3.《ネタバレ》 アメリカの第7騎兵隊の最後をモチーフにして作られた話だと言う。インディアン(ネイティブアメリカン)との戦いで、中隊を全滅させた司令官の話だが、戦いが終わった後に我らのジョン・ウェインが、しれっと隊を引き継いで、彼らは隊に生きているなどと、キレイ事を言う。
先住民を殺してひどいじゃないか、とは言わない。それが人間の歴史だから。今更否定はできないし、今の時代の人が四の五の言うべきことでもない。だが、武功を焦って隊を(ほぼ)全滅させた指揮官は評価されるべきじゃないと思う。ジョン・ウェインだって、結果的に自分がインディアンを裏切ったことに対して、もっと義憤にかられて然るべきだと思うのだが。
アメリカの昔の軍の様子とか(真実であれば)貴重だが、今見ると戦闘シーンは普通の迫力だし、シャーリー・テンプルが美人という以外、あまり評価ポイントが見つからない感じ。