1.《ネタバレ》 実際に有った話「かわいそうな象」を元に製作されたアニメ映画。昭和18年、戦争が激しくなる一方で、動物園では猛獣が逃げ出す事を考え、やむを得ず多くの動物達を安楽死させる事にした。最後に残ったのは象のトンキーのみ。毒殺という道を選ぶが―…。小学校5年生の頃、初めて自分の意志で映画館へ観に行ったのがコレ。子供だったと言う事も有りましたが、アホな自分はめちゃくちゃ泣いてしまいました。トンキーが食べ物を貰おうと、空腹で弱った身体を奮い立たせて必死に芸をしたくだりはもう号泣です。「かわいそうな象」はあまりにも有名で誰もが知っている話ですが、だからと言って戦争否定に結び付ける気は更々ありません。人間のエゴイズムによって連れて来られ、また殺される。そもそも、動物たちを檻に入れる“動物園”こそ虐待も良いところ! 映画というよりもトンキーに6点を…。