1.《ネタバレ》 どうやら私の観る順番が違っていたようです・・
7回目の冒険という題から判断し最後にしてしまった!
実は一番最初で一番古く一番人気がある作品みたいなのです。
が・・見尽くして最後にこれを観たから目新しく感じなかった。
だからこの採点はもうひとつふたつ星を足してあげないといけない・・
けれどもシンドバッド役はアラブ系の顔でないといけないと、
勝手に思いこむ私は他のシリーズのシンドバッドと比べてあまり・・
魔術師が魔女のようにマヌケではなく完璧でよかったんですが、
完璧な二面性の悪(パルパティーンのようだと言えばわかるかな)
この役は個性的でしかもこの年代からしてもしや?
とまでSWへの影響も勘ぐったくらい(ルーカスも観たと思う)
勧善懲悪なストーリーに違う面白さを出していて、
私としてはエンディングで魔術師がかわいそうに思えたのです。
他のシリーズでは悪のほうに肩入れはしないんですが、
いやどう考えてもシンドバッドは魔術師の島を荒らしてるって(笑)
姫が小さくされるのですが、もうピーターパンのティンカーベルの世界。
作られた年代からしたら本当にすごいなぁと感心します。
ファンタジーであるし冒険モノでもあるし、
ただランプの精がイメージと違ってた(老人の方がよかったり)
おなじみのハリーハウゼンの特撮はインディジョーンズのような活劇に、
怪獣映画を絡めたようないい意味での違和感があり、
今回こそ全てのシリーズの最初のキャラたちが登場。
一角獣が人間を捕らえ料理しようとするさまは細かすぎて笑えます。
あの動きがフィギュアのような造型で、
何コマも取り続けた成果というのが信じられないくらいすごい。
怪しい機械的な動きもこの特撮の魅力です(すでにはまってしまった)
・・でも逆の年代から観たので目新しさがなくこれは自分のせいです。
SWもそうですが製作された順から観たほうが正解ですね。