《改行表示》14.レムの原作も読んでいるし、タルコフスキー版の「ソラリス」も見ているので比べるつもりで見ていましたが、知っていてもこのテーマにはやはり揺さぶられてしまいます。 「偉人たちの夏」など同じような作品も多いけれど、このテーマを描いている作品はほとんど大好きです。 死んでしまった大切な人が生き返って、たとえそれが得体のしれないものでも、姿も同じで自分の知ってる過去を覚えていらた拒否できるわけがありません。 もしかして、すべてが自分が見ている長い夢だとしたたら、一生目覚めずに人生が終わったとしても本望です。そんなことを思ってしまいます。 【omut】さん [インターネット(字幕)] 6点(2017-08-01 05:51:09) |
《改行表示》13.《ネタバレ》 宇宙の果ての絶望、と聞くと”イベント・ホライゾン”を思い出してしまうんだけど、断然本作の方が真の悪夢だと思った。 何度でもリアルに再生される自分の記憶の残滓。正気を保ってなんとか一人目の異質を排除しても、また生み出される同じモノ。強烈にぞっとしましたな。思い出の中の、最もナイーブな辛く痛い部分が繰り返される。これは恐ろしい。正気を失うほどに。 G・クルーニーは帰還できなかった。あの宇宙空間で、永遠に惑星の見せる自らの記憶の中を漂うのだろう。新しい経験は二度とできない。死が訪れればなんぼかマシなのでは、とすら思う怖いラストだった。 【tottoko】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2016-03-27 19:08:10) |
《改行表示》12.ソラリスその後を考えた時、「地球に戻ってれば良かったよ!」「あら、じゃあ今からでも戻れば?私は残ってなんて言ってないし!」「大体お前も年取れよ!」「関係ないじゃない!」なんてケンカしてたりして笑 【kocyan】さん [地上波(吹替)] 6点(2010-09-16 18:01:36) |
11.《ネタバレ》 クルーニー熱悪化の中やはりDVD購入にて鑑賞。(←バカ)ブルーが綺麗だった。汗かいて妻を疑う姿はかなり暑苦しい。その暑さに目が覚めた作品。でもリメイクとはいえ、わりと好きな雰囲気です。結論的には彼に宇宙は似合わない・・・ですよネ。 【成田とうこ】さん [DVD(字幕)] 6点(2010-03-18 21:56:19) |
10.緩やかな水の流れに対する窓ガラスの雨の雫。感情を押し殺したかのような静寂。地球からソラリスへの移動の省略。ソダーバーグは明らかにタルコフスキー『惑星ソラリス』を意識している。意識したうえで、タルコフスキーがソラリスが起こす現象を映し出したのに対し、ソダーバーグはその現象が主人公に及ぼす影響と心の葛藤に焦点を合わせる。亡き妻への固執の原因を事細かに見せる。何度も行ったり来たりする過去のシーンと現在のステーション内のシーンを『トラフィック』でも有効に使われたコントラストの違う画面によって時空を自在に飛び超えてゆく。「ソラリス」を利用した男女の悲しいドラマを実にうまく見せていると思う。タルコフスキー版とは違ったオチもなかなかにショッキングだし、何よりもこの男女のドラマに相応しいオチだと思う。総じて満足できました。しかしタルコフスキー版はこの長々と語られる男と女のドラマを映すことなく男と女のドラマを想像させたし、男の心の風穴がちゃんと描かれていたのだということを忘れてはいけない。 【R&A】さん [DVD(字幕)] 6点(2009-10-29 14:05:44) |
《改行表示》9.すっごい酷評されてますね。。。笑 でも自分は結構好きです。ゆっくりとしたピント送りの映像がまたいい。もっともっとSF・娯楽要素をなくした方が潔くていい作品になったと思いますけどね。 【HAMEO】さん [DVD(字幕)] 6点(2009-02-09 15:03:36) |
8.ジェームズ・キャメロンが「これは“惑星ソラリス”のリメイクではなく、“ソラリスの陽のもとに”の新たなる映画化だ」と盛んに強調してましたが、とてもタルコフスキーの呪縛から逃れられたとは思えない。ストーリー上は多少の変更箇所があるものの、ソダーバーグ演出の基本はどう考えてもタルコフスキー版にある。多分「惑星ソラリス」から無駄なカット(文字通り無駄な部分と、「芸術」的に有用でも「物語」的に全く不必要な部分)を削って、「SF」的に重要なシーンを加えれば、ちょうど本作位のサイズになるでしょう。そういう意味で、中々巧くまとめたリメイクだと思います。特にタルコフスキー信者でない私は、これはこれで興味深く鑑賞できました(「退屈・眠い」という意見が多いですけど、これで眠ってたら、本家「惑星ソラリス」なんかとても完走できませんよ)。唯、芸術性云々は良く解りませんが、ラストの衝撃度はタルコフスキー版の方が上でしたね。という訳で、6点献上。 【sayzin】さん [DVD(字幕)] 6点(2006-09-14 00:00:45) |
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7.《ネタバレ》 自殺したはずの妻が現れた1回目、あまりに淡白に殺しすぎだろ! 【カタログ】さん [CS・衛星(吹替)] 6点(2005-05-13 23:10:14) |
6.最後がよくわからず謎。確かにあんまり面白くなかったけど、そこまでひどいかなあ。こんな程度のつまらん映画他にもいっぱいあるじゃん。ここの評価が低すぎてちょっとかわいそうになりました。 【りょう】さん 6点(2004-07-30 21:47:56) |
《改行表示》5.《ネタバレ》 オリジナル観てないので!?そんなに酷評するほどの作品でも無かった。全体的に綺麗な場面が多く無駄なラブシーンを除けばそこそこ楽しめる。あの子供は生まれてくるはずだった主人公の息子という解釈が あるらしいがラストはイマイチかも? 【わーる】さん 6点(2004-03-26 08:50:08) |
《改行表示》4.現実感のないラブストーリーという感じ。 ラブストーリーにするにしても、密室の宇宙船という舞台を活かした脚本にして欲しかった。ソラリスでなくてもよい。ただ映像はよかったので6点。DVD版は監督とJキャメの解説など、特典が盛り沢山で買い得感がある。借りたけど 【ことり式】さん 6点(2004-01-24 21:34:37) |
3.タルコフスキー版より取っつき易い。タルコフスキー版を見る前の「ソラリス入門」としては最適。ただ、初めから分かりきっていることだが、中途半端な作品であることは確か。ハリウッド映画に慣れてしまっている人には退屈、タルコフスキーが好きな人には物足りない。 【STYX21】さん 6点(2003-12-28 21:31:42) (良:1票) |
2.オリジナル版を観ている人にとっては、やはりある種の物足りなさを感じるところだが、決して不出来な作品ではない。S・ソダバーグ監督のジャンルを問わない“何でも屋”精神は大いに買いたいところ。ただ、ラブストーリーに絞って描くのであれば、何も“ソラリス”である必要はないのではないか。つまり、記憶を具現化させるソラリスと人間との拘わりというものが、本作の最も欠落している部分であることから、物語としてはもうひとつ魅力がなく、興味も湧かないのである。独特の音響効果によるCGで表現されたソラリスは陶酔感溢れる美しさだし、宇宙船内部のセットデザインも見事なもの・・・といった、視覚・聴覚的に強く印象に残った作品だったと言える。 【ドラえもん】さん 6点(2003-07-22 00:12:20) |
1.惑星ソラリスのハリウッド風ダイジェストかい 前の映画意識し過ぎ 悪くは無いけどこれじゃどうせなら原作に忠実な方がわかりやすかったのに |