《改行表示》96.《ネタバレ》 - I am Sam - “私はサム” 主人公はルーシーでなくサムです。だけどこの映画をキッカケに、とんでもなく幼いハリウッド女優・ダゴタ・ファニングが認知されました。当時まだ6~7歳とかなのに、台詞とともに感情を乗せる凄い女優さん。ハリウッドの人財層の厚さを痛感しました。 3度目の正直でアカデミー主演男優賞を狙ったショーン・ペンだけど、残念ながら受賞はならず。理由はトロピック・サンダーで語られていたことが案外本当かもな?なんて思えたり… ちょっとあざといかな?って思える部分もあるけど、ルーシーが何度も家出して何度も連れ帰される画に、なんかとても癒やされる。 さて、とてもわかり易くヒューマニズム溢れる親子愛に満ちたこの映画。ルーシーでなくサムが主人公のこの映画は、果たして誰をターゲットに創られたのかな?ってことを、ちょっと考えてみました。 既に親離れして社会に出ていった、サムくらいの年齢の息子を持つ母親がターゲットなんじゃないか?って思った。母親から見て出来が悪く、私の育て方が悪かったのかしら?なんて自ら反省してしまうような母親。親元を離れたバカ息子がどんな生活をしているかなんて、断片的にしか知らない。気がついたら、どこが良いのか解らない女と結婚してて、誰に似たのか可愛いくて賢い孫を連れてくるバカ息子。 劇中サムの母親がどんな人だったかは語られない。幼いうちに施設に入ってるからだけど、母親イメージを固定させないためかも。同じくルーシーの母親も再登場がないのは、息子の嫁を話題にしたくないからかも。若い世代のアーティストが、サムの母親の青春時代によく流れていたビートルズを歌うのも、入り込みやすさに一役買っているのかも? サムがどれだけルーシーを愛して、不器用にも子育てに挑戦する姿を観て、本当に子育てに必要なものって、教養や裕福さではなく、愛情こそ一番だ。と再認識するんじゃないだろうか。自分のバカ息子をサムに重ねて、出来の良い孫をルーシーに重ねて観ると、私の子育ても間違っちゃいなかったのかも?息子への愛情だったら誰にも負けなかったわ。って、再認識出来るかもしれない。 そしてリタのように世間ではそつなく仕事をこなしていても、家庭はボロボロ。自分の子供をどう育てたら良いのか分からず、自信を失っている母親って結構多いと思うし、自分の子育て時代を振り返っても、私も当時はそうだった。と、共感出来る母親も多いだろう。 劇中、子育てを完璧にこなした母親が出てこない。リタの空回りした生活を通して、子育て真っ最中の自分を思い出し、サムの子育てを通して自分からは観えなかった息子の苦労を疑似体験するんじゃないだろうか。考え過ぎかな。 そうそう、新スタートレック好きには嬉しいサプライズがあるよ。データ少佐とケイコ・オブライエンが意外な役で出てくるから、お見逃しなく。 【K&K】さん [映画館(字幕)] 6点(2022-11-23 22:55:58) (良:1票) |
95.《ネタバレ》 世界中の親子はこんな感じでお互いを思い合っていてほしいなと思うところはありますが、現実はそうでない親子もたくさんいて、色々と考えさせられる映画でした。世界中が優しさで溢れますように。 【いっちぃ】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2022-02-28 07:42:49) |
《改行表示》94.《ネタバレ》 良きにせよ悪しきにせよ、色々と多々、思わせるトコロのある映画である。ネガティブな話をすれば、まずそもそも状況が不自然すぎないか。サムが6歳までルーシーを育てられたなら(このことがそもそも不自然なのかも知れないが)、それが7歳になると急に問題になるということにあまり説得力が感じられない。あと、結局私はどうしたって、サムにルーシーを単独で育てる能力があるとは最初から思えなかった(なので、物語の大半を占める裁判部分にはあまり感情移入していけなかった)。しかし、だからと言ってあの裁判は一体何なのか。サムの資質が問われているとは言え、社会的弱者に対してあれ程までに配慮に欠けた裁判が行われるというのがあり得るのか。もう一点、サムに親として不足があったとしても、親に必要なのは決して知的水準だけではあるまい。社会にはそれこそ親として相応しくない輩がゴロゴロしてるのにも関わらず、それを野放しにしてこんな茶番を行うことにどこまで正義があるのか、と、少し大人気ないことも考えてしまった。全体的に今作、やや荒唐無稽にも思われる箇所が目立ち、特にこの手のマジメな題材の映画としては少しばかりリアリティを欠き「過ぎる」ようにも思われる。 ただ同時に、優れた点も多々含まれる映画だとも思う。やはりまず演技の質の高さ。総じて主要キャストは誰しも素晴らしいが、特にショーン・ペンの演技は役づくりの部分で実に卓越した仕事だったと思う。その優れた演技の力もあって、サムがルーシーを愛しているという最も肝心な部分には、十分に観客の心を動かすだけの力があったし、私はその部分には十分に感動できた。 ただただ観ていてスッキリと気持ちがいい、とかいう映画では決してないが、そういう映画も偶にはイイかも、という意味ではややお勧めできる。 【Yuki2Invy】さん [インターネット(字幕)] 6点(2020-07-28 13:30:43) |
93.《ネタバレ》 親子の情愛という普遍的なテーマを描くには、ダコタ・ファニングちゃんはあまりにも“可愛過ぎ”ました。付け加えるなら演技面も“上手過ぎた”と感じます。子役がスペシャル仕様だと、物語が絵空事に思えてしまうのです。何故なら、あれくらい可愛ければ、我が子でなくても大人はメロメロになってしまうと思うから。日本の子役で喩えるなら、安達祐実だとやっぱり可愛すぎ。その点、庶民感がある芦田愛菜や本田望結はちょうどイイ感じ。ただし、2人とも演技はもっと下手でいいです。子役のキャスティングの難しさを痛感した一作でした。 【目隠シスト】さん [CS・衛星(吹替)] 6点(2016-07-15 23:52:19) |
《改行表示》92.《ネタバレ》 映画に興味ない若奥さん達の間で結構評判になっていた映画でした。娘ルーシー役のダコタ・ファニングの可愛いさと、父親サム役のショーン・ペンの演技の上手さで何とか持ちこたえた映画ではないでしょうか。(ちょっと辛口すぎるだろうか?) そもそも論として、ストーリー自体にかなり無理があり、8歳で云々という以前にそもそも8歳まで育てること自体が大変だったはずであるという大きな矛盾点が挙げられます。ぶっちゃけ、8歳から後は今までと比較するとかなり子育ても楽になります。まずはそこが気になりました。さらに後半は法廷レベルにまで論点がエスカレートしていきますが、仮に子供が子供を(7歳の知能の父が8歳の女児を)育てること云々を論じるとするならば、、その7歳の知能しかないお父さんを法廷に引っ張り出すこと自体がほぼほぼ「いじめ」の構図になってしまっていて痛々しいことこの上ない流れになってしまっているのです。 結局最終的には何も解決せず何となくハッピーエンドという体で結末を迎えますので、静かに、幸せに暮らしていた素敵な親子と、優しい隣人や友人たちをわざわざ引き離す意味があったのか?という疑問につながりがちです。敏腕女性弁護士リタ(ミシェル・ファイファー)をタダ働きさせ、里親として努力したランディ(ローラ・ダーン)らにも辛く悲しい思いをさせただけで終わってしまっているのです。 とはいえ、セブンイレブンをバックに夜道を歩くダコタが最高に可愛いかったことや、全編に流れるビートルズのカバー曲が反則的に感動的だったことなどを考えると、、辛口批判なわりにこの点数までランクアップできてしまう不思議な映画でした。何とも悩み多き作品。 【アラジン2014】さん [DVD(字幕)] 6点(2014-09-05 16:09:00) |
91.《ネタバレ》 ショーン・ペンの芸達者ぶりとダコタちゃんのビックリな可愛さを堪能する映画ですねこれは。でもしかし、大筋は設定にかなり無理があり、ま、映画ならではなおとぎ話しと解釈した方がよさそう。最後のシメもぶっちゃけあいまいで何か心に残るかと言えば、正直そうでもないかなぁ。まあそういいつつビートルズの素敵な楽曲(&ビートルズ愛を感じるシーンもいいね)とダコタちゃんの実質デビュー作ということだけでも価値はあるとオモイマス 【Kaname】さん [DVD(字幕)] 6点(2014-08-19 10:14:11) |
《改行表示》90.《ネタバレ》 いきなりのハッピーエンドは急すぎてついていけなかった。 中途半端で終わってしまった感じがする。 ショーンとダコタちゃんの演技がすごくて、 ほろっときてしまった。 ラストはいまいちだけど、全体的には楽しめた。 【らんまる】さん [DVD(字幕)] 6点(2013-06-30 22:05:10) |
89.ショーン・ペンの演技はもちろんいいんだけど、あのズッコケかたが何より最高。 【noji】さん [映画館(字幕)] 6点(2013-05-20 00:10:32) |
88.想像してたのと違って単純にイイハナシダナーって感じの映画。それが良いところでもあり悪いところでもあり。裁判を通してサムが周りに与えた変化を暖かく描いていて少しほろっとくる。けど、メインストーリーであったはずの知的障害者の親権をめぐるお話が凄く中途半端で気がついたらなんかハッピーエンドで終わってた。それよりも描きたかったものがあったのは分かるけど、だったらそんなものはメインに据えなくても良かった気が。相手方の検事とか施設のおばちゃんが凄く嫌な人、みたいな感じで描かれてたけど実際彼らの言ってる事も正論でしょ?なんか雰囲気でごまかして大事なところを端折られたような印象を受けてしまった。ダコタ・ファニングがあまりにも可愛すぎて危ない趣味に目覚めそう。 【ケ66軍曹】さん [DVD(吹替)] 6点(2012-05-13 20:44:40) |
87.最初観たときはすごく感動したのだけれど、何度か観ると実は自分が考えていたより浅い映画なのかもしれないと思ってしまいました。ちょっと表面的な気がしまして…。ビートルズがうまく雰囲気をつくり、子役もショーンペンも良いと思います。感動も出来ます。ただ、問題が問題だけにもっと求めてしまうのかも知れません。 【なこちん】さん [DVD(吹替)] 6点(2010-12-20 11:51:57) |
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【zack】さん [映画館(字幕)] 6点(2009-12-03 11:12:54) |
85.ショーン・ペンの本作での演技には感動しました。そしてダコタの演技力にも本当に驚かされます。重いテーマながら、この二人の見事な演技と効果的に挿入されるビートルズのナンバーが作品を優しい雰囲気にしてくれています。 【とらや】さん [映画館(字幕)] 6点(2009-09-05 11:56:19) |
84.《ネタバレ》 「愛こそすべて♪」な映画は苦手だし、ビートルズをダシにしているのも感心しない。一番印象に残るのは、可愛いがゆえにルーシーをサムに返しにきたランディ(ローラ・ダーン)の泣き笑いの顔。ペンもダコタもファイファーもブッとぶ。悪い映画ではないけれど、女性監督らしいおセンチでプリミティブな作品であることも否定できない。 【レイン】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2009-07-12 02:33:44) |
【Yoshi】さん [DVD(字幕)] 6点(2008-03-04 22:29:19) |
82.サム、ルーシー、リタ、さすが名優、演技がすばらしい。ただ・・・、リアリティーというか現実味という観点から少し違和感があって、正直言って映画にそれほど入り込めなかった。 【珈琲時間】さん [DVD(字幕)] 6点(2008-01-13 10:34:24) |
《改行表示》81.普通に良い映画ですよね。 ツボにはまったら無敵です。 |
80.さすがショーン・ペン◎すっごいね。ビートルズの曲使いがよいよって聞いてたんでつが、残念ながらカバーなのよね。ああでも選曲はステキ。Lucy in the Sky with Diamondsが好きな私はこの映画の観始めがテンション最高潮でした。 【SAEKO】さん [DVD(字幕)] 6点(2006-03-14 17:28:23) |
79.ダコタ=ファニングがめちゃめちゃ可愛い(>_<) ハグハグしたいっす(>_<) つーことで、前半だけでボロボロ泣いてました。 でもなぁ。。。裁判が始まってしまうと、淡々と流れていってしまいますねぇ。 もちろん「親として一番大切なのは?」みたいなメッセージは伝わってはきますけど、こんなに抑えた演出じゃなくて、もう少しドンっと感動させてしまってもいいんじゃないかな? 前半でこの親子の姿への愛しさに涙した分、後半に期待しちゃうんだよねぇ。 なんとも物足りない。 あれ? そっちに話を持っていっちゃうの? みたいな感じ。 あー、それと。 絶対に言いたいのが、あのカメラワーク。 フラフラフラフラ。。。一体どんな意図なんだ? そんなのいらないって。 【とっすぃ】さん [DVD(字幕)] 6点(2005-12-17 02:54:54) |
78.この映画、良い映画だとは思いますし、実際、初めて観た時は感動しましたが、その後、「クレイマー、クレイマー」を観たら同じテーマを扱っている作品でも「クレイマー、クレイマー」の方が良いなあ!どう見てもあっちの方が優れているし、好感が持てる。そんな風に思えてしまい、よって厳しいけど6点ぐらいが妥当なところかと思います。それにしてもこの映画のタイトル、アイ・アム・サムで良かったですよね。アイ・アム・サルだったら、私は猿ですになってしまいます。 【青観】さん [映画館(字幕)] 6点(2005-08-25 22:46:55) (笑:1票) |
77.サントラがすごくよかったですよね☆これを観てビートルズのよさを再認識しました。ショーン・ペンとダコフの演技はすごくよかったです!最後はなんだかなぁって感じでしたが、何が大切なのか気づかされるよい映画だったと思います。 【キャラメルりんご】さん [地上波(吹替)] 6点(2005-05-06 16:32:05) |