18.《ネタバレ》 ガンダムシリーズをファーストからZZまで全話見て、次は本来なら「逆襲のシャア」なのだが、とりあえず後回しにして本作を鑑賞。シリーズとして仕切り直しとなった作品で、これまで登場した人物が一切出てこず、新しい登場人物のみで物語が進むというのは、このシリーズを本作で初めて見る人には入っていきやすいかもしれない。でも、その登場人物の関係性や物語の背景を把握する前にサクサク話が進みすぎていて、元々テレビシリーズとして企画されて先に劇場版として作られた作品のようだが、本当に既に放送済みのテレビアニメの総集編ダイジェストを見ているような感じ。それでも、冒頭に起こる惨劇の描写はリアルで壮絶だし、味方のはずの連邦軍がZの頃から相変わらずなのも一筋縄ではいかない戦争というものを描き出していてこういうところが富野由悠季監督らしいところなのだと思う。小型化したモビルスーツやそれによる戦闘も思ったほどは悪くないし、なんといっても終盤に登場するバグの怖さもインパクトがあって良い。しかし、やはり惜しむらくは最初にも書いたようにテレビシリーズとして考えられていたものを劇場版に再構成したことにより、ダイジェストのようになってしまっており、そのせいで展開に唐突に感じる部分が非常に多く、また、似通った顔立ちの人物もいるなど見ていて混乱して訳が分からなくなってくるのがはっきり難点と言え、話としても詰め込みすぎた感は否めない。一応、鉄仮面と決着をつけて終わるものの、戦争自体はまだ続いていて、ラストのテロップなどはまだ続きがあることを示しているようなのだが、もし、この後テレビシリーズが頓挫せずに作られていたらとか、(その場合、映画でやった部分も改めてやり直したのだろうか?)そもそも映画でなく最初からテレビシリーズだったらとか、(個人的には最初からテレビシリーズでやっていたほうが良かったと思う。)見終わった後にいろいろ考えてもやもやしてしまった。エンディングに流れる森口博子の歌う主題歌はしっとりしていて良い。 【イニシャルK】さん [DVD(邦画)] 6点(2022-03-19 20:16:22) |
17.全体的に地味な感じは拭えないけど、良く纏めて作られている。 【miso】さん [インターネット(邦画)] 6点(2020-05-24 17:46:47) |
《改行表示》16.《ネタバレ》 当初はテレビシリーズ用として考えられていた作品だけに、各要素はしっかりと作りこまれています。まず、クロスボーン・バンガードのMSデザインが秀逸。連邦系ともジオン系とも違う個性があり、新たな脅威が現れたという設定をデザインでうまく表現できています。また、クロスボーン・バンガードの創始者マイッツァー・ロナは人格者であり、その主張には一定の哲学と合理性が認められるものの、腹に一物持った部下たちが勝手に動き出したことから結果的にならず者集団になってしまったという展開には、現実の組織論が反映されているようで面白いと感じました。 戦場の描写は壮絶を極め、乳飲み子を抱えた母親がMSの薬莢に頭を割られて死ぬ、主人公グループのムードメーカーらしき人物が初戦で衝突死、大量殺戮兵器バグは子供を切り裂くなど、普通のアニメでは被害者にはならないタイプの人たちの死が克明に描かれており、戦争とは地獄であることを強烈に印象付けています。 作品の落としどころもよく考えられています。主人公は鉄仮面を倒すがそれはあくまで私闘のようなものであり、主戦場では連邦軍がボロ負けしてフロンティアⅠを放棄したという、勝利と敗北の両方が含まれた結末としたことで、一本の映画としてオチを付けると同時に、これから続く(と想定されていた)テレビシリーズにも繋げており、これは本当にうまいやり方だと感心しました。 問題点は、テレビの1クールに相当する分量を2時間に押し込めてしまったために、急な展開が多いこと。舞台が突然変わったり、何人かのキャラクターが唐突な心変わりをしたりと、ついて行けない点が多々ありました。また、テレビシリーズ用の作品だけあってセリフのあるキャラクターが非常に多く、キャラクターの把握にも時間がかかりました。そのキャラクター達は基本的に常識人なのでストレスなく見ることができたのですが、反面、強烈な個性を持った者がいないためにドラマ部分への関心が持続しなかったこともマイナス。登場人物の大半が狂っていた『Ζ』って、なんだかんだで面白かったなぁと遠い目をしてしまいました。 破綻気味のスケジュールで製作されたためか、MS戦の作画クォリティは『逆襲のシャア』どころか、数ヵ月後にリリースされたOVA『0083』にも完敗というレベルで、本家スタッフが再結集した作品としては期待はずれです。 【ザ・チャンバラ】さん [DVD(邦画)] 6点(2015-07-28 16:03:55) (良:1票) |
《改行表示》15.《ネタバレ》 子供の頃に見てそこそこ面白かった。 急展開であったり、巻き込まれ系だったりと土台は結構しっかりしているから子供にはこのくらいでちょうど良いのだろうか。でも、子供にゃどうせ分かりゃしないだろ、っていう感じの作りなんだろうか。とにかく何で?と思う。 よく分からない団体の実態を説明しないのは手法だと言えば通じそうなぎりぎりの所か。けど、このお話の情報量って二時間弱で足らない量じゃない。はしょったようでいて、実際は詳しいことはテレビシリーズ見てねなんだと思う。けど、そっちはどうでも良い。 ドッグファイトの最中に敵とのんびりおしゃべりしたり、説得したり、必殺技のポーズを決める余裕が十二分にあるのだから、詰め込まなくてもまだまだいくらでも入る。 【黒猫クック】さん [ビデオ(邦画)] 6点(2010-01-04 19:06:07) |
14.話はおもしろかったです。しかし、説明不足というか単発の映画ではどうしても個々のキャラクターの背景までを見せるのはむずかしいので、全体的に薄く、あっさりした感じになってました。この後のクロスボーンガンダムまで視野に入れると楽しめますが、劇場映画とすればこんなもん。 【アフロ】さん [DVD(邦画)] 6点(2009-07-13 12:03:04) |
【センブリーヌ】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2006-08-15 06:12:39) |
12.時代も進んで仕切り直しのガンダム新シリーズ第1作目。とりあえずこんな感じの作品はいかがですか?みたいな感じで、ストーリーはかなりダイジェスト的。しかも映画の中では完結もしていないので、鑑賞後、新作のパイロットフィルムみたいのを見せられたような印象でした。この続きが作られることを望んでいたのですがねぇ・・・漫画「クロスボーン・ガンダム」で物語は完結を見たからまあいいか?! 【ライヒマン】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2005-04-02 23:57:16) |
11.面白かったけど、分身するモビルスーツなんておれの中では絶対にありえない。F91の洗練されたフォルムは素敵ですが、アムロ・レイの反射神経に機動性がついていけなくなった1stガンダムの方がやっぱりおれには何倍も魅力的でした。 【Minato】さん 6点(2005-01-04 16:26:34) |
10.自分はガンダムは浅いのですが楽しめました。F91の金属剥離の残像とかカッコよかったです。鑑賞後間も無いのですが結局何がしたかったんだという鉄仮面の目的を忘れてしまった。セシリーやドロシーなど女性キャラに見とれていたのが敗因か。 【HIGEニズム】さん 6点(2004-12-06 00:49:17) |
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【ゆきむら】さん 6点(2004-03-17 03:51:21) |
8.富野・安彦・大河原のメインスタッフ3人がZガンダム以来顔を揃えた、というだけで期待感が膨らんだ作品でした。さすがにクオリティー高いです。森口博子の歌う主題歌も、この映画にピッタリで最高に出来。減点対象は、ガンダムの終盤の動き(性能?)がスーパーロボットの範疇に片足を突っ込んでしまった点(明らかにリアルじゃない)、クロスボーンのMSのデザインがあまりにもいけていない点です(許し難い!)。のちのガンダムシリーズにも、この辺(MSの性能やデザイン)は大きく影響を与えてしまったので、自分はこれでガンダムは打ち止めにしました。 【なおてぃー】さん 6点(2004-01-30 04:36:07) |
7.結構大きく話が展開するのに、2時間にうまくまとめている。ちゃんと戻ってきたセシリーはいい子だ。関係ないけどカテジナさんとは大違いだ。ラストは感動した。森口博子の最高傑作。 【ぷりんぐるしゅ】さん 6点(2003-12-18 09:12:32) |
6.そこそこかな、やっぱ話の展開が早すぎるのは問題かと 【taron】さん 6点(2003-11-11 01:41:39) |
5.《ネタバレ》 ガンダム好きな自分としてはいまいちストーリーに??を覚える作品。もともとテレビシリーズ用に作られたらしいので最後も??なところがある。 【ばん】さん 6点(2003-10-15 11:07:18) |
4.とにかく展開が速いので、キャラクターに感情移入する暇が無かったのが残念。F91自体はめっちゃ格好良いのに勿体無い気がします。これって絶対TVシリーズにした方が良かったと思いますけどね。 【終末婚】さん 6点(2003-10-05 19:44:11) |
3.最初見た時は、「なんだこれ?」って思っていましたが、大人になって見たら、感動した・・・。ガンダムが使う人によって、兵器にも、人助けの機械にもなるというラストは良い!!。 【sirou92】さん 6点(2003-08-15 04:23:52) |
2.ストーリーが中途半端すぎ。映画じゃなくOVAだったらまともなストーリー展開になったんじゃないかと。あと1stガンダムのラストに似ている最後のシーンもちょっとねえ・・・映像や音楽は一級品だっただけに惜しい作品だと思う。 【とおりすがり】さん 6点(2003-02-08 05:12:25) |
1. 安彦良和氏が作画に復帰したのは良いが、物凄ーーーーく中途半端な所でエンドってのは…この後続くのかよ?とか思ってたら、アラ、もう2003年。続きは各自の想像力で補完しろってか?無責任な! 【へちょちょ】さん 6点(2003-01-08 01:57:34) |