赤毛のアン/アンの青春 完全版〈TVM〉のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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赤毛のアン/アンの青春 完全版〈TVM〉

[アカゲノアンアンノセイシュンカンゼンバン]
Anne of Green Gables: The Sequel
1987年カナダ上映時間:228分
平均点:7.88 / 10(Review 8人) (点数分布表示)
ドラマTV映画シリーズものファミリー青春ものロマンス小説の映画化
新規登録(2004-11-21)【A.O.D】さん
タイトル情報更新(2023-09-25)【イニシャルK】さん
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監督ケヴィン・サリヴァン
キャストミーガン・フォローズ(女優)アン・シャーリー
コリーン・デューハースト(女優)マリラ・カスバート
ウェンディ・ヒラー(女優)ミセス・ハリス
ザック・ウォード(男優)ムーディ
鶴ひろみアン・シャーリー(日本語吹き替え版)
麻生美代子マリラ・カスバート(日本語吹き替え版)
宗形智子キャサリン・ブルック(日本語吹き替え版)
原作ルーシー・モード・モンゴメリー「アンの青春」「アンの愛情」
脚本ケヴィン・サリヴァン
撮影マーク・チャンピオン
製作ケヴィン・サリヴァン
字幕翻訳細川直子
あらすじ
 アンはグリーン・ゲイブルズで教師を続ける一方で、小説を書き、出版社に投稿する日々を送っていた。そこへ、以前の恩師から名門女子高の教職を紹介される。再び新しい世界へと歩みだすアン。しかし新しい職場、新しい生活にはやはり多くのトラブルが待ち受けていた。そして、アンに想いを寄せる例の人物との関係にも、二度三度と変化が訪れる。最後にアンが導き出す答えとは。
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1.《ネタバレ》  内容としては「教師モノ」に分類されそうな本作。

 舞台も田舎から都会へと移り変わり(これは前作とは異なる面白さを与えてくれそうだ……)と期待が膨らんだのですが、終わってみれば、良くも悪くも前作と殆ど変らない品という印象を受けましたね。
 主人公のアンが、気難しい老婦人の心を解きほぐして仲良くなる件なんて、特に既視感を覚えます。

 新しい要素としては、生徒達との心の触れ合い。
 生真面目なオールド・ミスであるブルック先生との友情。
 そして「地元の幼馴染」と「都会で出会った紳士」に挟まれたアンの三角関係が挙げられるのですが、こちらは前作で自分が苦手としていた「女性向けの恋愛ドラマ」成分が、より濃くなったように感じられて、少し残念でしたね。
 ちょっと意地悪な見方かも知れませんが、作風やら何やらを考えればアンが後者と結ばれる事など有り得ない訳で「どうせ幼馴染のギルバートと結ばれるんでしょう?」と、達観した気持ちになってしまいました。

 前作に比べれば出番は短いけれど、マリラおばさんが相変わらず素敵なキャラクターであった事は、嬉しい限り。
 終盤、地元に戻ってきたアンを出迎えて、嬉しそうに抱き締める姿を目にすると、何やらこちらの心まで温かになってくるのだから、不思議なものです。

 紆余曲折はあったけれど、やっぱり最後にはアンとギルバートが結ばれて、二人が幸せになるという、予定調和な結末。
 でも、この作品に関しては「それで良い」「それが良いんだ」と思えましたね。

 全編に亘って落ち着いた空気が漂っており、安心して観賞しているこちらの期待を裏切らない、平和な映画でありました。
ゆきさん [DVD(吹替)] 6点(2016-09-02 10:29:26)(良:1票)
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【点数情報】

Review人数 8人
平均点数 7.88点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
500.00%
6112.50%
7225.00%
8337.50%
9112.50%
10112.50%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 9.66点 Review3人
2 ストーリー評価 8.00点 Review4人
3 鑑賞後の後味 9.00点 Review4人
4 音楽評価 8.75点 Review4人
5 感泣評価 9.50点 Review2人
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