10.この題材で、この時代で、モノクロは珍しいと思いました。アクションシーンで、パンチが当たってないのに、当たったことにして吹っ飛んだり、倒れる演技を見て、先行きが危ぶまれたのですが、後述するように、作品の肝はパニック下での人間描写なので、慣れると気にならなくなります。今でこそゾンビ映画というと血みどろ要素満載ですが、ゾンビ映画の元祖と言える本作に、スプラッター要素がほとんど無いのは驚きで、とても新鮮でした。ぱっと見、生きてる人と見分けが付かないのですよね。帰還した金星探査衛星の爆発による放射能の影響で、ある地域の、埋葬される前の死体が生き返ったという設定なので、肉体はほとんど崩れていなくて、メーキャップに凝るようなことはしてません。ゾンビ一人一人は動きが鈍いので大して強くなく、不意を突かれない限りは退治可能なのですが、群れをなすと、とても難儀するというもので、ゾンビの群れに襲われて、ある家に避難してきた男、女、カップル、親子が、この非常事態にどう対応するかという人間ドラマ的な要素が強く、そこの部分がしっかりとつくられているので、ホラー要素が弱いにもかかわらず、とても楽しめました。エンディングは、期待に応えてくれました。 【camuson】さん [DVD(字幕)] 6点(2023-02-18 20:31:47) |
《改行表示》9.《ネタバレ》 黒人男、最後、なぜすぐ助けを求めない?誤解を与える行為はしないこった。だが、ゾンビ映画はバッドエンドのほうが良い。 ※ロメロのゾンビ三部作、製作年代が新しくなる毎に、原題とエンディングの明るさが増している。 |
8.《ネタバレ》 ○誰よりも活躍し、行動的な黒人主人公がゾンビから唯一生き残るが、最後には白人の手によって銃殺されるという皮肉。時代的にもどこかニューシネマっぽく、静止画で音声のみが流れるラストの空虚さといえば。○助かるためにいくつかの手段を講じる中、ガソリンを入れるシーンで松明の火を引火されるミスはさすがにお粗末。あの家に登場人物を閉じ込めるためとはいえ。せめてゾンビに邪魔されるくらいで良かったのでは。○いわゆるゾンビ映画の走りらしいが、それなりのことはやっているなという印象。 【TOSHI】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2017-01-04 19:53:05) |
7.まあ記念すべき作品であるのは間違いないですね。内容的には最初のゾンビ登場シーンの不気味さにつきる。 【noji】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2009-08-06 06:50:20) |
6.《ネタバレ》 死ぬ時のあっけなさ、ラストのあっけなさ、緊張感のあるシーンの連続だが何か乾いた感じがいい。 【しっぽり】さん [DVD(字幕)] 6点(2008-09-10 19:48:24) |
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【Yoshi】さん [DVD(字幕)] 6点(2008-07-11 23:01:33) |
4.《ネタバレ》 人類の破滅への始まりが描かれているロメロのゾンビ映画の一作目。ゾンビという認識も対処法も発生の仕方も分からない所から始まる話は、これから起こり来る恐怖への幕開けを感じました。ゾンビと一緒に焼かれるベンの姿の救いのなさがとても印象的でした。 【ちゃじじ】さん [DVD(字幕)] 6点(2008-02-16 23:45:32) |
3.昔は怖かったんだ。確かに。でもさー、『プラン9・フロム・アウター・スペース』を見た瞬間から、本作はオイラの中でギャグ映画に変貌してしまったのだった。だって昼間の墓地で襲ってくるゾンビですよー! シチュエーションがあまりに同じすぎ(笑)。ロメロがエド・ウッドJrを意識してたとは一度も聞いた事はない(ってか、そんなわきゃない)んだけど、どうしてここまで似ちゃってるのか…これは、才能ある若手監督による低予算リメイク版『プラン9』です。断言! 【エスねこ】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2006-02-12 19:57:42) |
【海野やよい】さん 6点(2004-02-23 03:22:52) |
1.《ネタバレ》 人肉モグモグ、あーおいち。これぞ究極のサバイバル。あれだけがんばったあげく、結局人間に殺されるとは、なんとも皮肉である。 【あろえりーな】さん 6点(2003-02-05 00:03:51) |