19.この監督は北へ帰りたがる。『サイダーハウス・ルール』のメイン州よりさらに北のニューファンドランド。淡々としていながら暴力の影がつきまとっている映画。娘に対する母の、兄の妹への暴力から、夫の首を切った妻、さらに遠く海賊の暴力までが潜んでいる。先祖の悪行をドロドロと引きずっていると感じる主人公は、下手すると横溝正史の世界になってしまうところだが、その過去からの解放として家の消滅が描かれるのか。この村、船を壊して若者を出させないなど、なんか「砂の女」的な不気味さもある。“人情の村”の癒やしと拘束。そこらへんあまり焦点を定めずに描いたところが、中途半端なような、作品としての膨らみのような。主人公が出来事を「見出し」にして呟くところがおかしい。 【なんのかんの】さん [映画館(字幕)] 6点(2008-07-03 12:16:04) |
18.ケヴィン・スペイシーの押えた演技と映画の中の天気とかが、ストーリーが良くあってると思う。この監督の映画の特徴だった、見終わった後心が温かくなるってことはなかったけど、見て損したとは思わなかった。 【さら】さん [DVD(字幕)] 6点(2005-06-01 11:00:15) |
17. 豪華キャストでみんなの演技もとてもいいのに・・・とても残念な作品です。ラッセ・ハルストレムの作品は非常に癖のある映画が多いですね。決してハッピーエンドにはならず心になんとも言えない切なさを残されてしまいます。あの島にいる人達は本当の幸せに巡り合うことなく閉鎖的なまま一生を終えてしまうのでしょうか・・・。 |
16.俺も【ジャイロボーラー】さんと同じく、「よしよし!来るんじゃない?ハイハイ!来るんじゃない?ねぇソロソロ来るんじゃない?(なかやまきんに君風)」って思ってたら・・・来なかった(笑)結局、コノ映画は何がいいたいんでしょうかね?分かりません!時間返せ~!!それとキャストは何?ケビン・スペーシー、何?いなくて良かよ。ジュリアン・ムーアも何?「あんたはレクター博士とでも戦ってなさい!」って感じ。そして大問題のケイト・ブランシェットのメイク。あれは何でしょうか?まさかメイク?うっそーーーーん!信じられない!!あれは、かんなりケバケバ光線(?)出まくりです。殺傷力すらあるでしょう。個人的に清楚な彼女が好きだから、モザイクでも入れて欲しかった(←はぁ?)というか、、、あそこまで行ったら、完全に墨汁だーーーーー! すいません、崩壊しました。 【ピルグリム】さん 6点(2004-09-29 19:12:55) (笑:1票) |
15.ちょっと印象の薄い映画でした。とりあえずキャスティングでもたせたような、そんな感じでした。まあ、悪い映画じゃないですけど。それにしても今回のケイト・ブランシェットはすごかったな~。 |
《改行表示》14.《ネタバレ》 何気ない風を装って、ある意味ブラック・ユーモアのセンスも光ったいい映画だと思う。 こう言うセンスは好きだけど、気になったことといえば・・・。 職場の意地悪おじさんに対抗できる気力がある人なのに、何故奥さんには甘甘だったのかな。 常識を超えた弱虫君が、後半では常識を持って社会生活できる男性になっているのが少し不自然。 【cha-cha】さん 6点(2004-06-17 15:54:40) |
【マックロウ】さん 6点(2004-06-11 10:24:33) |
12.ラッセ監督好きですがこの作品については微妙です・・・。ケイトブランシェットの悪妻ぶりにびっくり!彼女は女神でも娼婦でも難なく演じられるすごい女優さんですね。監督の次回作に期待してます。 【なつもも】さん 6点(2004-05-15 08:50:40) |
11.かなり地味..でも、共感できるところもあり..少し不思議な作品... 【コナンが一番】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2004-02-17 17:53:35) |
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10.ラッセ・ハルストレム監督の作品は好きです。無条件で手放しで温かい気分にはなれないけれど、穏やかな癒しがある、というような風合い。そういう彼の味はこの作品でもとても感じるのだけれど、いかんせん、薄味でした。彼のエッセンスを感じつつ、ああ、ちょいと弱いな、というような。この作品、軽くアカデミー賞狙いだったみたいですね。 【ひのと】さん 6点(2004-01-15 15:15:02) |
9.「友人を誇らしいと思ったのは何年ぶりかしら」。ジュリアンムーアの表情といい、忘れられない一言です。 【ぽめ】さん 6点(2004-01-11 21:46:31) |
8.丁寧に描かれた人間ドラマだったと思うけど、これまでの同監督作品に見られた濃厚な人間哲学は影をひそめ、その辺の深遠さを期待したものにとってはやや物足りない印象は拭えなかった。実力派揃いのキャスト陣も良い演技を見せていたと思うけど、やはり一抹のインパクトの弱さは感じる。 【鉄腕麗人】さん [映画館(字幕)] 6点(2004-01-09 14:06:31) |
7.ケイト・ブランシェットが死んじゃったとたんにつまんない映画になった。イカゲソバーガーって美味しそうだな。 【mimi】さん 6点(2003-11-08 23:27:20) |
6.なんか日本映画的香りのする映画で、入りやすかった。故郷、血、家といったものの重さがすごく感じられたため、ラストがいっそう引き立った。今村昌平っぽいきがした。 【木根万太郎】さん 6点(2003-03-13 15:36:17) |
5.寒々しい雰囲気だけどなんだかあったかい気分になります。 【Asann】さん 6点(2003-02-20 22:46:42) |
4.結構、人間臭い映画だと思います。ニンゲンクササがプンプンします。いい年こいてから内面の成長を始めようともがく主人公も人間臭いですし、欲望のままに生きる妻、過去を引きずって人生を変えてしまう老女・・・他。「人間臭さ図鑑」とまではいきませんが、クサい人々の交配が見られます。そして生まれたものは大人のファンタジーでした・・・。画的には好きなんですが、ひねくれた見方ができないと「ふ~ん・・・それで?」で観終わってしまうような気がしますね。 |
3.演技派をそろえたキャストによるやりとりはさすがで最後までひきつけられるんだけど、ストーリーがちょっと不可解。ファンタジックな要素があるのにもかかわらずストーリーと関係ない気がするし、中途半端な感じに終わったエンディングもマイナス。 【びでおや】さん 6点(2002-08-05 01:06:39) |
2.結構期待して観たせいか、なんか少し物足りない。原作を読んでいないということもあるが、色々なところが説明不足のように思える。しかし、主演のケビン・スペイシーをはじめ芸達者なキャストが揃っているので退屈はしない。島の風景や海の色を切り取る空撮も素敵。 【山岳蘭人】さん 6点(2002-06-22 22:19:42) |
1.くもり時々晴れ、のような映画。ハルストレムは、淡々とした題材を丁寧な演出をして心残る作品にしてくれるが、今回はそれが裏目に出た。原作本もそうだったんだけど、この作品は淡々としているのではなくて退屈なのだ。やはりどうにも原作に忠実になると退屈路線に入ってしまうんだろうなあ。演技派役者が揃ってるだけにかなりもったいない。 【mmm】さん 6点(2002-04-12 00:12:57) |