13.《ネタバレ》 タイトルはおっぱいバレーですが、部員達がバレーの練習をするシーンはほとんどなく、
ついでにおっぱいも出てきませんので、バリバリのスポ根ものやお色気目的で観ようとすると
肩すかしですよ~!(笑)。最初のノリが、典型的な青春おバカ路線だったので、
「あ~、このタイプのやつかよ~。しかもくだらないし、、、」なんて思っていたのですが、
おっぱい先生が学校側に呼び出されクビになるところから急に感情移入出来る内容に。
そう、この作品、少年達の成長物語というよりは、むしろ先生のほうに軸がある。
おっぱい先生の成長物語なんです。どうして教師を志そうと思ったのか。
自分が学生だった頃の、素晴らしき先生との出会い、そして亡くなってしまった
その先生の家を訪ね、涙する下り。そこがこの作品の一番のピークでないかと個人的には思います。
だから、部員達は脇役。あ、彼らもちゃんと成長はしてるんですけどね。
70年代が舞台のようで、車とか街並みとか服装とかを当時のまま再現していて、
それってどれほどの意味があるんやろ、別に現代劇でもいいんちゃうの、なんて最初は思ったのですが、
今の中学生だと、色々とネットで見れちゃうからあれだけおっぱいに対して必死になったり
しないのかもしれませんね。でもなんか寂しい! 空気圧をおっぱいの感触だと思って怪我するような
バカは、やっぱりいつの時代にもいてほしい! お後がよろしいようで。