1.売れない漫才師を渥美清が演じているが、下町に生きる男、江戸っ子の魅力あふれるこの名優が関西弁で話しているのが、どうにも、違和感が残る為に何度も観たいと思わせる物がこの作品からは感じる事が出来ず、残念です。所々で見せる渥美清にしか表現できない、他の人では表現できない演技を見る事が出来るという意味では見て損のない作品にはなってます。そういう意味での6点だけど、寅さんでしか渥美清を知らない人には強く薦める事はできません。寅さんでの渥美清しか知らない人には、同じ監督の拝啓天皇陛下様の方を強くお薦めします。