《改行表示》42.死が軽いというよりは、死がファンタジー(現実感がない)。 島のガラパゴス生命達は生命感がない、性がファンタジー(好奇心しかない)。 という2項対立していないものが、映画の中にありながら 妙にリアルな戦闘シーンが私は場違いに感じました。 むろん、戦闘シーンがもとにあるからこそ 生命が闊歩する地を描く大切さがあるのだと思います。 ゆえに、戦闘シーンが通しでみるとファンタジーの朧に包まれすぎなのかも。 【元祖】さん [インターネット(字幕)] 6点(2022-01-15 21:28:33) |
《改行表示》41.《ネタバレ》 渋い大人の映画だな~って感じました。 帆船がリアルで、大航海時代ってロマンだな~。こんな時代があったんだ~。と思いながらみてました。 印象的だったのが、ガラパゴス島での、未知の生物の発見に興奮している様子は、よかったです。 なんか人間の本能というか、そんなものを感じました。 呪いを信じて自害するところは、当時の宗教や、神の存在を重要視している文化を感じました。 物語の起伏はそんなになく、特に序盤は若干退屈と感じましたが、大航海時代を感じる価値ある作品。 【へまち】さん [インターネット(字幕)] 6点(2021-01-31 22:05:08) |
《改行表示》40.《ネタバレ》 リアルなところとちょっと変というところが混在して非常に変わった映画。 まずリアルなところは、何といっても戦闘シーン、帆船同士のまだ石の砲弾のぶつけ合いがすごく迫力ありました。(最近の安手の戦争物のように、石の砲弾が発火しないのも好感度アップ。)あと軍艦の艦内生活も、厳しい階級社会、ほんの子供から30歳近くまで混在する士官候補生たち、そして未熟な士官候補生と熟練した水夫の間の微妙な関係等、本当にリアルな、よく再現したなと感心したところが多かったです。 ただ、その反面首をかしげるところもまた。 まず題名からして。「マスターアンドコマンダー」という階級は海尉艦長とも訳され、正規艦長と一般士官の中間的な立場で、スループ艦やスクーナーといった小型艦を指揮する役職です。ところがサプライズ号は小なりとは言え、正規の軍艦ですから正規艦長じゃなきゃおかしいなと思ってたところ、今回ようやく訳が分かりました。この物語は小説としては第二作にあたり、好評だった前作の題名をそのまま引き継いだのこと。 でも、主人公のものと違う階級が題名ってどう考えてもおかしいですよね。 あと、軍医がやることなすこと、ほとんどリアリティにかけることばかりで。 まず、手腕からいうといきなり脳手術はやるは、自分で自分の腹に入った弾は抜き出すは、ほとんどブラックジャックレベルですw ま、それは単に優秀だったということでもいいんですが、ありえないのが言動。当時の軍艦において艦長が絶対的な権限を持ち、乗組員の生殺与奪を握っていたのは、極めて当然のこと、それを暴君呼ばわりとか訳わかりません。 あげくが軍医が、与えられた任務よりも、自分の博物学研究を優先するよう艦長に要求するとか、この脚本書いた人って本当にこの時代の人間を描くつもりがあったんでしょうか? まったくこの人一人のおかげでリアリティぶち壊しでした。 ただ、リアルなところは本当にリアルで素晴らしい映画だったのですが、このレベルでホーンブロワーの映画化とかあったら素晴らしいですね。 平成24年2月9日再見 いくら時代考証が素晴らしくても、ストーリーそのものがあまり面白くなくては。 残念 【rhforever】さん [DVD(字幕)] 6点(2010-07-26 11:05:47) |
39.いちばん印象に残ったのは船長と船医とのあいだのかけあいで、あとはそれをリアルに描くための舞台装置、という印象です。荒くれ船員と士官の対立をうまくおさめる船長の苦労とか、ガラパゴス諸島におとずれたセミプロ博物学者のワクワク感とかに感情移入できるような人なら楽しめるかな。そういう意味で、ガラパゴスについたあたりからが、楽しかったです。エンディングも粋でよし。 【小原一馬】さん [地上波(字幕)] 6点(2010-02-14 01:10:48) |
38.海の男の熱き闘いを描いている映画です。ホントに男しかでてきません。人物の描き方も良いし、少年ですらリーダーシップをとって戦う海戦は迫力があるんですが、どうもストーリーが主観的すぎる割に散漫で深みに欠けます。熱いながらもサッパリ味で質は高いと思われます。 【すべから】さん [DVD(字幕)] 6点(2008-10-07 11:56:57) |
37.ラッセル・クロウは男くさい世界が似合う。19世紀初頭の海戦とはどんなものだったのかを再現してくれた感じである。 【アンドレ・タカシ】さん [DVD(字幕)] 6点(2008-09-12 01:54:28) |
《改行表示》36.《ネタバレ》 艦長と医者の友情を中心にした航海日誌の映像化と感じました。撮影は素晴らしく、特にガラパゴス島への上陸風景は、多くの興味を引き、本当に楽しいものでした。最後の仏戦艦との戦いの後日談が未だに良く理解できませんでした。仏の医者は死んでいて、船長があの刀を直接渡した、ということなのでしょうか?、最後に追っかけますが、あんなに距離があっても追いつけたのでしょうか?新艦長は無事だったのでしょうか?続編も作るつもりなのですね。 【亜酒藍】さん [DVD(字幕)] 6点(2008-01-08 17:55:55) |
35.荒くれ男たちの汗まみれ海水まみれの大海戦展開劇かと思って見たのですが、ほとんどは何かほのぼのしたのんきな感じで、合戦シーンなどはごく一部で、むしろ「ジャック・オーブリーの航海日記。今日はこんなことがありました」を延々と見せられている感じでした。まあ、当時の実際の航海なんてのはこんな感じだったんでしょうね。ただし、結果として見た側も「乗った気にさせられる」力は、なかなかのものだと思います。 【Olias】さん [DVD(字幕)] 6点(2007-08-27 02:35:01) |
《改行表示》34.《ネタバレ》 エンディングが消化不良気味です。 ドクターは、敵船の船医が亡くなっていたのを知ったのかな? 【あきぴー@武蔵国】さん [DVD(字幕)] 6点(2006-12-17 23:56:41) |
33.もの凄い金を掛けたドキュメンタリー「はたらく水兵さん」。この時代の軍艦とはこういう物で、海の上の生活とはこういう感じで、戦闘はこんな感じでやってたんですよ、という事を見せたい映画。だからまあ、別にガラパゴスで牧歌的に終わってくれても全然構わなかった。なかなか悪くなかったけども、青池保子のイギリス海軍物のマンガの方が100倍面白い。 【C-14219】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2006-07-28 01:08:18) |
|
32.「この時代の軍艦に乗ったらこんな感じかな」と思わせるドキュメンタリーみたいな作品だった。長い航海での喜怒哀楽の全てが詰まっているが、どれもアッサリ描かれていて、感動をぶつけて来るようなものが多いこのテの映画では、このアッサリ感は新鮮だった。 【デコバン】さん [DVD(吹替)] 6点(2006-07-24 23:04:00) |
31.小説あったら読んでみてー!!長い小説を短くした感じやねー。 【Pepe】さん [DVD(吹替)] 6点(2005-12-28 22:46:22) |
30.娯楽大作っていうわけではなかったんですね。ストーリーを楽しむには、時代背景を知っている人を選ぶ映画だね。知らない人はただのアクション映画として観るべきかな。 【アルテマ温泉】さん [DVD(字幕)] 6点(2005-12-01 23:35:58) |
《改行表示》29.《ネタバレ》 19世紀初頭ぐらいのナポレオン戦争のお話。 アカデミー賞10部門ノミネート作品。 ラッセルクロウ演じるイギリス軍艦長ジャック・オーブリー率いる「サプライズ号」が フランスの軍艦をストーカーばりに追いまわすお話です。 罠にかかったり、かけたり、大砲ドカンと打ったり、血がドバッとなって、腕を切断したり、頭開けて脳みそを見たりしてました。 ラッセル兄貴がぽっちゃりしてました。 グラディエーターやプルーフ・オブ・ライフのときみたいにムキムキの男っぷりではないです。 日本の海の男はふんどし一枚でムキムキなんですがね (例:原田泰造)。 【ひで太郎】さん [DVD(字幕)] 6点(2005-10-29 16:04:13) |
《改行表示》28.私も劇場でこの映画の予告編を見たときに「悲壮な覚悟の少年達が伝説の艦長を信じて圧倒的に強力な敵と戦う感動系映画」だと思っておりました。(ってか、実際予告編ではそう言ってたし..) ま、結局劇場でこの映画を観る事はなく、先日CSにて遂にこの映画たわけですが.....、予告編からは全く想像できない博物学者大活躍の中途半端な娯楽映画でした。いやそれはそれでいいんですが...予告編が本編の内容とかなり異なるというのはいかがなものか、と。 【あばれて万歳】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2005-08-15 00:25:13) |
27.《ネタバレ》 予告を見て、青池保子の帆船物漫画か?と思っていたけど、ほんとにそうだった。そうだったけど、青池氏の帆船物の方が、よほど面白いように思うのは、やはり、あまりにもオーソドックスでスタンダートな作りだからだろうか。展開は読めるし(落ち零れ士官が身投げするとことか、負傷した軍医が自分で手術するって言うとことか。ブラック・ジャックするよ、きっと。と思っていたら、本当にするもんなぁ)、ここ!って時に、画面は暗くなるし。当時の戦況からして、そこまで固執する必要があるんだろうかとも思うし。ラストは強引だし。ただ、映画には公開時期というものもあって、本作が公開された当時、マトリックス続編狂想曲に代表される、CG多用映画に振り回されていたこの時期には、こういうオーソドックスな作りが却って新鮮だったのかもしれないなぁ。面白くないとは言わないけど、ワクワクもしなかった。全編、思い切って女っ気無しにしたとこや、軍医が自分の趣味に固執せずに動物達を放してやるとこがいいけど、展開を思えば、これも予定調和なんだなぁ。 【由布】さん [DVD(字幕)] 6点(2005-06-29 23:55:26) |
【000】さん 6点(2005-03-27 12:06:43) |
25.《ネタバレ》 この映画のバックグラウンド、1800年頃のヨーロッパの知識(当時の船の技術力だとか、船長になるためのシステムなど)をある程度把握してないと、ただのアクション映画に見えてしまって十分に楽しめないのではないでしょうか。この映画は派手なアクション-ン満載のフランスの技術力に勝るフリゲート船との攻防が注目されがちですが、実は人間ドラマが一番の見せ所なのかもしれません。事実、戦闘シーンよりも登場人物たちのやり取りに多くの時間を割いていましたし。常に軍人としての任務と人間としての義務の間で即時の決断を迫られるジャック・オーブリー船長、そして彼を取り巻く船長とは幼馴染みで博物学に興味を注いでいる医者や、片腕を失った士官候補生、そして船長を慕い、信じてついて行こうとする船員たちなど、1人1人のキャラクターには魅力がありました。ただ、彼らが織り成すドラマに深みが無いのがこの映画の質を下げている要因でしょう。味の無いドラマを中心に据えてしまったために、中途半端な作品になってしまったような気がします。アクションシーンを期待していた人たちは裏切られた感が強いのではないでしょうか。 |
24.海のドンパチ劇の中で悲しくも命を落とした少年達の話かと思っていましたが、そうではありませんでした。じゃあ何を楽しむものかと言うと微妙でした。ラッセル・クロウ演じる船長と船医の関係、ガラパゴスの自然、海の厳しさ、ドンパチの迫力、全てがソコソコで、不完全燃焼な感があります。ユーモアは良かったです。 【暇人】さん 6点(2005-01-28 00:06:45) |
23.結構入り込んでしまいました。確かに盛り上がりには欠ける印象はあるけれど、いい感じでした。 【かじちゃんパパ】さん 6点(2004-12-16 16:59:40) |