5.登場人物のそれぞれが悩みを抱えていて、それぞれに間違った道を選んでしまうわけだけど、最終的な着地点に格差があり過ぎて、ちょっと複雑な心境になった。
でも、罪と罰のバランスなんて人それぞれだろうから、これでちょうどいいと感じる人も居るのかも知れないけどね。
ほぼ解決不可能な社会問題を描いた作品なので、明確な解決策が提示されるとは思っていなかったけど、2時間無駄にしたような顛末に唖然とした。
唯一共感できたのは、ケイト・ウィンスレットがいい女という点で、これは順風満帆で何も悩みが無くても惚れてしまう。
あまり美人ではないという設定で、化粧もほどほどに普通の主婦を演じてたけど、溢れ出てくる魅力は隠し切れてなかった。
あれだけいい思いしておいて、スケボーで転んだだけで許されるとしたら、やっぱり罰が軽過ぎるな。