1.《ネタバレ》 アヤシい外国人が登場、彼が求めるのは豊臣家の隠し財宝。探してきた者にはご褒美に、液体火薬とやらを提供してくれるらしい。というワケで、財宝の争奪戦、です。
はっきり言って、かなり行き当たりばったりの、まとまりのないオハナシ、という印象で、そんなに面白くないのですが、でも面白い。どっちやねん。
まず見どころは、快傑黒頭巾のさまざまな変装。バレバレの変装で手抜きだと思ってたら、だんだん凝った変装になってきて。侮れません。
浅草寺(にはあまり見えないけれど)のシーンなんかも、しこたまエキストラを登場させて、大したシーンでもないのにエラく気合いが入ってます。この当時の東映時代劇の豪華さ。雪山の追跡劇などはちょっと時代劇の枠を越えていると言ってもいいでしょう。クライマックスの船上の死闘に至っては。こりゃ一体、何なんでしょうね。海賊映画。かな。もはや何の映画なんだか。
爆発篇というだけあって、最後は盛大に爆発します。言うまでも無いですね。失礼しました。