《改行表示》19.《ネタバレ》 結構辛いコメントが多い作品ですが、私はそこそこ楽しめました。この映画は、おそらく本格的なサスペンス要素を求めるのでは無く、舞台のニースの美しさ、グレース・ケリーなど豪華なキャスト、そしてコメディタッチかつ男女関係に重点を置いた演出など、全体的に贅沢で艶やかな雰囲気や、軽妙なノリを楽しむ映画なのかもしれない、と私は思いました。軽い気分で見た方がむしろ楽しめると思いました。 ストーリー的には多少矛盾も感じましたが、あまり難しいことを言わない方がいいのかな?とも思いました。 (と言いつつ書きますが↓。完全にネタバレです。) ○「あれ??」と思ったところ【ネタバレ】 ・往年の宝石泥棒である主人公(ケーリー・グラント)に興味津々で盛んに誘惑するにも関わらず、母親の宝石が盗まれたと知った途端に掌を返したかのように主人公を責め立てるグレース・ケリー。主人公が数々の事件の犯人だと確信していた筈では? ・保険屋はなぜ主人公に協力したのか。保険金の支払いという被害を被っており利害が一致するとはいえ、昔の仲間からすらも疑われている主人公を本当に信用するだろうか? ・なぜ「あの人」は主人公を陥れようとしているにも関わらず、保険屋という協力者を紹介したのか。 その他、強引に事件を終結させようとする警察や、主人公に送られる「メモ」も合点がいかないものでした。 とはいえ、上述のように贅沢な雰囲気が楽しめるこの映画が、私は好きです。 【wayfarer】さん [ブルーレイ(字幕)] 6点(2019-11-25 20:46:22) |
18.《ネタバレ》 グレースケリーの映画。気品があり、美しい。ただ、裏窓の方が良い。 【にけ】さん [映画館(字幕)] 6点(2019-01-16 05:29:45) |
《改行表示》17.《ネタバレ》 映画冒頭で豪華客船の模型を背景にキャストを紹介していたので、主演がケーリーグラントだし、「めぐり逢い」のようなロマンスにヒッチ調が加わるのかなと思い、観てました。でもその後、豪華客船は出てきませんでしたね(笑) 今回の美人さんはグレースケリー。グレースケリーがキャットだったら面白いなぁと思ってましたが、さすがに彼女にアクションをさせるほど、ヒッチコックは鬼ではなかったね。しかしこの映画でなんといっても名場面は、無関心を装った彼女が、部屋に入る前にいきなりケーリーグラントに熱いキスをするというシーン。男なら「おぉ!?」と思ってしまうだろうなぁ。 内容はというと、主人公が泥棒成金なので、感情移入がいまいちできなかった本作。サスペンスとは善人が窮地に陥るから成立するもんなのだなぁとしみじみ実感しました。 【トント】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2017-09-11 11:29:07) (良:1票) |
16.ヒッチコック映画としては不満が残る映画。そもそも警察が来たからと言って逃げ回るようでは疑われても仕方がないし、自らが真犯人を捕まえなければという設定も得策には思えない。見所はグレイス・ケリーの美貌のみならず美しい南フランスの風景、仮装パーティの豪華衣装か。 【ESPERANZA】さん [DVD(字幕)] 6点(2014-11-11 19:31:02) |
15.《ネタバレ》 ヒッチコックらしくないと思ったのが第一印象、もうちょっとストーリーの緊迫感が欲しいところ。ゲーリー・グラントの渋さと、グレース・ケリーの美しさ。そして、仏頂面の監督に6点。 【min】さん [DVD(字幕)] 6点(2013-07-20 20:49:39) |
14.《ネタバレ》 代わりの代わりの代わりの・・・であることが、終盤で一挙に判明する。父親の義足の代わりを行う娘、つまり男の代わりに女の犯行、さらに黒幕の代わりの実動部隊、そして、ほんとうに面白いハナシ(主人公が犯人)の代わりに万人受けする(犯人は別に居るという、客体化の)結末。ずっと、ひょっとしたら主人公が犯人かと観客は思い続け、これこそがミステリー要素を兼備したサスペンス(宙吊り)そのものである、ラストで「ぶら下がる」(suspend)犯人なんかよりも。フィルム・ノワールふうに黒を強調した夜のシーンが美しい。 【ひと3】さん [DVD(字幕)] 6点(2012-08-16 13:03:17) |
《改行表示》13.南仏の保養地を舞台にした、ヒッチコック作品の中ではハラハラ感が無くコメディタッチで撮られた作品です。ヒッチコックのこうした作品としては「ハリーの災難」が思い浮かびますが、死体で遊んでしまうブラックユーモアにあふれた「ハリーの災難」と比較すると、本作は猫の正体は誰だ!?というミステリ、警察の攻防のサスペンス、ロマンスと色んな要素がありますが、あまり面白味を感じられませんでした。ただ、「ハリーの災難」同様に風景の綺麗な映画です。また、ケイリー・グラントの胡散臭さを漂わせつつ品を感じさせる演技は流石にうまいし、グレース・ケリーのお美しさは言うまでもありません。特に花火の夜のシーン、白いドレスのグレースは本当に綺麗でした。 【とらや】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2012-03-18 20:30:33) |
12.保養地を舞台にしているためか、ユルユルな展開。のんびりしているのもいいですが、そればかりでは間がもちません。犯罪ものにしても恋愛ものにしても、ある程度のサスペンスは必要なはず。平熱にもテンションが上がらないのは厳しい。グレイス・ケリーの美しさに免じてこの点数。 【アングロファイル】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2011-05-10 22:55:00) |
11.ストーリーは中だるみも甚だしい。景色と衣装の豪華さ、静けさ&暗さの表現がすごかった。 【HRM36】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2010-05-06 22:18:12) |
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10.《ネタバレ》 サスペンスなようであまりサスペンス色がなく、ロマンスかと思いきや意外にそうでもなく… な内容であったかと。フランス(?)の景色は観光気分満点で、ある意味、美しいグレース・ケリーを堪能する映画でアリマシタ 【Kaname】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2009-11-28 16:42:05) |
9.若いコをたぶらかすなんて,わるいおぢさんですなあ。主人公も話全体もマイルドな007といったところでしょうか。昨今のつまらん中途半端なサスペンス物に比べて,昔?のスリラー物は安定感があるので,犯人がわかってしまってもおもしろく鑑賞でき,さすがだなと思います。 【さそりタイガー】さん [DVD(字幕)] 6点(2009-09-30 00:19:34) |
8.グレース・ケリー・・・美人すぎだよ。特典で入ってたイーディス・ヘッドの紹介でグレースの衣装について紹介されてたけど彼女の素晴らしさを演出したのは衣装がいいからなんですねぇやっぱ。どれだけ俳優の人を上手く表現できるかがよく分かってるイーディス・ヘッドって人はほんとすごい人だ。ちょっと松崎しげるっぽい皮膚の黒さをしてるケイリー・グラントを主演に持ってきたヒッチコック映画ですが、いつもとは違う楽にストーリーに入り込めて尚且つグレースの美貌を拝めるいい映画ですよこれは。 |
7.偽者は誰なのか!というストーリーはまぎれもなくサスペンスなのに極力サスペンス演出を排除し、ロマンス色、コメディ色を前面に押し出している。今気づいたのですが『ダイヤルMを廻せ!』『裏窓』そしてこの『泥棒成金』というヒッチコックとグレース・ケリーのコンビで見せる3作品ってすべて同じ年の製作なんですね。凄い!でもなるほど、だからこそ作風をあえて変えてきたのでしょう。ロングショットで見せるカーチェイスシーンは意図的にスリルを排除しているのがわかる。南仏ののどかな景色を眺めながらのちょっとした観光気分を味わえるカーチェイス。そしてやっぱりグレース・ケリー。クールなお嬢様がプンプンと怒る様がなんとも可愛らしい。そして熱烈なキスシーンでは大人の女の顔を見せる。美しいグレース・ケリーを堪能する映画。でもどうせならもっともっと彼女を前面に出し切ってほしかったような気もする。 【R&A】さん [DVD(字幕)] 6点(2006-06-29 11:50:08) |
6.「中古車」よばわりされるグレースケリー。若さは最大の武器だな。 |
5.男のファッションの教材的作品。特に、ケーリー・グラントが登場するたびにネックウェアを替えて出てくるのが参考になる。また、葬式で黒ずくめなのは日本だけという説があるが、なるほどこの地の葬式に参列する者の服装は黒ずくめということではないことが確認できる。女の人の車の運転シーンが妙に記憶に残る私としては、グレース・ケリーが真夏の南仏で手袋をしながらハンドルを握っていたのがそこはかとないやんごとなさ感をかもしだしていておかしかったのを覚えている。 |
《改行表示》4.《ネタバレ》 ヒッチコックの金髪美女好みは有名ですが、ジョーン・フォンテイン→イングリッド・バーグマン→グレース・ケリー(→ティッピ・ヘドレン)と続く“ブロンド”フルコースの中でも、グレース・ケリーだけは“別格”だと思いませんか? だって、『レベッカ』『断崖』のフォンテインも『白い恐怖』『汚名』『山羊座のもとに』のバーグマンも、いつもヒッチコックにいいようにいたぶられてビクビク怯えているのに……なのにグレース・ケリーときたら! ヒッチコック映画初主演の『ダイヤルMを廻せ!』では死の淵から救われて若い恋人とくっつき、『裏窓』では恋人(←今度はちょっと老けてるけど 笑)との関係の中で完全に主導権を握り、本編に至っては恋人(←やっぱり老けてるけど 爆)に自分の実母との同居まで認めさせちゃった!! なんちゅうエコ贔屓なんでございましょうね(呆)。このように考えると、『泥棒成金』はもはや映画ではなく、グレース・ケリー様に贈るヒッチコックの究極のラブレターだと言えるんじゃないでしょうか。もっとも、他人が見てこんなに楽しめるラブレターなんて、そうそうないと思うけどネ。 【Pewter All】さん 6点(2003-11-15 23:25:24) (良:1票)(笑:1票) |
3.ヒッチコック先生の“3時のデザート”的作品でした。サスペンスらしいドキドキ感なんてほとんどなく、美男・美女のラブ・コメディーでしたね。ただ、犯人像はちょっぴり意外 …。舞台はフランスの高級リゾート地、リビエラ。やはり、グレース・ケリーの美しさと豪華なファッションが見もの。ケーリー・グラントとヒッチコックの、バス内でのツーショットには笑えた。軽いタッチの「おしゃれ泥棒」と見れば、悪くはないと思いますヨ。 【光りやまねこ】さん 6点(2003-05-04 17:09:04) |
2.いまいちな出来でした。それよりもグレイス・ケリーがケイリー・グラントに惚れてしまうあたりの設定が気になって仕方なかった。どうしてヒッチコックの映画では初老or中年の男&若い金髪美女っていうカップルばかりできるのでしょうね。普通に美青年が主人公のヒッチコック映画があれば観てみたいものです。序盤にあった猫が行ったり来たりしてるシーンはちょっと印象的で良かったです。 |
1.グレイス・ケリー三部作でケリーが一番美しいが、物語はいまいち。 【プリン】さん 6点(2001-02-15 13:33:14) |