《改行表示》9.《ネタバレ》 ゴシップ・ライターとの愛憎ありつつ腹を探りつつ、そこはハリウッドというビッグなショービジネス有っての立ち位置なのは互いにわかり合っている仲。お互い黒い秘密を握り合って敵ながら変な信頼感があるところが憎らしい演出。 一方、甘い言葉でコロッと転ぶような世間知らずの女は不安定要素が大きく、放っておく訳にはいかない。 コロンボは、往年の大スターに直接ネクタイを結んでもらいメロメロになりそうなものだが、そこに惑わされず真相にズバリと近づいていく終盤は圧巻。 フリーメーソンの指輪の意味がよくわからず。かといって二度見て細部を確認する気にもなれず。まあ別にいいや。 今週の気づいた事: 女は女を信用しない 【ほとはら】さん [DVD(字幕)] 6点(2023-07-09 12:55:40) |
《改行表示》8.本エピソードは殺人の動機がわからず、最後に謎が明らかにされるという変わった展開。 鑑賞者の緊張の糸を途切れさせないよう、シナリオ作りには懸命な工夫が見られるが、 元売れっ子女優という設定で犯人役を演ずる、「イヴの総て」の主演アン・バクスターも、 実際にこの時期はTV中心の仕事をしていたらしく、中々妙味のあるキャスティングだった。 コロンボの仕掛けはなく、犯人の目星をつける過程にも疑問符はあるが、これはこれで面白かった。 【MAHITO】さん [DVD(吹替)] 6点(2012-07-10 04:25:34) |
7.《ネタバレ》 犯行の意図が、最後になって明かされるのは良いのだけれども、それが、ストーリー全体にうまくとけこんでいないので、肩透かし。傑作ぞろいの第1シーズンと第3ーズンにはさまれて、いまいちの第2シーズン。その第2シーズンを代表的するかのような、いまいちいの作品。 【みんな嫌い】さん [CS・衛星(吹替)] 6点(2011-12-29 16:38:07) |
《改行表示》6.ハリウッドの撮影の舞台裏が見れる映画は他にもあったと思うが、この映画はその中でも抜きん出ている。特出すべきは何と衣装担当としていくつもオスカーを取ったイーデス・ヘッドまでもが姿を見せていること。 そしてまた往年のスターであるメル・ファーラーとアン・バクスターの出演、ファーラーの方はこの後の映画にも出ているし昔と変わらぬ姿ですぐわかるが、バクスターの方は正直誰だかわからなかった。女は男よりも年齢による変化が大きいということだろうか。 映画としてのできは並程度か。最後の噴水の話ですべてはわかるが、伏線としては今一歩か。 【ESPERANZA】さん [地上波(吹替)] 6点(2011-07-10 18:32:11) |
5.アン・バクスターが女優を演じる。新人女優イヴを思い出しますが、時は経ち今度は落ち目のベテラン女優という役どころ。他にもオードリー・ヘプバーンの元夫に撮影所が舞台ということもあって大御所イーディス・ヘッドが登場したりとなかなか華やかです。このシリーズの楽しみ方は色々あると思いますが、僕は本作のように真の動機が最後まで分からない作品よりも、動機(犯人の事情)が最初から分かりやすい作品の方が、作品ごとに様々な事情を持つ犯人と警部の、犯人の事情によって味のあるやりとり、あるいは全面対決といったこのシリーズならではの楽しみ方がしやすいように思えます。ただ、ジェリーの人物像も効いていて、犯人が人違い殺人やってしまったと思わせるトリックはお見事でした。 【とらや】さん [DVD(吹替)] 6点(2011-02-18 23:48:02) |
4.《ネタバレ》 なかなか良かったかと思いますよ 一見浅はかな犯行と思わせきや、実は長い年月があったという終わり方は、深く、、そして悲しい… 警部、今回は悲しい結末でありましたネ 【Kaname】さん [DVD(字幕)] 6点(2011-02-01 23:35:01) |
《改行表示》3.同じく往年の大女優を犯人役に仕立てた秀作「忘れられたスター」(8点)と比べちゃうと、これはちょっと落ちるというか、コロンボものとしてはごくフツーの出来栄え。大女優役がもともと腹黒い役柄で名を挙げたアン・バクスター(「イヴの総て」「十戒」)だけに、十八番の役柄をそのまま踏襲しているだけみたいで、たいしたサプライズもないし・・・。ただ今まで写真だけでしか知らなかった、ハリウッド衣装デザインの第一人者イーデス・ヘッド女史の「動く」姿を見る事が出来たのだけは収穫だったかも。 【放浪紳士チャーリー】さん [DVD(字幕)] 6点(2008-08-30 09:53:46) |
2.中盤すぎまで犯人は失敗したという思いを抱かせるプロットは秀逸。往年の名優アン・バクスターは相変わらず美形。 【Mr.MONK】さん 6点(2003-12-14 20:33:25) |
《改行表示》1.やや落ち目になった往年の名女優が犯人。初めて会う前にいつも以上に 身だしなみを整え、特に爪にまで気を使うコロンボ。そして初対面のときの、はしゃぎようは愉快です。ただ殺害方法には少し無理があり、ラストの罠も、いつもより、キレが無いような気がします。でも、いつものネクタイが『カミさん』の贈り物とは。警部、あなたって本当に愛妻家なんですね。 |