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PERFECT DAYS

[パーフェクトデイズ]
Perfect Days
2023年上映時間:124分
平均点:7.29 / 10(Review 21人) (点数分布表示)
公開開始日(2023-12-22)
ドラマ
新規登録(2023-09-07)【Cinecdocke】さん
タイトル情報更新(2024-10-21)【Cinecdocke】さん
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監督ヴィム・ヴェンダース
キャスト役所広司(男優)平山
柄本時生(男優)タカシ
麻生祐未(女優)平山の妹・ケイコ
石川さゆり(女優)スナックのママ
三浦友和(男優)スナックのママの元夫・友山
田中泯(男優)ホームレスの老人
田村泰二郎(男優)常連客
甲本雅裕(男優)居酒屋の店主
松居大悟(男優)レコードショップの店主
研ナオコ(女優)野良猫と遊ぶ女性
犬山イヌコ(女優)古本屋の店主
モロ師岡(男優)スナックの常連客
あがた森魚(男優)スナックの常連客
松金よね子(女優)駐車場の係員
ヴィム・ヴェンダース(男優)レコードショップの客(ノンクレジット)
長井短(女優)OL
片桐はいり電話の声
脚本ヴィム・ヴェンダース
挿入曲ヴェルヴェット・アンダーグラウンド"Pale Blue Eyes"
オーティス・レディング"The Dock of the Bay"
ルー・リード"Perfect Day"
ザ・ローリング・ストーンズ"Sleepy City"
ニーナ・シモン”Feeling Good”
製作総指揮役所広司
配給ビターズ・エンド
あらすじ
渋谷の公衆トイレを回る清掃員の平山は、日々規則正しい生活を彼なりの流儀をもって送っていた。カセットテープに収められた音楽の数々、古本屋で見つけた一冊の文庫本、立木の根元から掘り上げて来た小さな苗、そして、毎日フィルムカメラに収め続けているモノクロの木漏れ日。それは一見何の変化も刺激もない淡々とした生活のようでいて、彼にとっては毎日何かしらの小さな喜びを得ることの出来る充実した日々だった。そんなある日、彼は突然思いがけない来訪者と出会うことになる。そしてその出会いが、彼の忘れかけていた感情を呼び起こす契機となるのだった。「パリ、テキサス」「ベルリン・天使の詩」などで知られるヴィム・ヴェンダース監督がメガホンを取り、主演の役所広司が第76回カンヌ国際映画祭コンペティション部門で男優賞を受賞したヒューマンドラマ。
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2.《ネタバレ》 特にこれといってドラマチックな展開があるわけでなく、ただただ淡々と進んでいく。毎日同じことの繰り返し。休みの日もほぼ同じ。そんな決まったルーティーンの中にたま~に予期せぬ出来事が舞い降りてくる。その時にチラッと現れる普段とは違う姿。「人間」ていう生き物をここまで的確に、かつリアルに描ききった演出にはただただ恐れ入りましたの一言です。多少の違いはあったとしても主人公平山は、ほぼごく普通に働いている人達の写鏡であり、わたしたちそのもの。何のために生きているのかふと疑問に思うこともあるかもしれないけれど、そんな哲学こそ日々の中に潜んでいて、それを心地良く感じながら共存していくことが完璧な日々、パーフェクトデイズなのかも...。  寡黙な作品ではあるけれど、その実、多くのことを語っている作品でもありますね。  主人公の職業をトイレ掃除に設定したのは恐らく、汚いものを綺麗にすることで心が浄化されていく...そんな意味合いがあったのかな。  ちょっと脱線しますがよくその会社が優良企業かどうかはトイレを見ればわかる、という話を耳にしたことがありますが、たしかにそうかもって思った。だってトイレって一番汚れる場所だし綺麗にしてもまた汚れる。だったらそこまで丁寧に掃除しなくても...ていう考えにもなるし、どうせ従業員しか使わないならそんなに気を使うこともない...てなってそこまで掃除しなくなる。つまり会社のために働いてくれている従業員の人たちに対するリスペクトの気持ちがそこまでない会社、てことになっちゃいますよね。気持ちよく働いてもらいたいっていう気がない。そんな会社を優良企業とは言えないですよね。  不特定多数の人たちの使う公衆トイレを綺麗にするのって、そう考えると縁の下の優良企業であって、自分自身を誇れる事の出来る仕事でもあるんじゃないかと。はい。  ただ一つだけ難点を言わせてもらえるならば、平山の担当する公衆トイレが最新式でめっちゃお洒落で綺麗な点かな。そこがなんか救われている気がしちゃって、誰もやりたがらない嫌な仕事に見えにくくなっちゃってるかも。まああれか、世界に日本のトイレの「美」を見せたかった狙いがあったのかもしれませんね。だから芸術性はアップしてますね確実に。リアルに汚いトイレを見せるよりは。  この映画を観て私自身の中の汚れも多少は綺麗になれた気がします。良い映画をありがとうごいました。
Dream kerokeroさん [インターネット(邦画)] 6点(2025-01-02 08:52:43)(良:1票)
1.いい映画なのかもしれませんが、私には退屈で期待していたほど面白くはありませんでした。まあまあの映画って感じです。それに、真面目で控えめな主人公から見ると、世間は図々しい人ばかりで腹が立ってきます。作品解説によると幸せや豊かさとは何か考えさせられる作品らしいけど、誰しも平山のようにはなれません。ありふれた日常にあれ程までに幸せを感じられる彼自身がパーフェクトな人間だと思います。それにしてもトイレ掃除って大変なのですね。自分の仕事場のトイレ掃除のおじさんを見る目が変わりました。いつもありがとうございます。
ぽじっこさん [CS・衛星(邦画)] 6点(2024-10-22 11:06:11)
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【点数情報】

Review人数 21人
平均点数 7.29点
000.00%
100.00%
200.00%
314.76%
400.00%
514.76%
629.52%
7733.33%
8628.57%
9419.05%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 Review0人
2 ストーリー評価 7.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 7.00点 Review1人
4 音楽評価 6.00点 Review1人
5 感泣評価 Review0人
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【アカデミー賞 情報】

2023年 96回
外国語映画賞 候補(ノミネート)(国際長編映画賞)

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