1.《ネタバレ》 思っていたよりだいぶ変化球。
目が覚めるたびに姿が変わるというのだけは聞いていたのですが、見た目どころか性別も年齢も人種まで変わってますやん。あまりにファンタジーすぎて感情移入しづらい設定でした。せめて人種や年齢は変わらないほうが良かったのでは。性別までにしてくれたらもう少し感情移入しやすかったかもしれません。
ただ、何が出るかわからない、パルプンテみたいな設定は確かに面白いです。
イケメンが出るまで待って、それからデートに誘うとか、ちゃんとこの設定が活かされているのが良い。
イスがウジンを追っかけてチェコまで来たとき、ウジンが『どちら様ですか。』ととっさに誤魔化すくだりなんかは特に好き。
その一方で、さすがにこれだけの役者さんを使っちゃうと、どーしてもウジンに見えない人たちも出てきます。
個人的に決定的なのは上野樹里と子供で、ウジンともはや別人格に見えてしまってせっかくの設定が台無しです。
やっぱりこーゆー設定にする以上は、誰が演じてもウジンだと感じ取れるようにしないと失敗だと思います。
まあ最後はハッピーエンドでめでたしめでたしなので良しとしよう。
ところでウジンの寿命ってどーなるのでしょう。