7.刑務所の受刑者たちの生活を描いた物語。
というのがこの映画の概要。
主人公をはじめ全主要キャストが魅力的でした。
でも物語はドキュメントのようにたんたんと進む。
「刑務所ってこんな感じなのかな」
と新しい発見ができるような映画ですね。
多少は脚色されているんだろうけど「こんな感じなんだろう。」
としては残ってます。
やっぱり規律を守らせることで
「二度とここには来たくない」と思わせるような生活。
そういうのを狙って刑務所では規律を守らせきびきび動かせる。
そして、教官(という表現で合ってるのだろうか・・・)は必要以上に厳しい。
まぁそれも上記のような意識を持たせるためなんだろう。
でも物語の描き方としてはそうした生活を笑いあり、楽しい生活として
仕上がっている。娯楽もありテレビもあり笑いもあり。
それにしても、一番おかしかったのは主人公の心のつぶやきでした。
結構良いタイミングでのつぶやき。
それだけを楽しむためだけに観るものありかもしれません。
そこだけを求めた結果新しい発見もできる、そんな映画ですよ。