26.《ネタバレ》 テーマを決めて鑑賞しなければ苦行となるような作品。サスペンスを期待して観ると裏切られる。犯人は分からないままモヤっとしたものが残るし、捜査らしい捜査もされない。割とストレスが溜まります。が、画で魅せられてるような気もします。もう少しエンタメ性を加味してくれれば大衆受けするのになって感じです。 【いっちぃ】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2021-04-27 00:51:54) |
《改行表示》25.《ネタバレ》 映像の巧みさ,惹きつける場面転換など,名作と呼ばれる意味はよくわかったけれど,肝心の内容が「未解決連続殺人事件」と「自白の強要や拷問などをしてでも”犯人”を捕まえたい刑事たち」なので,「何を言いたいのだろう」と思ってしまった。 連続殺人事件を解決したいならば,犯人を捏造してしまいうわべだけで終結させることこそ,最も避けるべきところなのにそのようなことに危機感さえ持っていない。 それどころか,「自分たちの捜査を邪魔するとは何事だ」「自分たちは被害者だ」といわんばかりの主人公の振る舞いがひたすら不愉快に映ってしまった。 犯人が捏造されれば,真犯人が野放しになって事件は増えるばかりなのに,そんなことも気づいていないのか? 映画技術は素晴らしいかもしれないが,私には名作とは思えなかった。虚しい作品だった。 【プランクトン】さん [映画館(字幕)] 6点(2021-01-04 14:39:53) |
24.《ネタバレ》 血も凍るような残虐な方法で殺人を繰り返す連続殺人鬼を追って、執念の捜査を続ける対照的な刑事を描いたサイコ・サスペンス。監督は後に外国語映画で初のアカデミー作品賞を受賞するポン・ジュノ。という訳で今回鑑賞してみたのですが、うーん、正直微妙な出来でしたね、これ。確かにこの陰鬱でダークな世界観はかなり作り込まれていて、爽快感など皆無の絶望的なラストなども充分見応えはあったと思うのですが、いかんせん長すぎますわ。無駄なエピソードが多すぎる上に、ストーリーがあっちへ行ったりこっちに行ったりとちょっと脱線しすぎで途中のダレ具合が半端ないです。なんかこの監督の悪い面が出ちゃったように感じました。デビッド・フィンチャー監督の『セブン』と『ゾディアック』を足して二で割ったような印象ですかね。内容的にもその二作のちょうど中間あたりって感じでした。 【かたゆき】さん [DVD(字幕)] 6点(2020-09-15 03:42:34) |
《改行表示》23.暴力とかよりも、ちょっと見苦しいシーンがあって途中まで印象は悪かった。それでも、最後まで観させる力強い映画だと思う。 現実の事件とは多少違うと思うが、作品としては上手く作られていると感じた。 【simple】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2015-09-22 21:17:31) |
22.いい映画なんだけど、深みが少しもの足りない。 |
21.ポン・ジュノ氏の「母なる証明」を観て、「殺人の追憶」も観たくなりました。ご想像にお任せしますって感じ?誰かの追憶を物語にしていると思っていたので、私ってやっぱりバカだな。 【新しい生物】さん [DVD(吹替)] 6点(2013-10-19 03:13:35) |
20.実話を元にしているといっても、映画としての展開は平凡なもの。所々でいいシーンはある。 【noji】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2012-04-05 00:31:15) |
《改行表示》19.未解決事件を題材にしたことが、この映画の最大の価値のように感じます。 日本国内でも似たような事件で、未解決の事件が多くあり、世界各国でも同様に苦しみ、哀しみ、恐怖し、気が狂わんばかりに捜査している刑事はたくさんいると思います。 大事なのは事件を風化させないこと。すぐ近くに、普通に犯人は暮らしているだろう事実。その事を忘れ、犯人を見逃す事は、もしかしたら、その行為自体も罪になるのかもしれない...と見た後色々と考えさせられました。 見る方の受け取り方で変わるだろう内容は、とても評価が難しく、私自身は「6」としましたが、ノンフィクションが好きな方にはお勧めです。 【sirou92】さん [DVD(字幕)] 6点(2009-12-05 23:15:12) (良:1票) |
18.未解決の連続暴行殺人事件がことごとく韓国の歴史の闇とリンクする。ことごとくである。そして物語構成に一切の無駄が無く全てが全てにからんでゆく。北朝鮮の侵攻に対する灯火規制と共に起こる事件。当たり前のように行われる警察の拷問と軍事政権下の国家権力に対する国民の怒り。怒りは容疑者から証人へと変わった男を警察から遠ざけ、またある時はデモ行進によって機動隊の出動を邪魔する。どちらが犯人か判別できないある事件の容疑者と被害者の兄の写真。あるいは都会刑事を犯人と間違うエピソード。刑事の自信と確信をことごとく失墜させてゆく展開はまさに何を信用すればいいのかわからない時代を写し取っている。強引なやり口を批判する都会刑事もまた闇に翻弄され自らを失ってゆく。そしてトンネルの闇に同化するように消えてゆく容疑者は時代の闇そのものだったのか。排水溝を覗くことの繰り返しは十数年という月日の流れの中で闇の時代が過ぎ去ったことを提示する。このあまりの完璧さに感心しながらも完璧であることに少々の不満も感じる。そしてこの完璧な構成を分りやすくする大袈裟で過剰な語り口がどうも苦手だ。まあでもボン・ジュノは社会派をエンターテインメントに紛れ込ませて見せるのがうまい。 【R&A】さん [DVD(字幕)] 6点(2009-04-20 16:55:31) (良:1票) |
17.《ネタバレ》 土の臭いが漂ってくるような映画です。庶民的、また田舎風とも言える雰囲気が充満しています。ギャグ的要素が少しあったりするので、肩の力を抜きながら見ることができます。事あるごとに刑事が容疑者にドロップキックをするのがツボでした。逆に連続強姦殺人の犯行が発覚した時は、シリアスです。被害者は女性で性的表現が多いので、女性や子供にはお勧めできない映画です。最後まで犯人が誰だったのかタネ明かしをしません。ラストシーンでパク・トゥマン刑事が「あいつだったのか!?」というような表情をして終わります。ということは犯人は登場人物の中にいたということなんでしょうか・・・。まぁ犯人が誰だったのか謎のままでも、それはそれでこの映画の特徴なのかなって思える映画でした。 【VNTS】さん [DVD(字幕)] 6点(2009-02-17 23:47:52) |
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16.評価高いですね。緊張感を持って展開するストーリーは悪くなかったですが、自分は韓国の田舎の風情や文化の違いを味わっていた感がありました。登場人物はニッポン人と似たような顔をしてますが、やっぱり外国ですね。 【アンドレ・タカシ】さん [DVD(字幕)] 6点(2008-10-06 01:15:30) |
【Yoshi】さん [DVD(字幕)] 6点(2008-03-15 19:30:54) |
14.ありえないほど杜撰な手がかりの与え方、ありえないほどの捜査の手際の悪さが鼻につきますが、「実話を元にしたフィクション」の故なのでしょうかね。 【K】さん [DVD(吹替)] 6点(2007-12-10 22:13:46) |
《改行表示》13.未解決事件を扱うのなら、真っ当な作家はこうするだろうというアプローチ。 ただ、いち刑事が連続殺人という派手な事件だからといって、ラスト付近の描写に至るほど執着していく過程がわからない。 真相に迫っているような内容であれば、固執していく心理も理解できるのだが、どうにも間の抜けた証拠ばかりで、説得力を欠く。 展開自体も間抜けが目立つ。 捏造や半端な確信で尋問している容疑者の扱いは、尋問中に新たな殺人が発生して容疑が晴れる、という展開の方が納得し易いと思うのですが(現実にあった展開に即したのかな)。 【カラバ侯爵】さん [DVD(吹替)] 6点(2007-06-19 18:42:22) |
《改行表示》12.なかなか重厚な本格派刑事物。最後が何ともいえない。賛否あいはんばか。 【ご自由さん】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2006-09-01 22:27:30) |
11.《ネタバレ》 そりゃ、あんな適当でいい加減な捜査だったら、捕まるものも捕まらないでしょう、としかいいようのない作品。不思議なのは、あれだけ犯行が頻発したら相当な大事件のはずなのに、人手が投入されているように少しも見えないことと(最後まで4人ぐらいで実働しているように見える)、集めた情報や資料をもとにディスカッションや方針決定をしている場面がまったくないこと。なので、そもそも刑事たちが熱心に捜査しているように見えません。と、内容だけで見るとそうなるのですが、カメラとか風景設定とかはところどころ異様に優れていたり(これぞ何もないどんよりした田舎町!という撮り方とか)、冒頭と同じ場所に回帰するラストシーンの不気味な余韻はさらに異様に優れていたりして、映画としては強烈に印象を残すという、何とも困った作品。 【Olias】さん [DVD(字幕)] 6点(2006-01-11 02:51:24) (良:1票) |
10.《ネタバレ》 最後まで犯人が捕まらないのもうなずける警察の初期捜査のマズさは違和感をおぼえた。 【ピボーテ】さん [DVD(字幕)] 6点(2005-12-15 21:19:09) |
9.《ネタバレ》 取調べのシーンもかなり残酷です・・・ 【ボバン】さん [DVD(字幕)] 6点(2005-05-07 16:29:12) |
8.《ネタバレ》 警察のくせしてトビ蹴りが多くて、野蛮に思えて不愉快だった。無理やり犯人を作り出そうとする姿勢も、一般人としての私には理不尽に感じました。ただ、映画としては楽しんで見れた。 【紅】さん [DVD(吹替)] 6点(2005-05-05 04:05:10) |
7.130分の映画がこれほど短く感じたことは珍しかったです。 画像が薄暗いセピア色で統一されていたのが幻想的な雰囲気を醸し出して非常に巧いです。ソン・ガンホの演技は初めて観ましたが、あの無能まるだしの田舎刑事役も、腹がたつと感じるよりも、なぜか親しみが持てます。もし彼以外の人間が同じ事をやったら、軽蔑や嘲笑の対象となるでしょう。 これは韓国の歴史や、韓国人の性質を知るための映画ではなく、「人間」を知るための映画だと思います。彼の顔はハンサムとはお世辞でも言えませんが、一度見たら、頭からこびりついて離れません。それだけでも俳優として才能があると思います。 それに比べて邦画の刑事映画は、宣伝ばかりに力をいれて、かんじんの作品は手抜きだらけです。 どうしようもありません。「どうして現場に血がながれるんだー」なんて言っている場合ですか! 【花守湖】さん [DVD(字幕)] 6点(2005-04-24 21:38:44) (良:2票)(笑:1票) |