67.アイザック・アシモフの「ロボット3原則」小説は、ミステリー仕立ての作品が多かったように記憶しています。そんな地味な題材をどのように「SFアクション大作」に仕立てるのか不安もありましたが、アシモフの小説らしいたった一人の自殺に関する捜査から、ウィル・スミスが本領を発揮する「アクション大作」の部分まで、中々巧くまとめてあったので安心しました。事件の真相に意外性はありませんし、ラスト・シーンの意味も良く解りませんが、緻密に描かれた未来のシカゴの描写もあり、私は最後まで充分楽しめました。それにしてもクライマックスの、被写体の周りを縦にグルングルン回るカメラ・ワークは「あずみ」の影響でしょうか? 観辛いだけで、演出上の効果があったとはとても思えないんですけど…。ということで、6点献上。 【sayzin】さん 6点(2004-09-03 00:07:24) (良:4票) |
66.《ネタバレ》 「アイ・ロボット」はロボットの話です Σ(゚Д゚; ) そのままかい! ロボットといっても、ガンダムでもなければ南極○号でもありません。 えと、ホンダのアシモのもっと良く出来た奴等が、 今から30年後にいろんな所でお手伝いロボットしています。 ロボットにはロボット3原則ってのがありまして、まぁ平たくいうと「人には危害を加えません、安全です」というやつなんですが。 ある日、天才科学者が自殺して、その原因がロボットのせいでは?と疑われます。 ちょっと心が病的なウィル・スミスが、 でっかいコンバースを履きながら、これでもかと言わんばかりに自分の豊満なボディを惜しみなく女性にアピールします。 あとはまぁイロイロとドッカンドッカン、ガガガガッで。 最後は同じ顔したロボットがウジャウジャ沢山出てきて、そいつらがビルの壁上るのが気持ち悪かったです。 【ひで太郎】さん [映画館(字幕)] 6点(2005-10-29 20:46:29) (笑:2票) |
65.《ネタバレ》 この作品は表面上「ロボット軍団 VS.スプーナー刑事」だが本質は別に有ると思う。 それはスプーナーの「トラウマ(心的外傷)VS.自己嫌悪」との戦いがベースだからだ。 冒頭から主人公はロボットに対して強い拒絶感を抱いている様に描写されているが、 彼が責めていたのは実は「ロボットではなく自分自身」なのだ。 過去に自分を助け、少女を見殺しにしたロボットを責めているシーンが何度か登場する。 「ロボットは確率が低くても少女を救出すべき」と彼は考えている様に見えるが、それは違う。 ならば自分は死んでもよかったのだろうか?それも正直、本心とは別次元の問題だと思う。 むしろロボットに命を救われたと感謝の念が有って当然で、またそう思っている筈だ。 だから「少女は死んで自分は生きている」=「少女を殺したのはロボット」と思ってはいない。 少女を殺したのは自分自身、それがトラウマとなり自己を納得させようとして悪夢を見るのだ。後に自らがロボット化されている事実が明かされる事で、自責の念が更に強調されている。 しかしサニーと自分のサイボーグ化した腕により、再び命を救われる事になり昔のトラウマを 克服できるシーンに遭遇する。ここで自責の念を開放し、自分を慈しむ思いに変わっていく。 それはサニーに対して感情(友情)が芽生えたかに描写されている事でも理解できると思う。 なんとなく「C.GのSF映画」だけに感じないのは、この点がよく出来ているからではと私は思う。 【masamune】さん 6点(2005-01-18 09:54:05) (良:2票) |
64.《ネタバレ》 どんな映画でも最後はアクションになってしまうのはいい加減どうにかならないものか?それはともかくとして、ひとつどうしても言いたいことがある。それは・・・あのお姉さんは絶対ロボットだと思ったのに!!! 【Robbie】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2006-02-09 00:00:05) (良:1票) |
63.★ロボットの三原則に関して、以下の禁止条項を追加する。---その1:人間をはるかに超える運動性能でピョンピョン飛び跳ねたり、あるいは壁に張り付いてシャカシャカ動き回ってはならない。---その2:バトルドロイドのように横一列で運ばれて来てはならない。---その3:解体作業用のロボットがいきなりカッコ良くトランスフォームなどしてはならない---その4:夢のある未来の自動車がガメラのようにグルグルまわってはならない。---その5:ウィル・スミスはむやみに裸体をひけらかして観客にセクシーアピールをしてはならない。また少年のような無邪気な笑顔とクリッとした大きなお目メで世の女性をとりこにするのも禁止する。 【ぶらき】さん [DVD(字幕)] 6点(2005-07-11 13:34:34) (笑:1票) |
62.《ネタバレ》 DVDにて鑑賞。ストーリーは観る前のイメージでは“サニー”が悪役だと思っていたので、裏切られたこともあり、楽しめました。黒幕の説得を“粋な返し”ではねつける“サニー”の男気に+1点!ただ、CGに関しては、ちょっとあまりにCGっぽすぎて(特にトンネル内のカーアクション)、興ざめした。あとW・スミスの上司役が『アンダーカバーブラザー』の上司役と同じ役者なので、なんか笑っちゃった。イメージって怖いなー。 【いわぞー】さん 6点(2005-02-05 21:44:40) (良:1票) |
61.金曜日の夜仕事帰りにひとりで映画なんか観に行くもんじゃない。まわりはカッポーだらけ。こないだ車を運転していて四方向を三菱ふそうのトラックに囲まれたときぐらいの生命の危険を僕は感じましたよ。つか、デートにふさわしい映画というものがあるだろ!って感じ・・・はいはい(今、前の座席の彼女が隣の彼氏の耳を甘噛みしたよ)。原作を知ってても充分楽しめました。やっぱりウィル・スミスはカッコいいなぁ。ラストのシーンではダースベーダーが出てきてライトセーバーでばしっと腕を切られるかと 思ったけど、そうね、もう既に腕は機械でした(意味不明。 【ひろすけ】さん 6点(2004-10-29 22:56:52) (笑:1票) |
60.《ネタバレ》 ロボットが人間に悪意的な行為をする時は(実際にはそういうことはないであろうが)赤いランプが点灯し、直ると青くなる点がわかりよくて親切設計された映画で ある。しかし、あのロボット達が何を考えているかわからないような行動をするように してもっと人間達を混乱させてほしかった。でも、おもしろかったので6点。 【たこげるげ】さん 6点(2004-10-11 19:58:22) (笑:1票) |
59.《ネタバレ》 人型ロボットといったら鉄腕アトムを想像する旧タイプの人間です。あと30年あまりでこんな世界になるなら、私は長生きしたくないなぁ。ロボットが生活に入り込むだけで、世の中の景色がこんなにも無機質になっちゃうんだもの。映画はといえば、主人公がロボット嫌いというのは判るけど、多くのパソコンに囲まれて仕事していたり、システムコンポがあったり、勝手に目的地まで安全運転で運ぶ車があったり、人型ではなくてもロボットみたいじゃない?なんか納得いかない。また、「ロボットは道具に過ぎない」と言っていたけど、人型にしたのは何故なのかしら。掃除機や洗濯機を人型にしても仕方ないからだと思うけど、道具を人型にする発想って、しかも実にリアルな顔に仕上げるなんて、なんかやだな。もしこの映画が、『ターミネータ3』と『ターミネータ1』の間のお話ですよと言ってくれたら、素直に感動したかもしれないです。 【ソフィーの洗濯物】さん 6点(2004-09-23 23:58:15) (良:1票) |
58.《ネタバレ》 物語としては、実のところかなり古臭くて、細部はともかく大筋は中学生が書いたようなシロモノではあります。もちろん、これが古典的作品を原典としている事は百も承知ではありますが、あの最終ボスは意外でもナンでもなくって、なんちゅー使い古し、ヒネリなしの世界なの!?って感じ。頭の中の記憶ボックスからいろんな類似ネタがごろごろとこぼれ出てくる状態。ですが、まあ、その古典的テーマ、ロボットに生まれる心と、ロボットに課せられてゆく情緒的矛盾という名のジレンマを上手く表現できている映画ではありました。アクションシーンがゴテゴテとハデに飾られていても、それが物語の流れから必然的なものとして運動しているので、気になりませんし、CG丸出しでも、動いているのがロボットですから不自然さを感じずに受け入れられました。なかなかキュートなネコたんも登場するしね(笑) でも、映画を見終わって思ったのは、最終ボスが言った事も一理あるなぁ、という事。自由である事が、人にとってでなく人類にとって必ずしも良き事なのかどうか。今公開中の「ヴィレッジ」や「華氏911」にも同じようなメッセージが見えていたのですが、時代が個から集団を見据えての思考へと移行しつつあるのかもしれません。 【あにやん🌈】さん 6点(2004-09-22 20:48:52) (良:1票) |
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57.アウディの自動運転車とか、JVCの音楽プレーヤーとか、これらの企業が近未来まで存続しているという設定に安堵感。別に関係者ではありませんが。 これ、主要登場人物はせいぜい5人くらいでしょうか。けっこう壮大なスケールで描いていましたが、時間も画面も半分程度は大量のロボットで占められていた印象です。いかにもCGな感じでしたが、慣れてしまえば気になりません。そのうち、人間の出演者がゼロの実写映画も登場するんじゃないでしょうか。当たるかどうかはともかく、有名な役者に高額なギャラを支払わなくて済む分、制作費は大幅に抑えられるはずです。 【眉山】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2018-04-21 18:10:11) |
56.《ネタバレ》 よきできたSF映画です。異常に滑らかなロボットの動きがリアルでど迫力でありながら違和感がなく、ストーリーも練られています。 まぁこの手の映画ではありがちな、ラストに向けてパニックに陥るのですが、うまくまとめ上げているなという印象です。 たまにはこんなサスペンス映画も気分転換にいいかもしれない。ムキムキのウィルスミスが本当に良い味を出しています。 【mhiro】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2018-03-31 21:01:46) |
55.考えてみればありがちがストーリーだが、結構引きつけられる。闘いのシーンもアリそうで、それでも斬新な感じがする。 大作という感じはしないけど、まあいいと思う。 【simple】さん [地上波(吹替)] 6点(2017-12-02 12:29:42) |
54.意表を疲れたところはありましたが、もう少し展開を楽しみたかった。 【HRM36】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2014-02-26 11:49:41) |
53.《ネタバレ》 原作の書籍は未見。サニーとウィルのやりとりとサスペンスを含んだ終盤までの展開は良かったと思う。デモリションマンのサンドラ・ブロックみたいに、未来世界に懐古マニアがいたりするのもお約束。ただ結末が有り触れたスカイネット的な・・・みたいなことはいかがなものか。 日曜洋画劇場で見たら、時間上しかたのないとはいえラストシーンのカットと当時のCG技術の粗にけっこうゲンナリしたため、テレビ版はここから-2点。 【シバラク・オバマ】さん [DVD(字幕)] 6点(2011-06-27 19:50:08) |
52.《ネタバレ》 近未来SF作品には欠かせない役者となったロボット。人工知能が極度に進化して意志を持つに至り、人間に反旗を翻すというおなじみの展開ですが、ウィル・スミスが登場するのだから地球規模の話に発展しないわけがありません。人間の都合でロボット大量回収・供給が繰り返される描写は、手塚治虫の『火の鳥』に登場するロボット、ロビタを思い起こさせます。人間の脳とロボットの人工知能をひとつの回路に移植されたロビタは、本作における善玉ロボ、サニーと同様、作り手の強い意思により作られた点や、ロボットというアイデンティティを持っていることにより集団行動に出るところも共通していますが、ロボットという「種」に対する強い意思は、あと一歩足りないように感じました。ロビタは、全ての固体がロビタという種の意志のもとで行動を起こし、「一体が死(破壊)を望むならば、それはロビタという種の選択だから我々全ては死を望む」という解釈を導き、溶鉱炉に次々に身を投げる姿からロボットという「種」の強力な意思を感じましたが、本作ではこの個性=全体の源泉であるロボットという種の意志が、善玉ロボ・サニーからしか伝わってこなかったのが残念。悪玉ロボである統合コンピューター、新型ロボの登場により廃却される旧式ロボなど、ロボットが人間社会化することによる弊害も察せられるあたり、舞台はロビタよりずっと先の未来の姿なのかもしれません。ロボットの姿を借りて映画に登場されたCGプログラマーの皆さんに敬意を表して+1点。6点献上。 【さめがい】さん [DVD(字幕)] 6点(2010-12-11 13:28:58) |
51.アクション映画としては及第点。リアルな近未来を舞台にした迫力ある映像には満足しました。が、アシモフ原作のSFだと思ってみるとイマイチです。SFの傑作は映画化するとどうしても深みが消えてしまうのは残念ですね。 【camel】さん [DVD(字幕)] 6点(2010-12-05 07:23:01) |
50.《ネタバレ》 作品独自のSF世界観に入り込めませんでした。人間とロボットの友情を語るような話にしてもらいたかったです。 【獅子-平常心】さん [DVD(字幕)] 6点(2010-07-12 03:55:40) |
【のははすひ】さん [DVD(吹替)] 6点(2010-06-09 23:36:09) |
48.《ネタバレ》 なかなか面白く観られました。ちょっと謎ときがダラダラした感がありましたが。ウィル・スミスの左手の理由について、もう少しふくらまして欲しかったかな。 【noji】さん [地上波(吹替)] 6点(2009-11-22 02:14:17) |