1.織田裕二演じる伊沢修は三流詐欺師ながらスーパーヒーロー。騙し騙されのストーリーは名作『スティング』(ジョージ・ロイ・ヒル監督)を思い出させるもの。渡辺謙演じる陸軍中将・東正信が強敵だからこそ、スリリングな展開が凄みを増していると思います。
クライマックスが、何となくハリウッド映画っぽくて、個人的にはどうかな、とも思ったのですが、日本映画であのシーンをバチっと決めるのは凄い事なのかも。
日本、中国、韓国、台湾などの各国の俳優の豪華共演が贅沢な映画。外国の俳優の片言の日本語で、ちょっと気が抜けた感じがしなくもないのですが・・。
それにしても、あの殺し屋すごすぎ・・。