3.《ネタバレ》 アメリカ映画で大きな農場といえばトウモロコシ畑と相場が決まっているのですが、
スイカ畑というのが珍しい。で、そのスイカ畑をやっている田舎のおっちゃん役があのブロンソンです。
何年か前にロスでムショに入っていたことがある前があるようですが、スイカ畑のおっちゃんということ以外、全く正体不明。
ブロンソンだから当然ですがただ者ではない。やたらと強い。この土地の犯罪界の大物を前にしても全くひるむこともない。
序盤からの、スイカ畑と自分が雇った労働者を守るために戦う冷静沈着、寡黙で強いブロンソンがやっぱりカッコいい。
しかし仲間が酷い目に逢わされ、せっかく収穫したスイカがマシンガンで粉々にされるに至り、
冷静沈着に振る舞っていたブロンソンの怒りがついに爆発します。
あとはいつものブロンソンの復讐モノと同じく、奴らを皆殺しにするまでです。
ブロンソンだけでなく、ブロンソンに寄り添うメキシコ移民の女もまたカッコよかった。
ブロンソン映画の女といえば、ジル・アイアランドですが、
本作に関して言えば、このメキシコ女を演じた女優さんがピタリとハマっていましたね。