47.《ネタバレ》 傑作、ポセイドンアドベンチャーはもう5回くらい観ていて、実は今年も偶然オリジナルを観たのでがっちり比較できるのですが…あぁなんて事でしょう? おおまかなあらすじは一緒なのにどうしてこんなに違うんでしょう?ってくらい違う映画になってます。 映画冒頭で大写しになる船でいきなり不安になります。 「CGだ!」こんなにCG感満載な船ってどうなんでしょう?なんて思ったり。 そしてなんの前振りもなくいきなり襲ってくる大津波。 オリジナルと同じペース?え、そんな馬鹿な…と思えるくらい唐突にやってくるこの津波に象徴されるように、この映画、とにかくタメもなければ遊びもありません。ただただ緊張感の連続で、だから勢いで最後まで観てしまうわけですが、とにかくただ疲れちゃうだけ。 オリジナルにあった、タメや遊びはどこへ行ってしまったのか… じわじわと進入してくる水をゆっくり映すようなタメや、逆さトイレのような遊び。そんなシーンがあって緩急があったからこそオリジナルは傑作だったんだなぁ、とこの映画を観て痛感します。 確かに、本当に船が転覆したら遊びもなんもないわけでジェットコースター式に脱出するしかないわけである意味正しいのですが、しかしこれは映画です。映画なんだから映画としての観せかたがあってしかるべきだと僕は思うのです。 【あばれて万歳】さん [CS・衛星(吹替)] 6点(2014-05-19 20:11:48) (良:1票) |
46.《ネタバレ》 正しくは ポセイドン・アドベンチャーのリメイクではなく 同じシチュの作品を今の技術で作るとこうなるよ、という感じの作品。 遭難時の船内の被災状況は少々リアルさを追求しすぎかも…。 初代ポセイドン・アドベンチャーは子供にも見せたいけど こちらは見せたくありません。 バレンタインの脱落。 しょっぱなからあれはちょっとひどすぎたかなーと思います。 あとラムジーとディランを別々に行動させるダシにするために コナー行方不明のシチュエーションを作ったのは正直微妙でした。 ネルソンがエレナに父性?を発揮していた理由もよくわからなかった…。 あの人ゲイだから、 エレナに好意を持ったとかそういうわけでもなかっただろうし…。 謎です。 【ゆきち】さん [インターネット(字幕)] 6点(2010-08-14 01:28:20) (良:1票) |
45.《ネタバレ》 ここにはあの神父もそれにいちいち口答えするオッサンも昔水泳選手だった おばあちゃんも途中で出くわす生存者の一行も出てきません。つまりオリジナルの 最も要の部分がすべてありません。これで「リメイク」というのは誰が見ても不思議です。思うにこれは最初はリメイクだったのが途中から路線変更されたか、あるいは別の映画 を撮っていたのが途中から話題作りの為「リメイク」扱いされたかと勘ぐりたくなります。 でも「リメイク」という言葉に惑わされなければ、なかなか面白いです。 特に転覆してからの映像は迫力満点!まったく目が離せません。女優さんもキレイだし。 テーマパークのアトラクションに良さそうです。ただしオリジナルにあった重厚な人間ドラマは期待しないように。良くも悪くも今風の軽いデート向け映画です。あくまでも「ハラハラドキドキワクワク」な爽快感を楽しみましょう。ちなみに横で見ていた嫁ハンは「気の抜けたタイタニックみたい」と言ってました。 【チョッパー】さん [地上波(吹替)] 6点(2008-10-12 00:45:41) (笑:1票) |
44.《ネタバレ》 実はオリジナルを見たことが無いので比較は出来ないけど、パニックものとして無駄も少なくシンプルにまとまっている佳作だと思う。 人間描写が浅いのは確かだけど、濃密な人間ドラマはオリジナルに任せておいて、娯楽作品としてCG技術を活用しつつビジュアル面を強化し、「どうやって生き延び、どうやって逃げ出すか」という部分を前面に持ってきた割り切った作り方は、リメイクの方向性として正しいと思う。個人的にはあまりクドクドしく人間ドラマをやられるよりも、脱出の過程において最低限の人間性を描くに止めておく方が、むしろこういう緊急状況では自然に思える。 どちらにしろ二時間程度の短時間で複数の登場人物の背景を中途半端に語るよりは、スッパリと切るところは切って、見る者の想像に任せた方が良い場合もあるはず。黒人船長と女性シンガーが良い例。あの状況だからこそ、何も語らせない最期の抱擁にはグッと来る。あそこでダラダラと最期の語らいを始められたら一気にシラけただろう。 展開にはかなりのご都合主義が見えるものの、船の構造や備品を利用して脱出する過程はよく考えられていて、それなりに楽しめた。 【FSS】さん [DVD(吹替)] 6点(2007-02-25 04:59:47) (良:1票) |
43.《ネタバレ》 「映画」ということを飾らずに、船体がひっくり返った惨劇の様子をとてもリアルに描写していたのにはびっくりしました。船がひっくり返って船内のバルコニーから床に叩きつけられる人のシーンとか、船内にゴロゴロしている死体などを見ててもどれも生々しくて、子供には見せられない悲惨さが画面から伝わってきます。この手の話の、いつもギリギリまで追い込まれるけど結局助かる、ってパターンはまあ映画なのでご愛嬌。 この映画では単独行動を取ったディラン一行が脱出に成功したわけですが、場合によっちゃ船長の言うようにホールでじっと救助を待つほうが良い場合もある(てゆーか普通こっちのほうが確実) ただし前者の場合、「泳げる」ことが必須条件。しかも息も相当止めておけないといけない。もし自分がこの船に乗っていたら、うん、どっちにしても絶命(^ ^;) 正直オレは水中で30秒もたないと思います、しかも全力で泳ぎながら。 『オープン・ウォーター』を観たときも思いましたが、海って怖いね。水温はむちゃくちゃ低いし、くらげはウヨウヨしてるし、海域によっては鮫もいるし、鮫はいなくても自分の足の下には数え切れないほどの生き物が徘徊してるし、海上ですらこの映画のようなことが起こりえるし。。そんな危険な場所をのんびりとお気楽に進む豪華客船というものが、急に色褪せて見えた気がします。 【TANTO】さん [DVD(字幕)] 6点(2006-10-13 21:17:00) (良:1票) |
42.《ネタバレ》 公開初日の三回目なのに、空席が目立った有楽町。前作は見てないので、先入観全くなしなし。いきなり登場人物達の関係性や状況説明が始まるも意味不明で眠くなる(笑)ほいでいきなり転覆。そっからは凄かったぁぁ。もう目が離せない。とにかく上に上に。一瞬も目が離せない展開。全部がギリギリセーフ状態でございました。終わってから、【あ~~お父ちゃん死んじゃって・・可哀想だったなぁ】って思ったら、涙が出そうになる。ってことで、カート・ラッセルの溺れるシーンに7点献上です。迫真の演技でありました。 【ゆみっきぃ♪】さん [映画館(字幕)] 6点(2006-06-03 22:35:56) (良:1票) |
41.《ネタバレ》 確かに物量的規模についてのみなら、前作より格段にスケールアップしている感のあるリメイク。でも人命の尊さや重さは、相当スケールダウンして軽く扱われちゃっているようにみえますね。僕はこの手の災害映画については、薄っぺらい人間ドラマなら最初から不要と考えてる人間ですが、それでも主要人物の「性格づけ」だけは絶対必要不可欠だと思います。それがカート・ラッセル以外、殆ど何もなされていないのはまず大問題。主役のギャンブラーさんなんか、最初自分一人だけ助かればいいや的思考の持ち主だったはずなのに、徐々にならともかくあっという間に先頭で陣頭指揮を取る「みんなのヒーロー」的存在になっちゃってる、どう考えてもこれだけはヘン。あとオリジナルじゃ確か、牧師役ジーン・ハックマンが最初の転覆で生き残った人々に、このまま船底に残って救助を待つのか、一緒に自力脱出を決行するか、各人に選択を迫る重要なシーンがあったかと思います。それが今作じゃ選択の余地なくすっぽり抜け落ちてる。ここが人間の尊い生命が軽く扱われているように見えてしょうがなかった最大の改悪点。それでもオリジナルをまだ観てない方、ブルジョア連中の阿鼻叫喚大スペクタクルシーンを期待してる方にはおすすめかも。 【放浪紳士チャーリー】さん [試写会(字幕)] 6点(2006-05-21 10:48:08) (良:1票) |
【TERU】さん [地上波(吹替)] 6点(2024-03-17 21:36:52) |
39.オリジナル未見だが期待以上に面白かった。 さあ次、仏になるのは誰かな~と予想していく自分。 脱出メンバーに子供の存在はズルいが大津波、豪華客船大破モノは深い人間ドラマはいりません、タイタニックだけで十分。 これはこれでアリでしょ。 |
38.オリジナル未見。B級パニック物としては良いと思うのだけど、「あのUボートのヴォルフガング・ペーターゼンがリメイク」という煽り文句からすれば、期待した重厚感には欠けていたと言わざるを得ない。もっと息が詰まるような緊迫感の中で、人間ドラマを展開させつつ進んで欲しかった。最も失望的だったのは、最後に流れたハッピーエンド感溢れる音楽。Uボートみたいに救いのないラストにしろよ、なんて言うつもりはないけれど、あれだけ悲惨な死を映し出した末のあの能天気な雰囲気は「もっとこう……あるだろう!」と思わずにはいられなかった。ただ重ねて言うけれど、それも含めてB級パニックだと頭から割り切ってみれば全然アリな映画だとは思う。 【C-14219】さん [地上波(字幕)] 6点(2015-12-09 16:37:39) |
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37.《ネタバレ》 ○かの名作「ポセイドン・アドベンチャー」のリメイクということらしいが、こちらは脱出アクションといった感じ。○序盤の登場人物紹介もそこそこに船は転覆。少人数パーティとはいえ、かなり強引に進む。○こういう映画を見てると誰が死ぬのか想像しながら見るが、当たったのは半分くらい。ラストでジョシュ・ルーカスはどう考えても死ぬとなのに死ななかった。ある意味での裏切りもそこそこ楽しめた。○ただCGの多用はマイナス。オープニングからCG前回はいただけない。 【TOSHI】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2015-01-31 13:37:22) |
36.名作映画『ポセイドン・アドベンチャー』のリメイク。転覆した大型客船からの脱出という設定のみを踏襲し、登場人物やストーリーは一新された。オリジナルの人間ドラマ部分を削ぎ落とし、脱出ゲーム的スペクタクルを全面に押し出したことを潔い割り切りと捉えるか、それとも安易な退行と見做すかで評価は分かれるだろう。 【野良猫】さん [DVD(吹替)] 6点(2014-09-07 22:48:47) |
35.《ネタバレ》 良くも悪くも普通のパニックアクション映画。多少、クサいかなという演出も多々散見されるけど、それでも普通に楽しめる作品に仕上がっている。ただ、過去の名作をリメイク&秀作をいくつも作り続けてきた名監督の作品としては物足りなさが残るのも事実。 【かたゆき】さん [DVD(字幕)] 6点(2012-05-20 20:22:56) |
34.超B級という感じだが、B級にしては楽しめる作品。 友人、家族など大勢でわいわい見るのに最適な映画。 |
33.オリジナルは未見ですが、一人ずつ脱落していくサバイバルというふうに映画の型はだいたい決まっているので、重要な点は、観客の感情移入を誘う登場人物のキャラクター像をうまくつくることと、盛り上がりのある脱出劇を見せることの2点です。が、後者はいいとしても、冒頭の登場人物の描写が少ないので前者の方はあまり成功していないように見えました。まあ良くも悪くもお約束どおりの優等生的な映画なので、あまり深くつっこんだり考えたりしないことがこの映画の楽しみ方だと思います。 【プライドだらけ】さん [地上波(吹替)] 6点(2010-07-31 22:56:01) |
32.転覆シーンは凄いけど、その後の薄っぺらい人間ドラマがなぁ。。でも短いし1点+ 【Junker】さん [DVD(字幕)] 6点(2009-02-19 00:39:57) |
31.誉高いオリジナルにあった、パニック映画にしては重厚にして濃厚な人間ドラマは一方でちょいと説教臭いというか暑苦しいというか、そんなところもあったのだが、このリメイク版はその暑苦しいところが全く無くすっきり見ることができる。オリジナルの贅肉をそぎ落とした作品。あまりに落としすぎて拍子抜けするくらいだ。だからオリジナルでは脱出劇の最中に一人また一人と命を落としてゆくというのはドラマを盛り上げるための必要なシーンでもあるのだが、すっきり簡潔を信条とする(?)リメイクで同じシチュエーションをやっても全く盛り上がらないのだ。なのに何故オリジナル同様の数人の脱出劇にしちゃったのだろう。迫力のCG映像を最大のウリにしていることは分かりきってるんだし、実際その部分は成功してるんだから、展開も大幅変更すればもっと面白かったかもしれない。全員でゾロゾロ脱出してドカドカ人が死んじゃう映画とか。 【R&A】さん [DVD(字幕)] 6点(2009-01-21 14:35:59) |
30.名作のリメイク物にしては結構しっかりした出来だったかと。船が転覆するシーンはCG技術が進んだ今の方が明らかに迫力があります。しかし人間ドラマは間違いなくリメイク元の方が良いですね。あとエミー・ロッサムはああいうキャラクターじゃないと思うんですが。 【民朗】さん [地上波(吹替)] 6点(2008-10-10 09:59:54) |
29.《ネタバレ》 ひさびさにテレビでみて思ったこと。カートラッセルが、人が水死に至るところを、正に見せるわけだが、うーーーん。死ぬ事かーーーあ!!うーん!たいそう苦しーんだろうなあ。恐ろしいだろうなあ。いやだなあ。でも、先人が皆、経験していることだし、正に!いずれ、おのれにも、確実に、死の時、死に行く時間が確実に訪れる。ということを、非常に強く感じ、やはり、うーん!イヤだなあとおもった。のと、死ぬ程、興奮して、生きてみる方法のこと、を思った。 【男ザンパノ】さん [映画館(字幕)] 6点(2008-10-08 00:33:37) |
28.うーん、これが転覆脱出ものの元祖だったとしたら それなりにいいのかもしれないけど、 もっとよくできた元祖を知っていると、うーん…。 船の構造とか設備が現代的になってますね。エレベーターとかあるし。 キャラは現代的になって、むしろ魅力がなくなっていると思う。 生活感がなく、親しみの湧かない冷たい質感。 展開が早いのはほめていいのか悪いのか。 船がどこからどこに向かっているとか、平和な船内の描写とか、 どうして大波が来たとか、全部すっ飛ばしていきなり転覆。 とにかくドタバタアクションが描ければいいんだよ!となんだか即物的な感じ。 旅情も人情もなくなって、ありふれたサスペンスアクションになっている。 ドラマ面ではあきらかに退化しているし、映像の迫力とか脱出行のアイディアに関しても 先代をしのぐものを打ち出せているとは言いがたい。 生還者が助かって大笑いしてたけど、いくらなんでも あんな惨事のあとで、あんなにはしゃげないだろう。 脱出の途中で、ほっとひと息ついてティータイムにするくらいの ゆとりというか落ちつきというか、ほしかったね。 【且】さん [地上波(吹替)] 6点(2008-10-06 18:52:58) |