4.《ネタバレ》 トレーラーを転がす男たちが権力に抵抗するというお話。
基本的には十分楽しめましたが所々違和感があったのも事実。
それはドライブインでの乱闘シーンで、コメディータッチの様でそうでも無いという演出方法。
しかもあそこでペキンパーお得意のスローモーションカットは如何なものかと思った次第。
しかしその後、トレーラーを転がすクリストファーソンの視線に権力の濫用に対する怒りが現れるといよいよ面白くなってきた。
トラッカーに翻弄され怒り心頭のアーネストボーグナインも卑劣感なのにどこか憎め無い。
そのラストの馬鹿笑いもスカッとさせてくれた。結局誰も死ななくめでたしめでたしはペキンパーらしく無いが、でもまた観たくなりそう。
Jin