1.この映画では台詞が無いと言うより、野生の暮らしでは言葉は不要ということだと思います。世間から遠く離れた大自然では世間話という概念も無く、後継者育成の義務も無く、唯「生きること」が全て。寡黙な狩人の野生が如実に示されてるのが、馬上セックスのシーン。出合った女性を口説くでもなく、いきなりHしちゃうんだから、これはもう動物の本能です(女性の方も「野性的」だから良いですけど、文明社会ではこりゃレイプですよ)。本作の良い所は、映画を自然賛歌として作っていないこと。文明社会に生きる人間からは想像もつかないほど恐ろしいのが大自然です、6点献上。