《改行表示》14.クメール・ルージュの悪虐について聞いたことはあったが、詳しくは知らなかった。で、この映画を見て知見が深まったかといえば、残念ながら そうとは感じられない。 前線記者の体験記に留まってしまっていて、歴史的な事件全体をうまく描写は出来ていないのではないか。クメール・ルージュについては謎な部分も多く、それを題材とした作品も少なく思われる。その少ない作品の一つだからこそ、期待する部分も大きかったせいもあるが、それ程興味深くは見られなかった。 逆にベトナム戦争を扱った映画は多く、中には名画の部類もあるので、どうしても比較してしまうのも もどかしく感じる一因かも。 【くろゆり】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2020-03-04 22:18:41) |
13.若干冗長かなとも思いましたが良い映画でした。イスラム国のこととかも後年歴史になったら映画になるのだろうか。 【えぴおう】さん [映画館(字幕)] 6点(2015-03-23 17:05:30) |
12.《ネタバレ》 よく映画化できたなと思わせる 正直すごく重い内容 だがしかし 現実的に 地球上のどこかで戦争は起きていて 人と人が殺しあっている なぜこのような事が起きてしまうのだろう 権力争いなのか それとも 憎しみの果て なのか ・後半の逃亡時の緊張感はスゴイ でも最後のイマジンは何か違うような気がする 若きマルコビッチが出演してます まさか後々スゴイ俳優さんになるとは 誰も予想出来なかった かも しれませんネ 【Kaname】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2012-02-28 08:19:56) |
11.なんかもう、この世の終わりかと思うほどのミもフタもない荒廃っぷりに、「なんてこったい」と何度も呟いた。有名なラストシーンは確かに感動的ではある。でも、そもそも何でこんなことになったのか、ということに考えが及ぶと涙も引っ込むというもの。もっと映画として怒るべきじゃなかったか。どうも「アジアの人ってかわいそう」的な目線を感じる。素材がナチスものならば、もっと身を切るような制作作業になるような気がする。 【tottoko】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2012-01-07 02:38:47) |
《改行表示》10.他のどの戦争映画より恐ろしく、衝撃的な内容だった。 これが実話だとは・・・、しかも他国への侵略ではなく、本来守るべき自国民を虐待している。 人間がここまで残酷になれるとは・・ 【のははすひ】さん [DVD(字幕)] 6点(2010-12-10 23:22:42) |
9.レビューしづらい内容ですね。確かに圧倒されましたが、政治的な思惑はよくわからないので、内容への理解が追い付かなかったのが正直なところですね。 【色鉛筆】さん [地上波(字幕)] 6点(2009-07-05 20:50:52) |
《改行表示》8.映像の力に圧倒されますね。そして80年代にこの作品が作られたことがすごいとおもいます。でもどうなんでしょうね。ジャーナリストが主人公だと結局彼らは傍観者で、たまたまアメリカの覇権が続いているからこの論理が正当とおもわれている。でもあと20年もすると世界のパワーバランスも変わってるだろうからそのときにこの映画の価値がどの程度あるかはわからないですね。べトナム人自身による映画が作られることを期待したい。 【たかちゃん】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2007-06-28 12:45:47) |
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7.《ネタバレ》 虐殺の背景などは殆ど説明されないので、多少の予備知識は必要に思える。気楽で適当な外人記者達の軽薄さなど、恐らく製作者が意図したものではないだろうものは感じることは出来るが、アメリカに対しての批判性は弱め。まるでアメリカ人の美談のような作り方には嫌悪感を感じます。しかしラストシーンの短い会話は、二人にしか判らない信頼関係が存在しているのだということが強く伝わってくる良いセリフでした。また、通訳が「元気か?」と寧ろ記者の方を気遣う辺りがこの人物の人間性をあらわしていて良いです。それらも全て、ディス・プラン役のハイン・S・ニョールの素晴らしさがあってこそではありますが。 【MARK25】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2007-01-25 21:37:48) |
6.ローランド・ジョフィ監督の一方通行になってるところも多々あるので、ラストですんなり感動というわけにもいかない。難しいやね、この手の題材は。 【mimi】さん [映画館(字幕)] 6点(2005-09-27 01:29:07) |
《改行表示》5.この作品を当時の関係者からの視点を踏まえて 描いたら…そのクメール・ルージュの残忍さと 他国の優しさと偽善と言う残酷性がもっと浮き彫りに なっていたであろう。 リアルでショッキングな映像は、そのままを『非現実』として しか映さなかった、とても残念。 どうしても“プロパガンダ”としか私の目には 写り得ない…そこまで保身をしたいのか……? 『真実』を映す事を何故拒むのか… 【MAZE】さん [DVD(字幕)] 6点(2005-09-12 02:35:50) |
4.少し題材に興味があって、これは見ておきたいなと思って見ました。まさにそういう映画だと思います。面白いとは言えないけれど重要な映画。ただ残酷さやインパクトで言えばほかの題材を扱った映画のほうがすごいものがたくさんあるのであとあとまで印象に残るというほどでもなく、いろいろなその他の映画の中に埋もれてしまいそうで残念です。それとやはりアメリカ人の視点で描かれていたのが気になりました。地味に、興味ある人に見続けられていくための映画かなぁと思いました。 【るいるい】さん 6点(2005-03-18 19:52:49) |
3.とにかく「死」が恐ろしくリアル。映像の凄まじさにまだ学生だった私には衝撃度は高かった。最後の再会のシーンは素直に良かったと、私は思えた。いい作品だと思います。 【はむじん】さん 6点(2003-06-07 00:28:26) |
2.1日を何気なく暮らしている人もいれば、命がけで生きている人もいる。改めて、戦争というものの恐ろしさを感じた映画でした。 【猫娘】さん 6点(2001-10-06 16:28:38) |
1.大島渚監督がこの映画のことをボロクソに言ってたのを記憶している。まああの人は普通の感覚ではないから別に参考にはならないが、確かに手放しで信じて良いのか疑問の残る作品ではある。純粋にこの作品を見た場合、単にポル・ポト派を非難するだけの映画に映ってしまう。勿論、個人的にもポル・ポト派を正当化する訳ではないが、この映画の背景にある“アメリカの自己弁護”と言う要素を忘れてはならない。ここで描かれている戦乱は、一体誰が持ち込んだものなのか? 最近、NHKでこの映画を放映していた。NHKと言えばベトナム戦争時、他の民放が「解放戦線」と呼称を改めても、尚、差別的「ベトコン」と呼び続けた。「ホーチミン市」ではなく、「サイゴン」と言う呼称についても同様である。また本作と同時期、隣のカンボジアで内戦が続いている最中、海外支局の局長が赴任した時、空前の盛大なパーティを開いて、要人を招待したのも有名な話である。勿論、受信料と言う経費を使って。本作の主人公はマスコミ(ニューヨーク・タイムズ)。彼は戦乱に残したプランをよそに、母国でピューリッツァー賞を獲得する。ここでも主人公は“自己弁護”を繰り返す。何だか作る視点を間違えてはいないだろうか? まあどこのマスコミも無神経なのが多いから・・・ 【☆】さん 6点(2001-02-05 23:24:34) (良:2票) |