2.《ネタバレ》 高樹沙耶さんが大麻に手を出し、壊れてしまった。原因はこの映画にあるのでは、と鑑賞。無垢の女の子が初出演する映画としては、刺激が強くなかったか?映画業界は、出演作が俳優の性格を変えてしまうほどのインパクトのある作品もあることを、具体的にどうフォローしているんだろう?カウンセリングとかいるのかな?この映画、たしかにビニ本業界のことを描いているが、女性が描けていないかというとそうでもなく、中々興味ある内容に仕上がっている。名高達郎の役は結構適当なおじさんだが、何やら王子様みたいな役どころ。ちょっと展開に「?」な部分もあったが。この映画のポイントは土屋昌巳演じる神崎なる人物。純粋な沙耶を前にして、自分で局部に熱湯をかけて、最後彼女への想いに悶絶して、自殺までしてしまう。(屋上から飛び降りたシーンは、井浦秀夫の漫画「少年の国」を思い出した。)結局、あまりにも不健康なことしてると、「女神」が現れたとき、自分で自分を罰することになるんでしょうね。身を律っせねば・・。怖い、怖い。