31.木洩れ日や室内の陰りなど、光と影の“照明”が丁寧になされていて、平板な人物たちがそれで救われた。リセット願望というか、やり直し願望というか、なかったことにしたい願望、そういうものは若者よりも中年以上の世代のほうが強くあるんだけど、年とると深刻になっちゃうから、さわやかな話にならない。こういうテーマでさわやかにキュンとなれる主人公も、若者の特権なのか。タイムリープするにも、かなり体力が要りそうで、若くなければできそうもない。悔しい。停められない時間・魔の時の始まりを告げる商店街の自動人形時計の凶々しさなんかよかった。アニメとは動く画のはずだが、停止した時間も描けたのだ。停止した世界をゆっくり移動で捉えるシーンが美しい。それがあって走り続けるヒロインの場も生きてくる。映画ならではの反復の楽しみもいっぱい。それにしても、「遅刻しちゃ~う」と階段を駆け降り、朝食もそこそこに飛び出していく女の子で始まるドラマを、人はいったい一生のうちに何十本目にするのだろうか。 【なんのかんの】さん [DVD(邦画)] 6点(2009-03-06 12:15:07) (良:1票)(笑:1票) |
30.とても丁寧に作られている印象のアニメで、なかなかの佳作だと思うけど、先週、大林宣彦監督版を見たばかりなのでいけないことだと思いつつもつい比べながら見てしまい、そうすると何かが物足りなく感じてしまった。大林版をあまり意識しないほうが楽しめたかも。ただ、主人公のおばとして登場する芳山和子の存在が大林版を先に見ているとちょっと嬉しかったりもする。 【イニシャルK】さん [DVD(邦画)] 6点(2007-09-03 02:43:46) (良:1票) |
29.《ネタバレ》 主人公は魅力的に描けているし面白い作品ではあったけど、ストーリーの核となる恋愛の描写が中途半端な感じですっきりしない。 ラストも千昭が好きだからというより贖罪の気持ちで動いているようにしか見えなかったし、ヒロインの真琴が千昭のことが好きだっていう感情が伝わってこなかったのは残念。 千昭が何年先の未来から来たのか語られていないため、未来で待っているといわれても仮に十年後だったとしても28歳の真琴と18歳の千昭が出会うことになってしまうし、かなり無理があるような気がするが。 観賞後に視聴者が真琴と千昭の未来を想像できるように、もう少し千昭の事情を描いてくれていたら、ラストもすっきり出来たのではないかと思う。 【北狐】さん [DVD(邦画)] 6点(2007-07-15 23:54:21) (良:1票) |
28.まさに「そこそこに面白い作品。ま、損はしてないかなって感じ。 」だなあ。 今回の原田知世がアニメ化されたのは、タッチの南ちゃんが長澤まさみで実写化されたのになんか似ているなあ。昔のちょっと透明感があってやんわりした感じの女子高生が、リメイク版ではやたら元気で前向きで。ちょっと見ていて疲れるんだが、今は女子高生主人公はこういうタイプにしないと受けないのかな?まあこれも時代の流れかな?と。私は真琴よりはオバサン?の「芳山くん」の方がいいんだが、まあそれは私がオジサンだからかな?どうせなら声優も原田知世にしてほしかったよ。 (原○知○で、名前は微妙に似てるけどさ・・・) 【東京50km圏道路地図】さん [DVD(邦画)] 6点(2007-05-14 01:56:46) (笑:1票) |
27.《ネタバレ》 さぞかし現代的にアップデートされてるかと思いきや、そういうわけでもなく、むしろSF的な要素を排して素朴な青春ドラマに回帰したという印象。かけがえのない出会いや人生への愛惜というテーマは基本的に変わっていない。それだけ原作の物語が普遍的だという証なのだろうし、はじめてこの物語に触れる世代にはこの内容でも十分なのでしょう。ただ、年寄り側の立場からいえば、もうすこし驚かせてほしかったというのが正直な感想です。 ひたすらタイムリープを繰り返すだけの展開はやや退屈で、やはり叔母の芳山和子の過去や、彼女が修復していた絵画の謎に踏み込む展開が見たかった。「もう一人の男子」(本作では津田功介)の役割も十分に効果的とは言いがたい。作画についても、物語についても、可もなく不可もなしといった出来。 【まいか】さん [地上波(邦画)] 6点(2022-07-02 00:46:06) |
26.みんな、青春してたね。三人とも楽しそうで羨ましい。 【センブリーヌ】さん [インターネット(邦画)] 6点(2021-06-11 23:14:41) |
25.《ネタバレ》 時をかける少女というより恋はデジャブに近い気がしました。 話や演出はウマイなーと思わせる場面がいくつかあったんですが。 決定的にキャラクターのノリが好きになれませんでした。 掛け合いも不自然さが目立つ。 【CBパークビュー】さん [地上波(邦画)] 6点(2015-09-14 06:58:40) |
24.《ネタバレ》 なかなか良かったけど、高校生のやりとり(馴れ合い)がベッタベタ。爽快さを押し出してはいるけど、ムズムズするというか腹が立つというか。 タイムリープ能力を得た活発系女子高生が、最初は能力を使って遊びまくるけど、だんだん問題が出てきて、最終的にはタイムリープ能力についても原因が分かって意外な人物がキーパーソンだった……みたいな。というか原作をかなりアレンジして脚色が過ぎるので、もっと短くまとめたらいいのに、と思う。魔女先生とか、サブキャラの恋とか蛇足が多い。 前半はしょうもない色恋沙汰とか、タイムスリップでワイワイやってて、後半のストーリー展開でぐっと面白さが出てくるので、原作の内容知ってたら面白さは半減します。でもオリジナルの中身もあってちょっと良かった。全体的には少しややこしい。 ちょっと声優に難あり? 主人公の一部のセリフとか泣き声とか少し聞いてられない部分があった。お風呂シーンや男二人から告られまくるのも狙ってる感じがして見ていて嫌だった。 画風も淡白で、夏のさわやか青春系というのは見る前から分かっていたので、見るまでがけっこう迷ったけど、いざ見ると期待していたよりは良かった、って感じです。若い人にはいいんじゃないですか? サマーウォーズの方が自分は良かったです。 【ラジカル】さん [地上波(邦画)] 6点(2012-07-18 15:36:29) |
23.結構評価が高くて興味もあったので鑑賞。個人的には「まあまあ」です。千昭は茶髪で今風の男の子だからかもしれないけど、声と技術にちょっと違和感あった。ちゃんとした声優さんを使って欲しかったかな。あと、主人公3人がなんで毎日放課後キャッチボールするほど仲良しなのかを描いて欲しかったかな。 【鉄仮面】さん [DVD(邦画)] 6点(2010-12-10 12:16:38) |
22.《ネタバレ》 原田知世版の『時をかける少女』に比べると、頻繁に時空を行き来するので、話が複雑で分かりづらい。 しかしその分、このアニメバージョンの方がストーリーが面白い。 そして絵風も爽やかで、個人的には好きなタイプ。 決して上手い絵とか、背景がリアルとかじゃないけど、ナチュラルな絵の感じがとても心地良かった。 一時の輝きであるはずの青春を、時をかけることによって何度となく体感できる。 実に羨ましい。 一度きりの青春じゃなくて、何度でも青春を体感できるという点において、まさに夢を実現した内容で、アニメならではの躍動感も手伝って、非常に後味の良い作品だった。 【にじばぶ】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2010-09-14 23:22:23) |
|
21.《ネタバレ》 高校生のキャラクターの優しさ、切なさ、真っ直ぐさ。その全てが汚れてしまった心に染み入ってくる。すごく生き生きと描かれたキャラクターを観て改めて自らが無駄に過ごした青春時代をすごくもったいなく感じた。その時代をわずかな時間であるとはいえ疑似体験させてくれたこの作品を生み出した全ての人々にありがとうの感謝の気持ちを送りたい。 【いっちぃ】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2009-09-14 23:17:01) |
【michell】さん [DVD(邦画)] 6点(2009-09-14 23:03:10) |
19.タイムスリップエンターテイメント。肩凝らずに観れる。 【わさび】さん [DVD(邦画)] 6点(2009-08-22 04:23:01) |
18.学生時代、恋愛の甘酸っぱさ、思い出に浸れる一本。ただ、面白くない訳ではないんだけど、ややすっきりしない終わり方ではある。 【ぐっすすっす】さん [DVD(邦画)] 6点(2008-07-31 23:58:13) |
17.わざとらしい性格のキャラクターに現実とのギャップを感じてしまう。小学生ならともかく…高校生でこれはどうよとか、現実から離れられなくて映画に乗り切れない。もはやこの手の映画に自分は乗ることが出来なくなってしまったのかと少しさびしく思ってしまった。ただ、俺がこの年代のときは外見はスッキリでも内面はグッチョリだったなぁとこんな所でカミングアウトしていったい俺はどうしようというのか。 【ちょび】さん [地上波(邦画)] 6点(2008-07-22 22:45:24) |
16.《ネタバレ》 学校生活の何気ない空気が、あまりアニメアニメしてないアニメーションで描かれていて、いかにも"青春時代"という雰囲気は最高だと思います。アニメーションのクオリティ自体も高いですし、貞本義行氏のシンプルなキャラデザインが活かされているところもいいですね。奥華子さんの歌も作品に合っていると思いました。しかし自分の場合、タイムリープのシステムについて、頭の中に「?」が浮かんでしまったので、後半はややのめり込めなくなってしまいました。他人が時間を巻き戻したら、タイムリープの回数も元に戻る…というのは、ちょっと都合がよい気がします。なので、物語は筒井康隆版のほうが好きですね。主人公が最終的に思いを寄せることになる千昭のキャラに、あまり好感を持てなかったのもマイナスです。「俺って顔は悪くないだろう?」とか自分で言うやつに、男が好感持てるわけないでしょう(笑)でも、真琴の気を引くためにそういうことまで言っちゃうのはある意味かわいいので、女性にとっては萌えキャラなのかもしれないなぁ、とも思いました。 |
15.《ネタバレ》 先入観よりよかったと思います。 原田知世世代としては主人公が駄目キャラに変貌しているのに驚かされましたが、これはタイムトラベルものというだけで全く別物ですね。 別物だけどこれはこれでいいんじゃないでしょうか。 まあ、原田知世版もかなり大林ワールドでいじられていたんでね。 でもラストのその後がちょっとしか描かれていないのはこの話の締めとしては後味悪しです。 やっぱあの切なさが忘れられないっ。 【森のpoohさん】さん [地上波(邦画)] 6点(2008-07-20 01:20:12) |
14.SF青春映画 爽やかでいいですね。絵もよい! 【東京ロッキー】さん [DVD(邦画)] 6点(2008-05-12 01:51:20) |
13.《ネタバレ》 千昭はどうして未来に戻らなくてはならなかったのか?最初から戻るつもりなら、真琴に告白することはなかっただろうに。そもそも他の子に告られて簡単に付き合っちゃうのは何故?真琴への愛はその程度?真琴も、最後のタイムリープで、どうしてあの「時点」に戻っちゃったのか?千昭にタイムリープのことを知られては、別れなくてはならないのが分かっているのに。ラストへの落とし方がどうしてもあざとく感じてしまい、素直に楽しめなかった。前評判が高かっただけに、残念。ただ、青春映画としてのフレッシュな感じは良かったです。 【フライボーイ】さん [映画館(邦画)] 6点(2008-04-02 10:51:25) |
12.自分の高校時代と環境は違うんだけど、懐かしかった。僕にもあんな時があったなとしみじみ。早く夏になんないかな~。 【マリモ125cc】さん [ビデオ(邦画)] 6点(2008-01-22 19:40:24) |