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しんぼる

[シンボル]
Symbol
2009年上映時間:93分
平均点:3.53 / 10(Review 75人) (点数分布表示)
公開開始日(2009-09-12)
ドラマコメディ
新規登録(2009-08-24)【目隠シスト】さん
タイトル情報更新(2024-04-08)【イニシャルK】さん
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監督松本人志
キャスト松本人志(男優)
脚本松本人志
製作吉本興業
製作総指揮白岩久弥
企画松本人志
制作ファントム・フィルム(制作プロダクション)
よしもとクリエイティブ・エージェンシー(制作プロダクション)
配給松竹
特撮瀬下寛之(VFX監督)
照明金子康博
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6.確かにこの出来では一般的に高評価は望めませんね。でも、つい最後まで観てしまいました。スカパーで何度も放送されるたびに、やはり観てしまいます。最初は「なんだこりゃ?」と、さっぱり意味がわかりませんでした。ただ、2回・3回と観ていくうちに、「これは何も考えずに観る映画」だと思いました。無理やり意味づけたり、解釈する必要もないのでは?完成度は高くないし、意味不明ですが、でもこういう作品、あってもいいと思いました。
ramoさん [CS・衛星(邦画)] 6点(2011-07-31 00:53:15)
5.《ネタバレ》 たぶん、これはどういう意味があるんだろう、と考えること自体無意味な映画なんだろうが、観ているあいだ何も考えないことも難しいので、まあいろいろ考えてしまう。この白い部屋とメキシコとどう絡んでくるんだろう、というのが一番の興味になるわけ。この監禁は天使のいたずらなのか、あちらにはカトリックで、ここらへんでつながるのか、とか。あの覆面をとると何かなんだ、とか。白い部屋は日本の象徴か、とか。ある種の閉塞感。自分が望んだものでなければモノは手に入る。醤油なしでなら寿司も食える。出口の暗い部屋に閉じ込められたとき、パジャマ男は白い部屋で監禁されたままの暮らしでも良かったんだ、という夢を見た。あそこらへん、今の日本の精神状況と言えなくもない。脱出への試行錯誤では、番地表示板で押さえてガムテープで止めて伸ばしていくと、ツーッと剥がれていくとこが好き。で、メキシコとの切り返しで切迫を高めていって、その頂点でああなる。このハジけた感じは、私はけっこう嬉しかった。そして無意味な奇跡が続く。パジャマ男は閉じた部屋から闇を抜けて世界に作用を及ぼせるようになったわけだが、その作用の無価値さ。なんかこの馬鹿馬鹿しさは、宗教的なるものへの批評として、いいとこをついているような気もした。この先を「教祖の妄想」と大笑いしていいものなんだか、へんにマジメぶっているので、真意はつかめません。
なんのかんのさん [DVD(邦画)] 6点(2010-06-11 12:24:18)
4.男性のシンボル、時代のシンボルなど思いめぐりながら観ましたが、なんとなくわかりそうでわからないまま終わってしまいました。映像に表現しきれていないんじゃないかなあ。「こうつくりたい! こんな効果を狙いたい!」というイメージは伝わってきたんですが……。
ようすけさん [DVD(邦画)] 6点(2010-03-07 22:53:16)
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3.《ネタバレ》 DVDを購入してメイキングまで見ました。 脚本は無いと言うこの作品、過去のレビューで語りつくされてますが1つだけ。 様々な映画やアニメのシーンを思い出させる作品だと思いましたが 私はTVゲームのRezという作品も連想しました しんぼるを押す効果音がまったく同じなのが一番の要因だとは思いますが 曲や世界観もシンクロしているように感じられました。 Rezのストーリーは、全知の存在である者が自己閉鎖してしまい、それを救済するという話 しんぼるは、パソコンの前に座り込んで全能感に浸っている若者達への、救済はしないけど警鐘なんじゃないか、などと解釈しました。
tachicomaEMSさん [DVD(邦画)] 6点(2010-02-07 06:30:14)
2.《ネタバレ》 自分が最初に笑った場面は「マグロの握りが出てきたところ」です。小皿に醤油が無くてクスッ。どうですか?このシチュエーションを字面から想像して笑えますか?笑えないですよね。これが可笑しいのは、これまでの前フリ(物語の流れ)を知っていることが前提。さらに観客側に「鮨は醤油に付けるもの」という常識が必要です。視覚、聴覚を初めとする五感を活かし、想像力をフル稼動させ、自身の知識・経験と照らし合わせます。場の空気も影響しますし、タイミングは命です。様々な要素が刹那に融合し、笑いが生まれる理屈。送り手と受け手が共同で創り出す緻密で豊かな感情表現が「笑い」だと考えます。主導権は送り手が握っていますが、決定権は受け手に在ります。どんなに的確でセンスの良いネタでも、客に受け入れる度量が無かったら意味がありません。そのような観点で本作を捉えてみると、鑑賞中に自分が抱いたモヤモヤの正体が見えてきました。「今の笑うところだよな」「これは何のメタファー?」客が監督の意思を慮っているうちは、笑いも湿りがち。当然です。笑いは瞬発力ですから。ただ、これは松本監督の狙い通り。そもそも正解を設定していない映画なら、戸惑って当たり前です。この手法を不親切・手抜きと取るか、モヤモヤ自体を楽しめるかは、観客次第。自分は後者のタイプなので不満はありませんが、“答えなんか無くても正解が在る素振をする”のも監督の仕事のうちかなと。ちなみに最後に出て来た巨大しんぼるが大人のそれだったら+2点でした。(10/3なんばシネマパークスにてレイトショー鑑賞)
目隠シストさん [映画館(邦画)] 6点(2010-01-04 19:33:41)
1.悪くない。映画じゃない映画がはびこる昨今にあって少なくともこれは立派に映画だ。言葉不要の笑いは映画だけが持ちうる特権なのだ。松本人志は映画を知っている。スイッチが天使のおちんちんというのは、常人とは違う何かを持つ者の発想なのだろう。大まかなストーリーは実に幼稚なような気もするが、言い換えれば素直さといったものが作品に溢れているようにも思う。元々、常識人の見識でしゃべる人ではなく、まるで幼児のような馬鹿げた想像力を武器にしている人。けして何かのパロディではなく、おそらく純粋な創作なのだと思う(もちろん無意識に土台となったものはあるでしょう)。根底に流れる子供っぽさはやはり同じくSFという括りに入る『大日本人』以上に表出している。だからオナニー映画などと批判もされるのだろうが、オナニー映画の何が悪い。人が満足するものを模索する人は商売人。自分の満足するものを人に提供するのがアーチスト。松本は明らかに後者。この道を進み続けてほしい。
R&Aさん [映画館(邦画)] 6点(2009-09-25 15:07:38)
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【点数情報】

Review人数 75人
平均点数 3.53点
045.33%
1810.67%
21114.67%
31824.00%
41216.00%
5912.00%
668.00%
756.67%
811.33%
911.33%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 5.66点 Review9人
2 ストーリー評価 2.54点 Review11人
3 鑑賞後の後味 2.72点 Review11人
4 音楽評価 4.00点 Review8人
5 感泣評価 0.71点 Review7人
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