイーストウッドの映画のよう。素晴らしい映画を見た満足感はあるものの、これまでにないもを創り出してやろうという野心的な思いがまったく伝わってこない古典には、ゾクゾクさせられない。 |
《改行表示》22.イーストウッドの作る作品はあらすじだけ読むと、一見敷居が高そうだけど、 実際に鑑賞すると取っつき易いものが多い。本作も開始早々、すぐに感情移入ができます。 それにしても、これが実話ベースのお話とは驚き。びっくりしつつ、ハラハラしつつ、 憤怒の情を覚えながら、たっぷりとストーリーに浸らせていただきました。 イーストウッドの監督としての手腕を堪能できる作品。 【MAHITO】さん [DVD(字幕)] 6点(2011-10-09 16:54:49) (良:1票) |
21.アンジェリーナ・ジョリーの演技が見ていると自然と感情移入させられるほどなので最後まで緊張感を持って見られる。が、実話ということでストーリー展開がやや平凡。あの歳の子供が他の親の子供になって平気な理由がよくわからなかった。 【ぷろぐれめたる】さん [映画館(字幕)] 6点(2010-12-26 17:17:52) |
《改行表示》20.長い映画だけど、飽きずに最後まで見られる。 でも、あまり好きになれない。 なんでかっていうと、エピソードが「そりゃありえないだろ」っていうことの連続で、ちょっとついていけないから。 「だって実話ですから」って返されたら困るけど、とにかくやりすぎ。 それと、ラスト。 やはりというか、満足感のある終わり方じゃなかった。 やはり、やりきれなさが残った。 途中があまりに凄惨な話なので、最後くらい爽やかに物語を終わらせてほしかった。 【まかだ】さん [DVD(吹替)] 6点(2010-08-08 17:07:43) (良:1票) |
19.実話だからしかたがありませんが、「これで終わり?」と思いました。気分の悪いシーンが多くて、見ていてつらかったです。 【チョコレクター】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2010-03-01 22:46:40) |
《改行表示》18.高評価は聞いていたが、今までイーストウッド映画を観てこなかったのでかなり構えて鑑賞。他の作品を知らないが、あまりにオーソドックスな演出に意外さを感じながら142分一気に見せるところはさすが。 真面目な映画だなぁ~というのが感想、いろんなエピソードをちゃんと回収して疑問を残さずしっかり映画を終わらせる手腕には感服。 しかし映画としての醍醐味が薄いのもたしか、この映画はこれでいいのかもしれないが、イーストウッドにはもっと違うものを期待していた自分がいます。 他の映画を観て再度判断したいが、現時点、この映画に関しては優等生の模範解答のような映画でした。 【カーヴ】さん [DVD(字幕)] 6点(2010-02-22 09:40:43) |
17.《ネタバレ》 警察の腐敗、連続児童誘拐殺人等の要素を描く際に視点が「母の想い」というメインテーマを忘れがちになるのが気になった。これは警察内部物でもサイコサスペンスでもないはずだ。アンジーの存在感頼みの部分が大きかった。 【Robbie】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2010-02-11 18:49:33) |
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《改行表示》16.《ネタバレ》 邦題だけでなく原題もChangelingだったんだ。 「取り替えっこ」という意味におけるChangelingは、短いフィルムで終わったなぁ。 警察を始めとする公共機関の腐敗を扱った作品だけに、タイトルが惜しいような気も。 140分をあまり意識することなく観ることが出来ましたが、少しばかり長いですね。 もう一度観る? と聞かれた時、 NO だと思うので、この点数で。 【hyam】さん [DVD(字幕)] 6点(2010-01-24 23:13:15) |
15.ちょっと長時間であることは否めない。もう一度見たくなるような作品ではなかったのでー1点。公安権力がいかに危険かを知るために一度は見る価値はあるかと。古い町並みや車などを良く再現されてました。アンジェリーナジョリーだったんですよね?ところどころ綺麗さは垣間見れるのですが、地味な役に徹しきれてたのが素晴らしい。役者ですね。 【お好み焼きは広島風】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2010-01-23 20:12:12) |
14.アンジェリナー・ジョリーの造り込んだ唇は、見るものすべてを台無しにすると思う。 【mimi】さん [映画館(字幕)] 6点(2009-12-20 22:49:09) |
13.《ネタバレ》 行方不明の息子が、警察のでっち上げで帰ってきた。いくら否定しても、アンジーが精神病だと言ったり、とにかく引き下がらない。結局、殺人事件に巻き込まれて殺された可能性が高いとわかる。いかにも、ハリウッド的で、イーストウッド的である。警察が徹底的に悪く描かれていた。現実はそんな白黒はっきりしてないと思うんだけどなぁ。 【kaneko】さん [DVD(字幕)] 6点(2009-11-18 21:54:51) |
12.女性と子供の力強さ、母と子の絆の深さを見ることができました。 【ちゃじじ】さん [DVD(字幕)] 6点(2009-10-26 18:48:24) |
11.《ネタバレ》 予備知識無しで見たので、エンディングで必ず母と子が再会するシーンになるはずと思い込んでみていたので驚愕のラストでした。中盤以降は、母の強さを感じるストーリーで、とても引き込まれました。 【TINTIN】さん [DVD(字幕)] 6点(2009-10-25 01:20:45) |
《改行表示》10.《ネタバレ》 女性の社会的地位や権力乱用など戦前のアメリカ格差社会の中で真実と正義を貫こうとする姿に共感です。 手助けする牧師さんや弁護士、そして学校の先生や歯医者などなど終盤にむけて段々と気持ちがこみ上げてある。今までされてきた仕打ちに対する一言であげるなら逆襲とでもいうかなぁ、その辺りの描き方が実に気持ちいい。心の中で応援しちゃいました。 結局、息子のウォルター少年は見つからずじまいだったんですが、物語の最後、刑事にむかっていう一言。今後の人生とそして我が子を想う母親の気持ちがひしひしと伝わってきて「たしかなものをみつけたの」とこの直後に続くセリフよりも先に“希望”と口づさんだ自分がいましたよ。人間によって生きる希望ってのは大事なんだと改めて感じさせてくれた作品でした。 【シネマブルク】さん [DVD(字幕)] 6点(2009-10-23 13:16:44) (良:1票) |
《改行表示》9.《ネタバレ》 権力者の腐敗はいつの世にもあるのであろうけど 本当の弱者は「それはおかしい」と、手を上げることも できず死んでいくのだろう。 腐った権力者と倒錯殺人鬼どっちが怖いのか? 【翼ネコ】さん [DVD(字幕)] 6点(2009-10-03 20:32:50) |
8.現在,女性目線・女性の都合が色々な意味で世の中の常識の中心になっているのは,こういった時代の反動なんでしょうかね.話自体はつまらなくはなかったのですが,バランス的に警察と精神病院での女性虐待のパートが少し弱い感じがして,主人公の焦り・イライラの蓄積みたいなものが,この手の映画としては足りなかったかな. 【マー君】さん [DVD(吹替)] 6点(2009-10-03 17:45:06) |
《改行表示》7.《ネタバレ》 アンジェリナー・ジョリーはアクションだけかなと思ったら 演技力も中々のもの。 警察の手抜き操作、しかもそれを押さえようとする権力。 これに真っ向から対決する被害者。命がけで真実を追究する母。 クリント・イーストウッド監督は上手い! 【ダイバー】さん [DVD(字幕)] 6点(2009-09-06 14:36:40) |