1.《ネタバレ》 中年になった現在と女子校時代を交錯させながら描かれる女の友情物語。
学生時代に思い描いた将来とはかけ離れた現在に、抱くやりきれない思い。
それでも、輝いていたあの頃を思い出し、忘れていた何かを取り戻すのはよくあるストーリーだが共感しやすい。
最終的にはグループのリーダーだったチュナの遺言&遺産によってメンバーが救われるが、ファンタジーのようなハッピーエンドに感じられる。
サンタからのプレゼントのようなものだけに、努力して自力で勝ち取ったものよりも重みや感動に欠ける印象。
ベタ中のベタといった青春映画だが、照れずにやりきったのは韓国映画だからか。
邦画だとひと昔前ならともかく、今ならとても照れ臭くてできないテイストかも。