1.《ネタバレ》 ビジュアルが美しい。アニメーションがなめらかできれい。スピード感があって面白い。声優さんも完璧。
特にお気に入りのシーンは、『ドラゴンの牙』のセイレーン。恐ろしさと美しさを併せ持つ名場面。さすがはディズニーですね。
ですがストーリーは一本調子。基本的には逃げの一手。途中で飽きます。
また、他のキャラクターのビジュアルは申し分ないのですが、カオスの女王エリス、シンドバッド、マリーナ、メインの3人のビジュアルが好みでありません。これは致命的。誰か一人でも好みに合っていたら、ストーリーの拙さをカバーできたのに。
子分たちも登場シーンはイカしていたのに、それ以降は完全にモブに成り下がります。
副官みたいな人、武器をいっぱい持っている人、やたら身軽な人。
魅力的なキャラクターも結構登場させておきながら、全然活躍しません。
日本の人気漫画『ワンピース』なんかに慣れ親しんでしまうと、物足りないのです。
バトル系やアドベンチャー系では、やはり日本の漫画はトップクラス。すべてのキャラクターに見せ場があり、イキイキと活躍するのです。
この作品も悪くはありませんが、日本の漫画には遠く及ばないですね。