3.《ネタバレ》 シリーズ最高傑作との評を聞きつけ、勇んで鑑賞。んで、アクションは凄いけど話がイマイチなシリーズから、話はそこそこだけどアクションがショボい作品が爆誕!とゆーのが正直な感想。全体的になんか低年齢向け化している感がアリアリで、特にトランスフォーマーのデザインが分かり易い(少しチープな?)カッコ良さに様変わりし、展開面も頑張っていて決して悪くはないのだが惜しむらく所々が結構に雑でこれも何か子供騙しな気もする(特にラスト、バンブルビーとの別れが率直に言って無理矢理だったり。別にチャーリーん家で潜伏しとけば良くない?)
他にも凄く気になったのが、トランスフォーマーが地球に来て早々ペラペラ英語喋りながら「ここが地球か…」とか言っちゃうスーパー適当描写とか。何より一番痛いのがアクションで、敵も味方もちっこいのが数体しか出てこない上、中盤は殆どアクションも無く、その点は端的に物足りない。前評判ほどではなかったというのが結論的な評価で、これをシリーズ最高傑作とか言っちゃうのは寧ろシリーズの全否定だと思う。
とは言え、前述の通り話はベタながらもかなり頑張ってるとも言えるし、シナリオ上のイケてる工夫も有って少なくとも退屈で死にそうとかでは全くないし、シリーズ代名詞たる臨場感抜群のアクションもラスト付近に有るには有るし、何より主演のヘイリー・スタインフェルドはルックスも良い上に相当な熱演でかなり良かったし、娯楽作としては普通に及第点で、特にファミリーで観る分には確実に満足して帰れる程度の出来。毛色の違ったスピンオフとして割り切って観るなら、そんなに後悔はしないかと。