《改行表示》112.《ネタバレ》 ~The Green Mile~『(1マイルに満たない)電気椅子までの緑の廊下』の意味らしいが、結末を考えたら『(1マイルほどにも感じられる)遠い道のり』だろうか? キング原作大好きだけど、私はあまり得意でないのか、同じ刑務所映画のショーシャンクに比べて鑑賞回数は少ない。今回で2回め。 デルの処刑が可哀想だから苦手というのもあるけど、囚人という逆境から這い上がるショーシャンクと、刑務官の立場から死刑囚を見送るグリーンマイルの違いかな、後味重たいからあまり観ないんだろう。 死刑囚専用の刑務所なんだけど、いや死刑囚専用だからか、刑務官も囚人も温厚な人が多く、ノンビリした空気が流れてる。死刑執行の前に面会で呼び出され、その間に予行練習するとか、そうだったのか勉強になる。 先日久々の鑑賞をしたが、奇跡の代償の件はすっかり忘れてた。ポールの周りの親しい人が死んでゆく悲しさ。弱々しくも生き続けるミスター・ジングルス…こんな奇跡、嫌だな。 精神病院に入ったパーシーはどうなったろうか?彼もまだ生きているとしたら、それは生き地獄だ。 原作未読だが、ダラボンはこちらのエンディングにもひと手間加えてるんだろうか? 【K&K】さん [DVD(字幕)] 6点(2021-02-13 22:20:37) |
111.《ネタバレ》 理由は分からないけどトムハンクスが何か苦手です。それは置いといて理不尽で不思議な話ですね。人のつながりの部分は感動させられます。 【ないとれいん】さん [DVD(字幕)] 6点(2018-08-15 17:32:53) |
《改行表示》110.《ネタバレ》 スティーブンキングというと、ホラーか、あるいは「ショーシャンクの空」のような非ホラーのどっちかというイメージでもたれているのか、この映画を”ファンタジー”とか”おとぎ話”としてくくっている人達もいるようだ。 でもキングの作品は”超常現象”をけっこう多用しているところがあって、この映画のように、人知を超えた出来事を現実社会で普通に起こってます的な描き方がいかにもキングっぽさが出ていたと感じた。 この彼らしい世界観に素直に入っていけるかどうかが、この映画を楽しめるかどうかの分かれ道だと思う。 私は普通に入っていけたが、号泣したかといえばそれほどでもなく、少女殺しの真犯人でありジョンコーフィーを冤罪で死刑にさせた諸悪の根源ビリーザキッドが電気椅子で恐怖にまみえながら公開処刑されることなく、銃で瞬殺されちゃったあたりは「いや、ビリーこそデル並みの殺され方しないと!」と、すっきりしないところがあったりした。 (それはそれとしてビリーを演じたサム・ロックウェルのゲイリーオールドマンっぽいラリ顔はとてもワンダフル。) ただ、痛烈に印象的だったのが、ジョンコーフィーが電気椅子に座らされて恐怖を抑えるように「I'm in heaven...I'm in heaven...」と何度も口づさむ場面。 字幕には「ここは天国だ・・・天国・・・天国・・・」と書かれていたのだけれど、これは彼が死刑前に望むことはと聞かれて「活動写真を見たことないから見てみたい」という願いにこたえて、看守達のはからいで深夜に彼に見せてあげた映画の一場面の歌。 恐怖を、あの朗らかで明るい映画の一場面を思い出すことで、払拭しようとしていたのであろう。 この歌は、冒頭でポールが老人ホームでたまたまTVにその場面が出てきて思わずジョンコーフィーを思い出し、いたたまれずに席を立ったという場面でも印象を強く残している。 フレッドアステアの有名な「トップハット」に出てくる「チーク・トゥ・チーク」という楽曲だが、「グリーンマイル」を見たあとは、このトップハットの場面が出てきたらついジョンを私も思い出してしまいそうだ。 【フィンセント】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2017-06-14 10:17:19) |
《改行表示》109.凄い大作なんだけど、明らかに好き嫌いが分かれるだろうなと思う。 まず生理的に汚いシーンが多い。ゲロ・小便・ネズミとかダイレクトに見せ過ぎで引いた。監獄所内も小汚い。 登場人物の面々も2枚目とは程遠く、どちらかというと嫌悪感を煽る姿をしている。 人間的にもパーシーは呆れるほどゲスな奴だが、主人公含む看守達がよってたかって報復するのはイジメを連想させる。 またコーフィーの超能力のような奇跡?も、興醒め要素の一つだった。 自分的にはそんなマイナス要素が多い作品だけど、ヒューマンドラマとしては一級品の密度だし、一見の価値は確かにある。 【もんでんどん】さん [CS・衛星(吹替)] 6点(2015-11-13 00:58:28) |
108.《ネタバレ》 現代とは程遠い、30年代というノスタルジックな時代設定と同時に人種差別が色残るアラバマに深い闇が覆っている。そこで起きた奇跡と悲劇。3時間の長尺であるが飽きることはないし、モダンホラーの帝王のスティーブン・キングだけあり、ホラーなシーンがちらほら。そして心を動かされる情感と人間模様が包み込む。ただ、後に見た前作の『ショーシャンクの空に』が素晴らしすぎたことと、悲劇と感動を履き違えているところに違和感。泣きそうになっている自分自身に後ろめたさを感じてしまった。後の作品を見ても、きっとダラボンは前作で精根付き果てたのだろう。54歳の若さで亡くなってしまったマイケル・クラーク・ダンカン演じるコーフィーの人懐っこさと優しさが今でも忘れられない。 |
107.奇跡の男のお話。「ボス~」ってのと、口から出るボエ~~って奴が後々の記憶に残るであろう。 【movie海馬】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2014-11-18 15:51:07) |
《改行表示》106.1回目見た時はとてもいい映画を見たと思ったけれど 2回目見たらそれほどいい映画とは思わなかった。 |
105.けっこう泣けるお話。ショーシャンクのように作りこまれた感はないけど、しっかり観せてくれる。 【afoijw】さん [DVD(字幕)] 6点(2012-01-12 02:31:27) |
104.《ネタバレ》 死刑囚が収監される刑務所が舞台ですが暗くなり過ぎず、また主役も人間味のある人物で心理が伝わりやすく3時間という長さも感じず見れました。ただこの映画、冤罪というものに焦点を当てた場合ファンタジーを真実への理解の基礎としているので心を揺さぶるには至らず、死刑の人権について見た場合にはコフィーがパーシーをビルの射殺に導いたところに引っかかる思いが残る。タイトル通り死に向かう道程というテーマで考えてみると…難しい。作品の真意を捉えかねます。 【さわき】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2011-07-23 01:26:59) |
《改行表示》103.《ネタバレ》 長すぎる。これでもかというぐらいイヤ~なやつが 制裁されるのはザマーミロと思えて良い。 【虎王】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2010-09-10 14:55:06) |
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【Yoshi】さん [DVD(字幕)] 6点(2010-06-16 22:37:02) |
101.《ネタバレ》 過酷な監獄に超能力を持った囚人、ちょっと違和感を感じてしまいました。超能力などのSF要素は無しにしてジョンの冤罪を問う純粋なヒューマンドラマとした方が観やすく素直に感動を享受したと思いますね。上映時間3時間を超えるのに惜しい作品です。 【獅子-平常心】さん [DVD(字幕)] 6点(2009-09-14 01:29:44) |
100.進行は原作とそんなに違わない。が、原作のワクワク感はなくなっている。 【わさび】さん [DVD(字幕)] 6点(2009-08-19 15:53:28) |
99.《ネタバレ》 いい作品だと思います。ただ、ショッキングなシーン(死刑執行シーンはグロいです…かなり…)がある割りに 予想していたよりかなりファンタジー色が強く、正直違和感を覚えた部分が多くありました。出演している俳優のみなさんのすばらしい演技・それぞれの人物像に対する深い脚本など、大変よいところがあるだけに少し残念な気がします。泣けるというよりは、人の生と死について考えてしまう映画でした 【Kaname】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2009-02-28 22:55:54) |
98.《ネタバレ》 凄く良い映画だと云う事は解るんです。役者さんは全編に渡って素晴らしい演技をしてくれるし、そもそも脚本が良い。それでもこの映画を私が好きになれない理由は、あの救われないラストが個人的に受け付けられないからなんでしょう。バッドエンドは別に嫌いじゃないんですけどねぇ。あれだけはどうしても駄目でした。 【民朗】さん [地上波(吹替)] 6点(2008-09-24 21:51:12) |
97.《ネタバレ》 ジョンの持っている力とそれによって起こる数々の出来事は、思わず「おぉ。」と感動してしまいますが、ジョンへの刑の執行は主人公ポールとその同僚と同様に悲しさ・切なさで一杯です。それにしてもその後のポールの人生はいったい何だったのでしょうか?無実と知りながらも、あるいは幾つもの奇跡に助けられたにもかかわらず刑を執行したことに対する罪の意識にとらわれ続けたのでしょうか?刑執行後の約60年間はあまりにも長すぎ、さらに愛する家族や友人に先立たれてもなお生き続ける彼の人生は、あまりにも悲しすぎます。もう少しストーリーに工夫があっても良かったと思います。 【黒兵衛】さん [地上波(吹替)] 6点(2008-05-11 12:49:50) |
96.《ネタバレ》 見ている最中は面白かったしジーンと来たシーンもあったんだけど、もう一度見たら色々気になるところが出てきそうな予感…。序盤にきたろうが出ている!と思ったのは私だけではあるまい。ところで、電気イスって本当にスポンジ濡らすのと濡らさないのとであんなに違いがあるものなの?; 【しぎこ】さん [地上波(吹替)] 6点(2008-05-11 00:13:32) |
95.《ネタバレ》 トム・ハンクスは何も悪いことをしていないのに、なぜあんな「罰」を受けないといけないのか。死刑執行人という仕事自体が既に「罪」なのだろうか。長い映画だが、見応えのある力作。感動作という触れ込みは「?」だが、人間の良心を描いた作品だと思う。デビッド・モースは相変わらず良いね。 【フライボーイ】さん [DVD(吹替)] 6点(2007-09-11 17:48:51) |
94.《ネタバレ》 キング作品の良さというのは、計算された複雑なプロット構成とありふれた風景に突如現れる闇。前者を絵本のようにまとめ、後者に関しては街灯をつけて明るくしてしまったかのような映画版は、キング好きにとってどうも消化不良というか物足りなさを感じてしまう。それでもあの原作エピソードを上手く拾い上げ、絶妙なキャスティング(コーフィーとドラクロワはホントにイメージぴったりだと思う)で感動できる作品にしたのは評価できると思います。 【なな9】さん [映画館(字幕)] 6点(2006-12-23 00:13:59) |
93.《ネタバレ》 ○ファンタジー色がどうも不自然。違和感が多いにある。そういう意味で「ショーシャンクの空に」とは大きな差がある。感動させようと言うのが見え見え。○脚本自体はそれほど悪くなかった。ただ、あの中途半端なエンディングはあまり好きじゃない。○悪役を悪役としてしか描いていない。パーシーはただ観ていて不愉快な奴。○相変わらずデヴィッド・モースは脇で良い味出すね。他の脇もかなり豪華。 【TOSHI】さん [DVD(字幕)] 6点(2006-08-31 01:25:01) |