ダーク・ウォーターのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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ダーク・ウォーター

[ダークウォーター]
Dark Water
2005年上映時間:105分
平均点:6.03 / 10(Review 37人) (点数分布表示)
公開開始日(2005-11-12)
ドラマホラーサスペンスリメイク小説の映画化
新規登録(2004-08-15)【rothschild】さん
タイトル情報更新(2024-06-25)【イニシャルK】さん
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監督ウォルター・サレス
キャストジェニファー・コネリー(女優)ダリア
アリエル・ゲイド(女優)セシリア
ジョン・C・ライリー(男優)マーレイ
ティム・ロス(男優)ジェフ
ダグレイ・スコット(男優)カイル
ピート・ポスルスウェイト(男優)ヴィーク
カムリン・マンハイム(女優)教師
パーラ・ヘイニー=ジャーディン(女優)ナターシャ
田中敦子〔声優〕ダリア(日本語吹き替え版)
堀江由衣セシリア(日本語吹き替え版)
安原義人ジェフ(日本語吹き替え版)
小山力也カイル(日本語吹き替え版)
坂口芳貞ヴィーク(日本語吹き替え版)
相沢まさきマーレイ(日本語吹き替え版)
原作鈴木光司「仄暗い水の底から」(角川文庫刊)
脚本ラファエル・イグレシアス
音楽アンジェロ・バダラメンティ
撮影アフォンソ・ビアト
製作ロイ・リー
ダグ・デイヴィソン
タッチストーン・ピクチャーズ
配給東宝東和
特殊メイクゴードン・J・スミス
特撮デジタル・ドメイン社(視覚効果)
ウィリアム・メサ(視覚効果監修)
美術テレーズ・デプレス(プロダクション・デザイン)
スーザン・ブラッドリー(タイトル・デザイン)
編集ダニエル・レゼンデ
録音スコット・ミラン
デヴィッド・パーカー[録音]
あらすじ
夫と離婚調停中のダリアは、過去と決別すべく、愛娘のセシリアを連れルーズベルト島の古ぼけたアパートで新たな生活を始める。彼女はそのアパートに何かしら気味の悪さを感じるものの、手頃さもあって入居を決めてしまったのだった。しかし、間もなくして不可思議な出来事が起き始める。不気味な天井の染み。そこから滴り落ちる黒い水。次第次第に恐怖が母子を包み込み、やがて最悪の事態が襲い掛かる。呪いの正体は?そして母子の運命は?J・ホラー「仄暗い水の底から」をハリウッドがリメイク!
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12.《ネタバレ》 『ザ・リング』や『JUON』等の丸パクリメイクに比べて、本作は日本版を消化した上で再構築しています。リメイクとして、正しい姿勢だと思います。これは好印象。日本版の不可解とも取れる“母(黒木瞳)の決断”を、きちんと整理したところが最大の変更点。今まさに娘の命が奪われようとしている。だから娘を助ける代わりに、自分(母)の命を差し出す。交換条件が明確です。また、母のトラウマを強調した部分も上手い。“妄想”の可能性を残したことで、物語に幅が出ました。テーマはより鮮明に、ストーリーはより納得できるものに仕上がっています。ただ、“余白”をそぎ落としたために、味わいが薄れてしまったように感じました。本作の母の決断には、あの選択肢しかなかった。考える暇もありません。“急かされて契約書にサインをした”ように見えてしまう。日本版には他の選択肢も、考える時間もありました。その僅かな“間”から汲み取れるのが“母の強さ”であり、“大きな母性”でした。管理人に責任を取らせたのも、霊と母が去っていくシーンを入れたのも、スッキリはしますが几帳面すぎたかと。早々にネタバレしてしまう日本版と比べると、つくりは本作のほうが遥かに上質です。本作には感動がある。でも自分は日本版の情緒を好みます。
目隠シストさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2007-05-11 18:52:47)(良:1票)
11.《ネタバレ》 監督の意図的な変更とは思うけど、もともとホラーとしては淡白だった日本のオリジナル版よりも、さらに恐怖演出が抑えてある。ほとんどホラーらしい演出は無いと言っても過言ではない。

しかしその分、「親子愛」というテーマをより分かりやすく前面に押し出した構成により、オリジナルよりも作品としての完成度は高まったと言える。ラストの三つ編みのシーンは素直に感動した。

ただ、良くも悪くも、基本的にストーリーに関わる部分で大きな変更点は無いので、既にオリジナルを見ている人には物足りないのも事実。また、全体的に淡々とし過ぎていて、間延びする場面が多いのもマイナス。これならあと10分は短く出来る。オリジナルの消化不良だった部分を分かりやすく補ったアレンジ版というところ。
FSSさん [DVD(字幕)] 6点(2006-08-31 11:11:41)(良:1票)
10.単純な恐がらせモノとは異なり、母の強さ、母の愛を前面に打ち出したあたりに、非常に好感が持てます。本来ホラーは情感豊かであるべきだと思うのです。「来るぞ来るぞ!」と思わせておいて一気に恐がらせるタイプも否定はしませんけれど、この作品のテーマを掘り下げていくのなら、こちらの演出の方が正解ではないかと?まぁ、一つの原作からいろいろな解釈と演出が生み出されるところが映像化の面白いところでもありますから、ここはひとつ日本版と見比べ、なおかつ原作もしっかり読んで、いろいろな角度から楽しみたいものです。
タコ太(ぺいぺい)さん [DVD(字幕)] 6点(2006-07-04 01:48:47)(良:1票)
9.《ネタバレ》 コレ、私はオリジナルの日本版も決して嫌いじゃないのですよ(お話が単純に結構よく出来てますよね)。ただ日本版に関しては、終盤の力技な恐怖描写、何よりクライマックスのデロデロゾンビが「コレは和ホラーとして絶対に違う!」と思えてしまって、個人的には完全にイマイチ(ガッカリ)という作品なのですよね。

今作、話の内容はほぼリメイク元どおり、そして全体の質感は完全にアメリカン・ホラーに変わってますね。その上で、終盤の展開・演出は分かり易さを重視してだいぶシンプルになってます(=コッチの方が観易いのは多分間違いないかと)。その意味では、その時点である種の観る価値は備えているリメイクだと思いますし、個人的に他に好いと思った点(というか日本版と雰囲気が違って面白かった点)は、アメリカの低所得者層向け住宅とゆーのは、日本の団地とはまた違った「嫌らしさ」がある、というコトですかね(たぶん治安が圧倒的に悪い、というトコロから来る危険な空気、とでも言いますか)。

逆に少し残念なのは、肝心のナターシャのホラーモンスターとしてのつくり込みですかね。デロデロゾンビにしろと言ってるのではないのですが(むしろ当然の様にそーしなかったアメリカ人の方を褒めるべきかと)にしてもただ可愛いだけで恐ろしさも凄みも哀しさも何も無いではありませんか。そもそも前述どおりお話の進め方は向上してる気もしますが、ホラー描写は多少派手になってるだけであまり怖い・恐ろしいというものでもなく、ココは率直にやや期待外れという範疇かと。

だから結局私が今作にこの合格点以上の評価を与える理由は、重ねての話の出来と、あと地味に豪華なキャストの質、ということになるのかと思います。「Mr.チャランポラン」ジョン・C・ライリー、「クソオブクソ管理人」ポスルスウェイトに加え、これも地味にティム・ロスまで出てるとゆーね。ジェニファー・コネリーのヒステリックな様子も悪くなかったですし、その面は結構見応え在ったのではないかと思います。
Yuki2Invyさん [DVD(字幕)] 6点(2021-06-09 23:43:07)
8.《ネタバレ》 【オリジナル未見】不条理だ。ジェニファー・コネリーが可哀想すぎる。 幼少時に母親から虐待されていた辛い過去が有ったとは言え、娘の命を救わんが為に自分の命を投げ出さなければならないなんて・・・ ラストのエレベーターのシーン、その後の凛とした娘の表情は感動的だったが、何とも釈然としない思いが強く残る。
たくわんさん [DVD(字幕)] 6点(2009-11-17 19:18:42)
7.オリジナルのホラー度を薄め、親子の情愛に重きを置いた感。よってオリジナルよりは怖くないが、ストーリーはぐんと解りやすくなっている。特になぜ母親が少女の霊を受け入れたか?は物語の結末の核心となる部分で、オリジナルでここが解り難かったのは大きな欠陥になってしまっていた。本作は恐怖演出を抑えてここを明確にしたのが良い。また子役が可愛く演技も上手。最後のエレベーターの三つ編みシーンも中々感動的で、オリジナルの成長した娘が出てくる後日談に比べると格段の出来だった。良作。
あっかっかさん [DVD(字幕なし「原語」)] 6点(2009-01-06 13:44:17)
6.ホラーと知らずに見てしまった。ホラー初心者には十分すぎるぐらい怖いです。
東京50km圏道路地図さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2008-04-30 03:19:34)
5.ジャパニーズホラーのハリウッドリメイクと言えば、おどろおどろしさを省いて「ワッ!」と驚かすような残念な変更が多いが、この作品は良くも悪くも忠実でした。「仄暗い水の底から」を観ているとオリジナルと展開が同じで、読めてしまう部分では恐怖は更に半減しますが、皆さん仰るように、幼少時に親の愛に満たされなかった母が主人公の「母性愛」の哀しいドラマとして見ると中々よくできています。黒い水がボコボコっと出るシーンはオリジナル共々恐怖。個人的には便所がつっかえて汚水が逆流してきた過去のトラウマを思い出してしまいます…。ただこの作品にティム・ロスは出演する意味あったのかなー?最後は悲しいけど感動的でしたね。
まさかずきゅーぶりっくさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2007-08-03 11:03:59)
4.《ネタバレ》 結構怖がりなんでチョットしたことでも驚けました。「出るぞ、出るぞ」とゆう雰囲気も怖かったし、サスペンス的にも楽しめました。更に最後ダリアが死んでしまうところもショックだったし・・・でもセシィが可愛そうです。全体的には楽しめたものの、釈然としない結末です。
みんてんさん [DVD(字幕)] 6点(2006-06-12 00:01:16)
3.《ネタバレ》 そうきたかラスト。
邦画リメイクでまたしても母性愛。「リング2」といい、リメイクじゃないが「フォガットン」といい、ほかにテーマはないのかというほどの母性愛の大洪水状態だな。ジェニファーが出るというので見てみたが正直言ってもう満腹だな。
白人女性にしたらガリガリでモデル体型のジェニファー、熱演してて悪いけど彼女の表現する母性愛はリアリティが感じられなかった。だいたい映画で「さあ母性だ」と正面きって押し付けられるのもどうかなあ。
べつに粗悪品ではないが、佳作ともいえない。
どんどん壊れていくジェニファーの神経症ぶりを鑑賞しつつ、我が身を振り返って「やば度」を検証するのが有効な利用法と思います。
それにしてもあれがティムロスとはクレジット見るまで気付かなんだ。
パブロン中毒さん [DVD(字幕)] 6点(2006-06-09 22:08:33)
2.《ネタバレ》 「仄暗い水の底から」は未見、そして原作も未読なのでどこまで脚色が違うのかは判りませんが、主人公が結局取り殺されちゃうストーリーを、よくハリウッドが映画化したなぁという印象。個人的には、追いつめられるジェニファー・コネリーの精神状態にもっと重点を置いても良かったと思いますし、全体的には確かに地味。また、水の中から死体を見つけて、一旦終わったと思わせてから本当の恐怖がやって来るという「リング」と全く同じ構成が気になりました。しかし、後半は少しゾッとさせて貰ったし、これはこれで中々良く出来た怪談話だとも思いました。そういうことで、折角協力したのに、この縁起の悪い映画のお陰で益々不動産価格が下がってしまった(?)というルーズベルト島団地の人達に、6点献上。
sayzinさん [映画館(字幕)] 6点(2005-11-20 00:05:20)
1.確かに、怖くはないですね。個人的には、ラストあたりが唐突すぎて、納得出来なかったなぁ。まぁ、良作だとは思うけど、パッとしない映画。好きな映画なんだけどなぁ・・・。
瑞鶴さん [映画館(字幕)] 6点(2005-11-18 22:40:28)
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【点数情報】

Review人数 37人
平均点数 6.03点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
4410.81%
5821.62%
61232.43%
7924.32%
8410.81%
900.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.50点 Review2人
2 ストーリー評価 6.20点 Review5人
3 鑑賞後の後味 5.60点 Review5人
4 音楽評価 4.50点 Review4人
5 感泣評価 4.25点 Review4人
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