7.当時のことを詳しく知らない世代としては、劇中劇であろうが、内容は衝撃的である。山本太郎もいいが、裕木奈江の冷徹で粘着質な雰囲気の演技は素晴らしい。 【noji】さん [DVD(邦画)] 6点(2017-01-03 19:07:52) |
6.主演の2人がいいですね。力作です。しかしこういう劇中劇みたいな手法はこの作品には適していないと思います。作者が自分が言いたいことを役者に言わせて「逃げてるな」と。全体で30分以上無駄な時間と感じます。劇の場面に戻るたびに早送りすることをお勧めします。後になってみると、1人は自殺するわけだし。矛盾だらけに思います。何をしたいのか今の時代になっては一層理解に苦しみます。それでもまだ逃げている人や、2世が引き継いで活動しているのもいるし、本当に日本は寛容な国だなぁと思います。時代を感じます。 【たかちゃん】さん [DVD(邦画)] 6点(2009-04-27 14:58:09) |
《改行表示》5.おお。裕木奈江がすばらしい。こんな素晴らしい女優に育っていたとは。 もう少し老けたら大竹しのぶになれるのでないでしょうか。40歳になった裕木奈江が見てみたい!! まあ、それだけしかなかったんですけど。 |
4.『突入せよ!』『プロジェクトX』そして浅間山荘シリーズ三作目として『光の雨』見ました。政治は宗教とはよく言ったものでまさにカルト集団そのまんま。文芸春秋から出ているVIDEO『ドキュメント あさま山荘事件』は地下鉄サリン事件とペルーの日本大使館襲撃事件と一緒に扱われていますが、ポア=総括のようで共産主義の仮面を被ったカルト集団にしか見えませんでした。ただもっと犯人グループの心情を考察しないと亡くなっていった人にも失礼だと思うのでこのページで知った彩流社から出てるという犯人の手記も是非読んでみたいと思います。 【SPEED】さん 6点(2003-09-18 01:55:49) |
3.平板な「突入せよ!あさま山荘事件」よりも本作のほうが面白いとは思います。題材が題材だけにストレートに製作できなかったのかもしれなませんね。劇中劇で役者が役者と素の個人を演じるという二重構造、失踪した大杉漣演ずる監督と萩原聖人演ずる代理監督との認識のギャップ、役者が自分が演ずる赤軍派メンバーの行動について考えるインタビュー風のモノローグなど、「気持ち」としては分るのですが、時代背景の説明などもモノローグに頼るのではなく、もっと観客を意識した映画であって欲しかったと思います。極限状態に負いこまれた若者の狂気・暴走・破滅を描きたかったのか、時代の流れに押しつぶされた理想主義者の挫折を描きたかったのか、その中途半端さが「劇中劇」という形態を選択させたのかもしれません。私は「日本連合赤軍」という世界史の中でも特異な集団について、肯定でも否定でもなく思想的なものを排除して描かれた映画を見てみたいと思います。極限の狂気が観たい方には「鬼畜大宴会」がお勧めです。 【ぶくぶく】さん 6点(2003-05-19 13:33:38) |
2.赤軍のメンバーの凄惨な事件を初めて映像として見た。劇中劇にすることにより、出演した若者が居酒屋で“総括”を求めるなど現代の若者にも団体行動をすることによりあのような事件を起こす可能性が出てくるということが分かった。それだけにメンバーと現代の若者との相違、大杉漣の降板、出演後の若者のコメント、ラストの立松和平のナレーションなどもう一工夫欲しかった。 【よっふぃ~】さん 6点(2003-02-24 14:30:26) |
1.考えさせられる難しい映画でした。裕木奈江はいい味出してました。私生活もあんな感じなのかなーと思いました。 【アマゾン】さん 6点(2002-01-28 09:24:25) |