13.《ネタバレ》 ある程度の年齢の人であれば、冒頭の「いかにも80年代後半のMV」っぽいOPで大笑い。
そしてそのあとの会議の「REOスピードワゴン…」で、さらにドン!と引き込まれて冒頭から期待しちゃうわけですが、さてその頃の洋楽を知らない人が見たらこの映画はどうなんでしょうか?
トゥウイークスノーティスの監督と主演が再びタッグを組んだこの映画。
前作もそうなんですが、「そこそこ面白い」以上のものにはなっていないのが残念なところです。
個々の人間やエピソードはもっと深掘りして映画に絡める事が可能なはずで、たとえば大学教授はヒロインのトラウマキャラとして重要なはずなのに、ストーリーの中でほとんど絡んできません。
登場はしますが、有機的にストーリーに絡んでこないのです。
全編そんな感じで、底の浅いありきたりの話に終始してしまっています。
まぁそれなりに面白い映画ではありますが、あくまでも「それなり」
導入部でドン!と来た感覚で期待しちゃうとそれ以降はちょっとがっかり…な非常に惜しい映画です。